2017.11.14

 11月14日(火)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、Krush 2018年シリーズ開幕戦「Krush.84」1月27日(土)後楽園ホール大会の第1弾・対戦カードが発表された。

 2018年シリーズの開幕戦で王者ジョーダン・ピケオーと挑戦者・山内佑太郎による-70kgタイトルマッチが決まった。ピケオーは昨年4月に中島弘貴に勝利して、第4代王座を獲得。その後は山崎陽一、廣野祐に勝利して王座を防衛し、今回が3度目の防衛戦となる。

 対する山内は9月のKrush後楽園大会で約2年ぶりの復帰戦を行い、小鉄との一戦に勝利。VS日本人無敗の王者ピケオーに挑むことになる。これまで山内は2011年の初代王座決定トーナメント決勝を含め、これまでKrush-70kg王座には3度挑戦しているものの、いずれも王座獲得ならず。今回は4度目の挑戦で悲願のKrush王座を狙う。また山内は大会2日前の1月25日に40歳の誕生日を迎え、40歳という節目の年齢での大一番となった。

 会見ではピケオーの「山内はベテランでタフな選手だが、警戒するほどではない。俺は壮絶なKOで沈めるつもりだから、もう二度とリングに戻れないと思っていた方がいい。今回も俺が真のチャンピオンであることを証明する」というコメントが読み上げられ、続いて山内がタイトル挑戦が決まった時の心境、そして打倒ピケオーへの想いを語った。

「この話をいただいた時、正直びっくりしました。復帰2戦目でビッグチャンスをいただいて、びっくりしたのと同時に(タイトル挑戦が)来たな、と。僕は2011年に初代王座決定トーナメントの決勝で健太選手に負けてから、このベルトが欲しいと思って、絶対にこのベルトを獲ろうと決めていました。回数的に(タイトル挑戦)は4回目ですけど、諦めなければ俺じゃないというのがあるので、またここまで来れて良かったです。(ピケオーは)最強のチャンピオンだと思います。40歳になって挑戦するのが感慨深いし、ここでベルトを獲ったらかっこいいいと思うので、色々な想いを乗せて戦いたいと思います。

(ピケオーの印象は?)とにかく強いし、手足が長い上にパワフルでアグレッシブで穴がない選手かなと思います。僕はピケオーの日本での試合をほとんど生で見ているんですけど、ゾクゾクするような、リングで向かい合ったら怖いだろうなと思って見ていました。どの試合もハズレがないというか強い選手だと思います。(6月のK-1でのチンギス・アラゾフ戦は見た?)左をもらう以外はほぼ互角に見えたので、二人ともバケモノだなと思いました。

(試合に向けてのコンディションは?)40歳でタイトル挑戦ということで、色々な調整で準備してきたんですけど、今回は不思議な感じです。いつも通りの練習をしているのですが、体力・スピード・スタミナは若い選手には適いません。でも僕にはテクニックがあるし、経験を抜かれることはないので、その経験をどう活用して試合できるかに照準を置いています。だからある意味、今の自分が一番強いと思います。己を知っておごることなく、すべてを出してピケオーに挑戦したいと思います」

 会見に同席した宮田充K-1プロデューサーは「元王者の中島くんが年内は休養中で、12月のK-1 SURVIVAL WARSで日菜太vs廣野祐が行われる中、ピケオー選手の防衛戦のスケジュールを考えた時に、ここは山内くんの一発勝負かな、と。ここまで中島・山崎・廣野がピケオーに敗れている中で、山内くんが挑んだらもしかしたら…と感じた部分があってオファーしました。山内くんの一発勝負にかけるところを見てほしい」と試合の見どころを語る。

 これを受けて再びマイクを持った山内は「僕は全日本キックでデビューして早い時期にベルトを巻いて、他の団体のベルトも巻いて、チャンピオンでいる期間が長い選手でした。でも2011年7月にKrushの初代王座決定トーナメント決勝で負けて、初めて(タイトル獲得に)失敗して、すごく悔しかった半面、挑戦する快感というか楽しい想いも出てきて、絶対に意地でもKrurshのベルトを獲ってやるぞという想いが生まれて、そこからずっと諦めきれない想いがありました。このタイミングで最強のチャンピオンに挑戦することになって、ありがちな言葉ですけど気合いは入っています」とKrush王座への想いを熱弁。

「ピケオーとやるにあたって、9割9分の人が難しいと思っていると思うんですけど、僕はそういう試合をたくさんやってきました。そういう試合だから奇跡というか『山内、勝っちゃった!』みたいなことがあると思うので、みなさんにはヒヤヒヤしながらワクワクもしながら応援していただけたら力になります」とファンにメッセージを送った。

 ベテラン山内がVS日本人無敗の最強王者ピケオーからベルトを獲ることが出来るか?

 

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