2018.10.01

 9月30日(日)東京・後楽園ホールにて「Krush.93」が開催された。今大会ではダブルイベントとしてライト級王者ゴンナパー・ウィラサクレックvs挑戦者・大沢文也、スーパー・ウェルター級王者ジョーダン・ピケオーvs挑戦者・和島大海の2大タイトルマッチが行われた。

 ダブルメインイベント第1試合はVS日本人無敗の王者ピケオーに日本スーパー・ウェルター級期待の新星・和島が挑んだスーパー・ウェルター級タイトルマッチ。試合は序盤から和島が堂々とピケオーと渡り合い、奥足へのローキックやヒザ蹴りでピケオーを攻め込む。しかしピケオーも多彩な攻撃のバリエーションを見せ、近距離のアッパーやヒザ蹴りを的確に当てる。判定は2-0でピケオーに軍配が上がり、ピケオーがKrush史上最多となる4度目の防衛に成功。敗れた和島の奮闘ぶりに会場からは拍手も起こった。

 また試合後にピケオーが「俺は67.5kgでも試合が出来る。みんな俺とミノルの試合を見たくないか?」とリングサイドにいた木村"フィリップ"ミノルとの対戦をアピール。木村も「ピケオー選手、いつもヤバい試合してくれて、70kgでは相手がいないので、僕自ら青コーナーを選んで試合したい」とピケオーの対戦要求を受けて立つ構えを見せた。

 ダブルメインイベント第2試合は驚異的な攻撃力で対戦相手を破壊し続けている“ムエタイ大魔神”ゴンナパーと「俺ならゴンナパーに勝てる」と語る大沢が激突。下馬評ではゴンナパー圧倒的有利の一戦だったが、1R、大沢は巧みなカウンターと距離感でゴンナパーを翻弄。2R以降は足を止めてゴンナパーと真っ向から打ち合う。

 しかしゴンナパーもパンチの打ち合いで退くことなく、パンチの中に左ミドルやローキックを織り交ぜて応戦。パワフルなパンチを大沢に打ち込んでいく。試合は大方の予想を覆す接戦となったが、ジャッジは三者とも王者ゴンナパーを支持。ゴンナパーが判定勝利による防衛が決まると、大沢はマットに泣き崩れた。

 また第5試合・第6試合では第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント一回戦のうち2試合が行われ、椿原龍矢が亀本勇翔をKO、軍司泰斗が森坂陸に判定勝ち。トーナメント準決勝で両者の対戦が決まった。

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