2018.08.19

 8月19日(日)愛知・アイリス愛知にて「Krush.92~in NAGOYA~」の一夜明け会見が行われた。

 昨日の第5試合で中国・英雄伝説アジアチャンピオンシップ64kg級王者のツイ・ジェンホイと対戦した大和哲也。今回は「K'FESTA.1」で野杁正明にKO負けしてからの再起戦で、サウスポーのジェンホイのパンチでひやりとさせられる場面もあったが、奥足ローを効かせて追い詰めると、最後は得意の左ボディを打ち込んでKO勝ちした。

 一夜明け会見で大和は「昨日は無事にKO勝利で復帰戦を収めることができて、本当に今はホッとしています。実は昨日の試合が57戦目で、40勝(30KO)になりました。その節目を名古屋の場で、また復活勝利という形で飾れたことは本当に嬉しく思っています」と復帰戦を勝利で飾ったことに安堵した様子。

 試合内容について「力んでしまってちょっと精彩を欠く試合をしてしまったんですけど、僕のスタイルはクリーンに戦って倒すというよりも、ああいう風に見ていてハラハラしながら倒すスタイル。そういう部分では良い勝ち方が出来たんじゃないかなと。もちろん試合内容に関しては反省点も色々ありますし、改善点はあるんですけど、まあ復帰戦としては盛り上がったし良かったんじゃないかなと思っています」と反省しつつ、プロとしてファンが喜ぶスリリングな試合をしたことに胸を張った。

 会見に同席した佐藤嘉洋・大会実行委員長は「今回来日した中国人選手の中で僕が一番評価しているのがツイ・ジェンホイ選手でした。ツイ選手はかなりパンチの切れもヒヤっとする場面もあったんですけど、その中で大和哲也らしいKO劇を見せてくれたんで、とても良かったと思います」とツイの実力と大和のKO勝利を評価。

「自分が引退したあと、同じ名古屋を拠点にずっとやり続けている選手として、大和哲也が自分の後を継いで同じような活躍をしてくれている。さらに僕の先を彼はどんどん進んでいくと思うし、地方在住で戦うファイターのパイオニアとしてどんどん道を切り拓いてほしい」と同郷・名古屋を拠点とする大和のさらなる活躍を願った。

 今後の目標について聞かれると大和は「Krushで復帰戦を飾ることが出来ましたが、K-1での借りはK-1でしか返せない。次回はK-1のリングに上がってしっかりと勝ち星を作って、ぜひまたK-1のベルトに挑戦したい」とK-1への再出撃、そしてベルト奪取を宣言。

 最後に「ようやく大和哲也らしい形で復活することが出来ました。まだ次戦はこれから決まると思うのですが、次戦に向けてしっかり作り上げて、狙うは一番なんで。K-1の世界一、そこを目指してまた日々精進していきますので、これからも応援よろしくお願いします」とファンに向けてメッセージを送った。

大和哲也
「愛を知る県、愛知県の日本を元気にするファイター大和哲也です。今日は夏ももう終わりかけですけど、せっかくなんで浴衣を着てきました。マネージャーからは『花火大会に行くの?』って言われたんですが、一夜明け会見のために着ました(笑)。

 昨日は無事にKO勝利で復帰戦を収めることができて、本当に今はほっとしています。実は昨日の試合で57戦目で、40勝(30KO)になりました。それは自分には凄い節目で、その節目を名古屋の場で、また復活勝利という形で飾れたことは本当に嬉しく思っています。

 中国のファイターとは初めて戦ったんですけど、凄く強いなという印象と、挑戦してくる相手の気持ちも凄い感じました。僕も海外で7回ぐらいアメリカ行ったり、ヨーロッパ行ったりしてるんですけど、やっぱり海外での試合で勝ったり負けたりして、経験を積んで強くなってきた自負があります。ツイ選手にもこういう経験を活かしてさらに強くなって、また日本で戦ってほしいな思いますし、そういうタイミングで試合を出来たのも何かの縁なのかなと。

 とにかく昨日は勝てて本当にほっとしていて、嬉しいというよりも、最近は勝つと本当にほっとしていて、ファンの方々や応援してくる方々に笑顔でありがとうございましたと言えることが凄くありがたいです。

 そしてKrushで復帰戦を飾ることが出来ましたが、どこまでいってもK-1での借りはK-1でしか返せないので、次回はK-1のリングに上がってしっかりと勝ち星を作って、ぜひまたK-1のベルトに挑戦したいなと思っています。

(今回は試合前に色んなことを試したと話していたが?)自分で言うのも何なんですけど、自分は本当に素直で馬鹿正直な人間で(苦笑)、凄くリラックスして動いているつもりだったんですけど、会長からは力み過ぎだと言われました。やっぱり敗戦からの復帰戦だったんで力んでるだなという印象が自分でもあって。

 考えてみたら計量が終わってからリカバリーしている時からせかせかしていて、凄く生き急いでるじゃないですけど、今にも戦いたいというような。若い頃の試合の前日のような気持ちがあり過ぎて、奥さんを怒らせちゃったりしました(苦笑)。でもこの復帰戦というプレッシャーだったり、試合にかける意気込みを自分の五感を通じて感じて、凄く色んなものが経験になりました。

 試合に関しては力んでしまってちょっと精彩を欠く試合をしてしまったんですけど、きっと僕のスタイルはクリーンに戦って倒すというよりも、ああいうふうに見ていてハラハラしながら倒すのが僕のスタイルじゃないかなと思うので。そういう部分では良い勝ち方が出来たんじゃないかなと。もちろん試合内容に関しては反省点も色々ありますし、改善点はあるんですけど、まあ復帰戦としては盛り上がったし良かったんじゃないかなと思っています。

(K-1 JAPAN GROUPではすべての試合がKO決着だが?)あまり意識してないですけど、基本的に自分は普通に試合をしたら倒すもんだという認識があるんで。もちろん色んなパターンを想像して試合に臨むんですけど、最終的には自分が勝つんだってイメージもありますし、それが負ける時もKOになって。

 いつも話させてもらうんですけど、やっぱり格闘技ではKOが華だと思うんで。野球で言えばホームランですし、同じようにKOで、勝っても負けても魅せるというのは、もちろん負けたくないですけど(苦笑)、格闘家としてのプロの仕事が出来てるのかなと思っています。そういう部分では良いのかなと思いますし、K-1・Krushはそういうステージですからね。大会にあった試合が出来てるんじゃないかなと思うと、そういう部分でも嬉しいというか、ほっとしているというか、これからもそういう試合をしたいなと思います。

(ファンのみなさんへメッセージは?)昨日ようやく大和哲也らしい形で復活することが出来ました。まだ次戦はこれから決まると思うのですが、次戦に向けてしっかり作り上げて、狙うは一番なんで。K-1の世界一、そこを目指してまた日々精進していきますので、これからも応援よろしくお願いします」