2018.03.31

 4月22日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.87」の[Krush -58kg Fight/3分3R・延長1R]で神戸翔太と対戦する伊澤波人のインタビューを公開!

──昨年9月にK-1で武居由樹選手に敗れたあと、格闘技を続けるかどうかを悩んでいた時期があったそうですね。

「武居選手に負けて限界かなと思ったんですよね。僕は30戦以上やっているんですけど、中国でベルトも獲ることができたし、武居選手の時はK-1チャンピオンと試合できるということで、本当に最高の状態に仕上げて、一番強い自分で戦いました。それでああいうKO負けをしてしまって…負けた直後は悔しかったんですけど、悔しかったのは本当に試合直後だけで。1~2分経ったら涙も出なくてなって、すっきりした気分になったんですよね。それで『俺、よく頑張ったわ』と思っちゃって、もう戦えないなという気持ちになっていました」

──武居戦後は格闘技から離れた生活を送っていたのですか?

「空手の先生になる準備をしていたので、空手の指導はしていましたけど、自分の練習は一切していなかったです。やっぱり選手として試合をやる気がないと、厳しい練習をやろうとは思えなかったですね」

──では空手道場の準備をしながら、暇がある時は友達と遊んでという生活だったのですか?

「はい。朝まで飲んだり、次の日も連続で飲んだり…いつ寝てるのか分からないぐらい遊びました(笑)。僕は子供の頃から格闘技をやっていて、基本的にずっと練習と節制した生活を送っていたので、ほとんど友達と遊ぶこともなかったんですよね。だから今まで会えなかった友達と会って遊んで、最初のうちはめちゃくちゃ楽しくて最高だなと思っていました」

──そういった生活を送る一方、SNSなどでKRESTの仲間たちの活躍を見ていると格闘技が恋しくなってきた、と。

「自分でも本当にびっくりしました。仲間たちのSNSを見ていると段々と寂しくなってきちゃって…。そう思っている時期に応援してもらっている人から『空手の試合は出ないの? 空手の試合があるなら見に行くから教えてよ』と言われて、それが凄く心に響いたんですよね。空手の試合まで見に来てくれる人がいるんだなって。それだけ応援されているんだったら、また(試合を)やりたくなってきちゃって……それで次の日ぐらいに(KREST代表・渡辺)雅和さんに連絡しました。今は自分が好きでやってる、自分が格闘技が好きだからやってるという感じで、充実して練習できてますね」

──改めて自分が格闘技を好きなことを再確認しましたか?

「そうですね。あとは今年の1月から空手の道場を始めて、そこでの収入が増えることになって、練習に費やせる時間が増えたんですよね。そういう面でも練習は今までよりも充実して出来てます」

──そして今大会では神戸翔太選手と対戦が決まりました。神戸選手も伊澤選手と同じ復帰戦という形の試合です。神戸選手にはどんな印象を持っていますか?

「もともと神戸選手は階級も上(※神戸=58kg、伊澤=55kg)でしたし、僕はあまり他の人の試合を見ないんですよ。だから強い選手なんだろうなということが頭にあるだけで、そこまで印象という印象はないですね。今回は相手が誰であろうが、とりあえず自分の試合をするということが大切だと思っています。神戸選手はもともと(伊澤が負けた)武居選手のジムにいた選手なんで、そういう面では負けた分をやり返したいなって想いはあります」

──これからの選手としての目標を聞かせてもらえますか?

「ベルトをもう一本獲ることですね。ただそれだけの目標のために僕は毎日練習しているので、もう一本ベルトを獲るために頑張ります」

──それでは最後にファンの皆さんにメッセージをいただけますか?

「今、試合に向けて毎日厳しい練習をしているので、今回は変わった姿を見せられると思います。今まで出せなかった蹴り技もどんどん出していけると思うので、期待していてください!」