2018.06.29

 6月29日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホール「Krush.89」の前日計量・記者会見が行われた。

 トリプルメインイベント第1試合(第7試合)は女子アトム級王者・松下えみに挑戦者443(よしみ)が挑む女子アトム級タイトルマッチ。両者は前日会見から激しい火花を散らした。

 会見の冒頭で挑戦者の443が「このベルトが明日の夜には自分のものになると思うとワクワクして眠れそうにないです」とベルト奪取を宣言すると、王者・松下も「初の防衛戦で緊張もしてますけど、とてもリラックスして良いコンディションの中で明日は臨めます。明日の夜も自分がベルトを巻いてると確信しているので、王者として君臨できるように必ず倒します」と譲らず。

「自分が弱かったフィジカルを磨いて、松下選手の突進力にも負けないようなフィジカルを作り上げられたと思います」とフィジカル強化に手応えを感じている443に対し、松下も「フィジカルはもちろん完全に仕上げてきたので、あとは今まで出せなかった自分の本来のファイトスタイルをしっかり試合で出すことに集中してます」と仕上がりにも自信をのぞかせる。

 対戦カード発表会見や公開練習で松下のファイトスタイルを「チャンピオンにふさわしくない」と話していた443。この日の会見でもこの発言について質問を受け「そこをピックアップされ過ぎて戸惑ってはいるんですけど…(苦笑)」と前置きしつつ「Krushのルールで頭を付けて押し相撲のような試合をしてしまうのはどうかと思っている。しっかり分かりやすく相手にダメージを負わせているという試合が出来る人がチャンピオンふさわしい」と松下にきつい言葉を浴びせる。

 この発言を受けた松下は「私も自分の距離で戦いたいし、明日の試合をしっかり見ていただきたい。私が考えるチャンピオン像というのは人にあーだこーだ言うのではなく、しっかりと自分の信念を持って相手にも敬意を持っている人」と真っ向から反論した。

「3大タイトルマッチの中で一番注目度が少ないタイトルマッチかもしれませんが、ある意味予想を裏切って、しっかり良い試合にして殴り倒したい」(443)、「3大タイトルマッチというこで女子でも男子に引けを取らないバチバチの試合をして、最高の試合にしたいと思ってます」(松下)とそれぞれタイトルマッチに想いを語った両者。

 松下が持ち前のフィジカルを活かした本来のファイトスタイルで初防衛を果たすのか? それとも443が強打を発揮してベルトを奪取するのか?