2018.03.06

 3月6日(火)東京・新宿区にあるGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、4月22日(日)東京・後楽園ホール「Krush.87」の追加対戦カードが発表された。

 -58kg Fightで新たなスタートを切る神戸翔太と伊澤波人の一戦が決まった。神戸はKrush-58kgのトップファイターとして活躍し、武尊・小澤海斗とKrush王座を争ったこともある実力者。2016年11月の初代K-1フェザー級王座決定トーナメントを最後にリングから遠ざかっていたが、約1年5カ月ぶりの復帰戦が決まった。(※なお今回より神戸は自らが経営するジムNEOKICK所属として出場。会見に同席した宮田充K-1プロデューサーは、復帰前に所属していたPOWER OF DREAMサイドとはそれぞれで話し合い、今回の復帰に至ったと説明)

 対戦相手の伊澤も昨年9月のK-1さいたま大会で武居由樹に敗れて以来、約7カ月ぶりのリング。神戸ほどのブランクこそないものの「武居選手に負けたあと、しばらくは格闘技から離れた日々を過ごしていた」と、こちらも復帰戦の意味合いの強い試合となる。また試合から離れている間、両者ともに自分のジム・道場で指導をする立場になり、新たなスタートを切るもの同士の一戦となった。

 会見に揃って出席した両者は復帰を決意した理由や今の試合に対するモチベーションを話し、新たに始まる格闘家としてのキャリアについて語った。

神戸翔太
「みなさん、お久しぶりです。約1年半ぶりに帰ってきた神戸翔太です。今回の復帰を快く受け入れてくれた宮田(充)プロデューサーをはじめ、関係者のみなさんに感謝しています。そして10代の頃から自分を育ててくれた(POWER OF DREAMの)古川会長、そして木倉マネージャーにも感謝しています。自分は気分屋なので試合をしたくなったから試合をする。それが復帰の理由です。こんな勝手な自分ですが、よかったら応援してください。
(復帰を決めた理由について)一度復帰の話をもらって、それからオファーをいただいて、色々と悩んだんですけど、悩むくらいならやろうと思いました。Twitterの紹介文は“元K-1ファイター”になっていますが“現役”に直しておこうと思います(笑)。格闘家としてリングに戻ることは大変で、実際に勝負できるか不安だったんですけど、これからは自分で目標や目的を決めてやっていきたいと思います。
(自身のジム=NEOKICKについて)自分が経営しているのはフィットネスが主のキックボクシングジムで、ダイエット目的の女性を中心に格闘技を教えています。ジムというよりもお店という感じで、ビジネスとして取り組ませてもらっています。(対戦相手の印象は?)ローキックがしつこそうで、組み付いた時に(伊澤が)やる踵で蹴るローキックみたいなものは禁止にならないかなと思います(苦笑)。
 今回は新しい環境・体制になって最初の試合です。ずっと自分は東京・足立区を拠点にやってきて、たくさんお世話になってきた人たちがいます。そういう人たちにがっかりさせる試合はしたくないし、みなさんには生まれ変わった姿を見せたいです。僕のことを忘れちゃった人もいると思うので、潜在意識の中で僕の存在を蘇らせたいと思います」

伊澤波人
「僕も7カ月ぶりの試合ですが、試合が決まったことがうれしくて、早く試合がしたくてたまらないです。(昨年9月以降はどう過ごしていた?)僕は今まで一度も倒されて負けたことがなかったのですが、武居選手に倒されてしまって本当に落ち込んで、一カ月ほどフラフラして格闘技から離れていました。僕は6歳で格闘技を始めて、20年間近く一カ月も練習を休むことがなかったので、その期間は友達と遊んでいました。

 でもSNSでKRESTのメンバーが練習や試合をしている姿を見ていたら、段々と格闘技をやりたくなってきて(渡辺)雅和代表に相談したところ、また自分のことを受け入れてもらって練習させてもらっています。僕も今年1月から茅ヶ崎で空手の道場を始めて、指導はめちゃめちゃ上手だと思うのでぜひ来てください(笑)。
(今回から階級を上げることになったが?)筋トレをしていたら身体が大きくなって減量がきつくなってきていました。このまま-55kgで試合をしていると、試合当日も調子が悪くなると思って、一階級上げた方が調子がよくなると思いました。階級を上げたら自分の得意な蹴り技がバンバン出せるようになると思うので、今回は蹴りまくります。
(対戦相手の印象は?)僕よりも年齢が一個下なんですけど貫禄があるので…怖いです(苦笑)ファイターとしては。パンチが上手くて、KRESTのみんなからは『(神戸とやるのは)きつそう』と言われています…。とにかく僕は頑張るしかないので頑張ります。

(今後の目標は?)試合まで一カ月ちょっと毎日毎日必死に練習して、最高の姿を見せられるように頑張ります。今回いい試合をして勝って、ここから勝ち続けてもう一本ベルトを獲りたいです。僕はベルトを二本肩にかけることに憧れているので、とにかくベルトが欲しいです。試合当日はみなさんに変わった自分を見せられると思うので、お楽しみにしていてください」
 若くしてプロデビューし、この試合で新たな第一歩を踏み出す神戸と伊澤。様々な経験を経て、どんな試合を繰り広げるのか楽しみな一戦だ。