2017.12.14

 12月14日(木)東京・HALEO表参道にて、1月27日(土)東京・後楽園ホール「Krush.84」の[Krush-70kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者ジョーダン・ピケオーと対戦する挑戦者・山内佑太郎が公開練習を行った。

 9月の後楽園大会で約2年ぶりの復帰戦を勝利で飾り、王者ピケオーに挑戦するチャンスを掴んだ山内。公開練習では3分1Rのミット打ちを披露し、パンチ・ミドル・ヒザ蹴りとバランスよく攻撃を繰り出していった。

 現在、山内が練習の拠点しているのがHALEO表参道だ。「表参道が出来るまではキックボクシングの練習にそこまで重点を置いて出来ていなかった」という状況だったが、HALEO表参道のスタートともに練習環境も変わり「今はここで対人練習や基本のミットやサンドバックが出来るようになって、自分の底上げになっているかなと思います」。

 また立ち技ファイターだけでなく、総合格闘家と練習を共にすることも多く「キックとは違うテクニックがあるので、いい部分を吸収して自分の動きに変換して、新しいことが出来るようになっているのかなと思います」と技の引き出しも増えている。

 王者ピケオーはVS日本人無敗を誇る、まさにKrush-70kgの最強王者だ。山内も「アグレッシブでパワフルで気持ちも強い。真っ当にぶつかり合ったら敵わないと思う」と警戒している。

 その上で山内は「ピケオーの隙を突くというかピケオーの頭にないようなことをして、チャンスを作っていけたらなと思います。明確にピケオーの隙がここというのはないですけど、アグレッシブでパワフルな分、隙はできやすい。それはピケオーに限らずですけど、そこでカウンターを合わせられたらなと思います」とピケオー攻略の糸口を見出している。

 山内がKrush-70kgのタイトルに絡むのは今回で4度目。「集大成」という言葉を使う一方で「重苦しいことを言うのではなく、18年間やってきたことを楽しみながら全て出したい」と続けた。

「(今回のタイトル挑戦が)集大成だなということは感じています。僕も今回でタイトル挑戦が4回目で、初代王座決定トーナメントの時からKrush-70kgのベルトが欲しいと言い続けてきたので、次にすべてをかけますとか重苦しいことを言うよりは、18年間格闘技をやってきて、それを楽しみながらすべてを出せたら…というのが理想です。

(ここで格闘技を)辞める・辞めないは明言できませんが、40歳になれば勝敗に限らず1戦1戦そういう意味合いを持って試合に向かうんじゃないかなと思います。まだ練習でやってきて本番で出来ないことが山のようにあるので、頑張って練習してきたことをみんなに見せたいというのが一番ですね」

 12月の後楽園大会では後輩の牧平圭太が平山迅に勝利して-67kg次期挑戦権を獲得。来年2月に-67kg王者・塚越仁志の持つタイトルに挑戦することが決まった。HALEO TOP TEAMとして1月・2月にKrushのベルトを巻くチャンスが訪れた。山内は牧平と2人でタイトルを巻くことへの想いも語った。

「HALEOに2人でお世話になる時から、一緒にKrushのチャンピオンになろうなと言っていて、あいつ(牧平)がチャンピオンになって、僕はチャンピオンになることが出来ませんでした。1月・2月に勝てば2人でベルトを巻ける絶好のチャンスなので、僕も勝ちたいし、あいつにも勝ってほしいです。僕はあまり後輩とは飲みに行かないんですけど、2人で祝杯をあげられたらなと思います」

 最後に山内は「山内佑太郎の集大成。相手は最強のチャンピオンですけど、自分のすべてを出せるように戦うので応援していただけたらなと思います」とファンにメッセージ。格闘技人生をかけた大勝負、山内はKrush-70kg王座としてベルトを巻くことが出来るか?

 

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