2018.05.18

 5月18日(金)東京・飯田橋のホテルメトロポリタンエドモントにて、東京・後楽園ホール「Krush.88」の一夜明け会見が行われた。

 4連敗中という苦しい中で元Krushスーパー・ライト級王者・寺崎直樹と拳を交えた松下大紀。試合前には寺崎から「自分と戦うことで何かを感じてほしい」という言葉もあったが、二人は真っ向からパンチで打ち合い、最後は松下が寺崎をマットに沈めた。

 試合後には寺崎が自身のブログで引退の意思表明。松下は「寺崎さんから僕に受け継がれたものがあると思うので、今度は僕がそれを体現していく」と語った。

「とにかく勝てて良かったし、安心しています。試合が1Rで終わっちゃって、自分のスタミナが強化できているかは分からないので、これに満足せずに練習して次に挑みたいと思います。(寺崎と対戦して)試合前から戦うというより僕に対してエールを送ってくれている気もして、それがうれしかったです。そういう人と戦えることも格闘技の魅力だと思います。今回は相手を100%リスペクトしたうえでKOできたので、格闘技なりの恩返し・礼儀だと思うのでよかったと思います。

 寺崎さんはベテランの選手なので長期戦で来ると思ったんですけど、1Rから殴り合いに来てくれて、僕の土俵にあがってエールを送ってくれている気がしました。いい意味で寺崎さんの魂を受け継いで、ここからいくしかないなと思います。

(復活の手応えは?)もしかしたら倒してテンションが上がってるだけかもしれないし、3Rまでいったらスタミナが持ったかどうか分からないです。次の試合もすぐに組んでもらって、次の試合で強くなったところを証明したいです。ただ相手のパンチはしっかり見えていたし、効いた攻撃もなかったので動きはよくなっていると思います。

(これからの目標は?)一回勝っただけでベルトとは言いたくないので、一戦ずつ勝ち続けて最終的にベルトまでいければいいなと思います。(試合後に寺崎とは話した?)言葉で話すというより『おめでとう』と声をかけられて『ありがとうございました』というやりとりがありました。言葉よりも試合で会話しました。もし寺崎さんが引退されるなら、僕としては最後の相手になることを光栄に思います。

 あと『K-STYLES』のコラムで今回の試合のことを記事にしてもらっていて、梶原龍児さんから寺崎さん、そして寺崎さんから僕に受け継がれているものがあると思うので、それを僕が体現していくしかないなと思います」

 ただ連敗を脱出しただけでなく、元王者・寺崎から“Krush魂”を受け継いだ松下。ここからの巻き返しに期待だ。