2018.05.16

 5月16日(水)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホール「Krush.88」の前日計量・記者会見が行われた。

 明日のメインイベントで第4代女子フライ級王者として初防衛戦を迎えるKANA。「K'FESTA.1」3.21さいたま大会出場から2カ月弱という短い間隔での試合となったが「集中を切らさずに練習しているので状態はいいと思います」と仕上がりは万全で「チャンピオンとして圧倒的に勝つことがチャンピオンのマナーだと思うので、明日はKOで終わらせます」と力強く挨拶する。

 挑戦者のキム・タウンセンドは10歳で空手、14歳からムエタイを続けている“豪州のムエタイ5冠王”で、KANAも「格闘技歴が長くてキャリアが豊富な選手というのが第一印象です。色んな引き出しがあって、色んなことが出来る選手だと思います」とタウンセンドのキャリアを警戒。

 そのうえで「昨日の公開練習を見てもしっかり仕上げてきている印象だったので、明日の試合がさらに楽しみになりました。自分は相手がどんな戦い方をしてきても対応できるように練習してきましたし、いつも無我夢中で倒しに行こうとして冷静さを失うので、相手の動きを見て隙があれば1Rから倒しに行きたいと思います」と冷静さを持って倒しに行くと語った。

 すでに第2代女子フライ王者として防衛戦を経験しているKANAは「ベルトを防衛することの難しさは身に染みている」としつつ「このベルトの価値を高めるために、ベルトを守り続けることが自分の仕事。防衛は最低条件で、どんどんベルトの価値を上げていきたいと思います」と試合内容も伴った王座防衛を己に課している。

 一方、Krush初参戦で王座挑戦にチャンスが巡ってきたタウンセンドは「コンディションも気持ちも準備は万端なので、早く試合がしたい」と臨戦態勢。「今日KANAを直接見たけれど、彼女も他の選手と同じ人間。今までは自分より背が高い相手とやることが多かったから、自分と同じサイズのKANAと戦うのは楽だと思う」とKANAを目の前にしても臆することなく「Krushのベルトを目の前で見ると気持ちがたかぶる。私がオーストラリアにKrushのベルトを持って帰る」と王座奪取に向けて闘志を燃やした。

 会見後の写真撮影が終わると、がっちりと握手を交わして健闘を誓い合ったKANAとタウンセンド。最後にベルトを巻いているのは王者KANAか? それとも挑戦者タウンセンドか?