2017.07.10

 7月10日(月)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、9月8日(金)東京・後楽園ホール「Krush.80」の追加対戦カードが発表された。

 先日の記者会見で2015年8月以来のKrush復帰が発表されていた登坂匠(※匠から改名)。復帰戦の相手はKrush-55kg戦線で活躍し、4月の第2代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントのリザーブファイトにも抜擢された鈴木優也に決まった。登坂と鈴木は2013年に行われたWILDRUSHリーグで対戦経験があり、この時は登坂がKO勝利を収めている。

 復帰戦が鈴木との再戦になった登坂は「僕も復帰戦ですし、2013年のWILDRUSHリーグでやった時は僕がKOで勝っているけど、あれから4年も経っているので関係ないと思います」とキッパリ。「僕がブランクを作っている間に鈴木選手はいい試合をしているので、今回は下剋上のつもりで戦って倒す姿を見せます」とリベンジを受ける立場ではなく、挑む立場の試合だと続ける。

 質疑応答で登坂は現在の仕上がりについて「僕は2年間ブランクがあったんですけど、ずっと練習やトレーニングは続けていたし、スパーリングもやっていました。試合ほど成長できる機会はないけど、僕も3週間前に表参道にHALEOのジムが出来て、そこで山内(佑太郎)さんや牧平(圭太)さんたちと練習しています」と不安要素はなし。

 ジムがオープンして約3週間「毎日ボコられて、最初はやられて悔しくて涙も出てきた」という登坂だが「三崎(和雄)さんからは『この3週間でも成長している』と言ってもらえて、自分でも強くなっているののが分かります。ここからどんどん強くなると思うので、当日は最高のパフォーマンスができるんじゃないかなと思います。試合まで2カ月ありますけど、ここからさらに仕上がると思っています」と己の成長に手応えを感じている。

 また試合から遠ざかっている間に恵比寿のボクシングジム K's BOXでパンチ技術にも磨きをかけ「僕はボクシングが上手いと言われていましたが、ボクシングにはまって練習していると僕のボクシングは全然ヘタクソで、パンチの部分でも成長できる部分がありました。そこと蹴りを合わせれば新しいスタイルが見せられると思いますと手応えを感じている」とファイトスタイムについても“新生・登坂匠”を見せると誓った。

 対する鈴木は「僕は4年前に登坂選手に負けたことがずっと心に残っていて、毎日あの敗戦を忘れられなかったです。KOで負けているので、KOで借りを返すことは決めています」とKOでのリベンジを宣言。

「今回再戦が決まって、何度もタイトルマッチを経験している登坂選手にKOで勝って、-55kg王者の寺戸伸近選手に挑戦したいと思います。実戦ほど強くなるチャンスはないと思うし、僕はこの2年戦い続けてきて強くなりました。登坂選手の踏み台になる気はさらさらないので、登坂選手をKOしてタイトルマッチにいきます」と登坂戦の先に-55kg王座挑戦も見据えている。

 約2年ぶりのリングで登坂が新たな姿を見せるか? それとも鈴木がリベンジを果たして王座挑戦に前進するか?

 

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