2018.01.26

 1月26日(金)東京・新宿区のGENスポーツパレスにて、東京・後楽園ホール「Krush.84」の前日計量・記者会見が行われた。

 明日のメインイベント(第8試合)は王者ジョーダン・ピケオーvs挑戦者・山内佑太郎のKrush-70kgタイトルマッチ。VS日本人無敗を誇り、今回が3度目の防衛戦となるピケオーは「明日のためにハードな練習をやってきて、準備はできている。山内はいい選手だと思うけど、俺と戦うには年を取りすぎていると思う。明日はスパーリングみたいな試合になるだろうね」と余裕たっぷり。

 昨日40歳の誕生日を迎えた山内に対して「40歳で戦えることはすごいことだと思う。明日はリングの上で俺のコンビネーションのすべてをプレゼントしてあげるよ」と不敵に語り「俺はMike's Gymで世界のベストファイターたちと日々練習している。それと比べれば対戦相手のキャリアや経験は全く関係ない。山内のような日本のレジェンド的な選手と戦えることは光栄だけど、絶対にベルトを渡さない」と王座防衛に向けて絶対の自信をのぞかせた。

 一方の山内は「明日はすごく強いチャンピオンのジョーダン・ピケオー選手に山内佑太郎の経験・技術・今まで培ったものがどこまで通用するか。色んな意味ですべてを楽しんで戦いたいと思います。そして試合が終わった時にみんなと笑顔になれたらいいなと思います」と挨拶。

 ピケオーの一連の発言については「おっしゃる通りというか、若くて強い選手に年を取った僕が挑戦することは事実なので言い返すこともないです」と話し「そのうえで僕がどれだけできるかの試合だと思っているので、ピケオー選手への尊敬は変わりません。怒りも全くありません。逆に『挑戦を受けてありがとうございます。おっちゃん、頑張ります』って感じです」と感情的になることはない。

「昨日(誕生日)は練習が終わって身体のケアをずっと続けて、身体にご褒美をあげていました。ベルトを巻いてみんなに会いに行けたら最高の誕生日・最高の40歳になると思います。頭の中にはポジティブな考えを持っているので、今はベルトを獲ってワイワイ騒ぐことを考えています」とKrushのベルトと共に最高の誕生日を迎えるつもりだ。

 質疑応答が一通り終わり、山内は「明日は山内佑太郎の集大成をお見せできると思います。勝負なので勝ち負けはついちゃいますけど、僕はいつも自分の全てを出すことを目標にやっているので、いつもと変わらず全力で戦います」とファンにメッセージ。続いてピケオーがマイクを持つと「山内、もし俺に勝つことが出来たら君はKrushのチャンピオンだ。逆にもし俺に負けたら引退した方がいいんじゃないか? 明日の試合は怪我なく終わることはないよ。俺に負けたら引退するか?」とまさかの引退勧告を突きつける。

 これを受けて山内は「色んなところで(引退のことを)言われますけど、僕は特に考えていなくて、35歳を超えてからは常に(引退する)覚悟を持ってやっています。人間なので試合が終わった瞬間、どんな気持ちになっているかは分からないので、とにかく明日は全力を出して戦います。(進退は)明日の結果次第で決めます」と返し、ピケオーも「OK、分かった。俺は1RからKOを狙って全力で行くよ」とマイクを締めた。

 フォトセッション後は握手をかわして健闘を誓い合ったピケオーと山内。果たして明日のリング上ではどんな結末が待っているのか?

 

選手登録