「Krush.138」6.17(金)後楽園<インタビュー>兼田将暉「相手の良さを潰して、一撃で倒せる技を身につける。Krush仕様の兼田将暉のスタイルを見せたいです」
――Krush初参戦となった1月の後楽園大会では龍斗選手から判定勝利を収めました。
「初めてのKrushの試合で緊張していました。実力を100%出せずに終わってしまったと思います」
――Krushというイベントにはどんな印象を持っていましたか?
「同門の石田勝希が出ていた頃から見ていた大会で、初めて東京で格闘技の試合を見たのもKrushだったんですよ。そういう意味ではずっと見てきた大会・特別な大会ですね」
――これまで戦ってきた大会とKrushで、会場の雰囲気など違いはありましたか?
「やっぱり特別な感じはありましたね。ダウンやKOを狙っていたのですが、そこまでいくことができなかったので、次からはKrushらしい試合をしたいです」
――組みが一切禁止されたK-1・Krushルールはいかがでしたか?
「今までワンキャッチ・ワンアタックのルールで試合することが多くて、長い距離で戦ってきたんですね。K-1ルールをやるうえで近い距離で打ち合う練習やスピードをつける練習をしていました」
――試合では兼田選手のテクニックが光っていましたが、自分の技術・テクニックには自信がありますか?
「テクニックもそうなんですけど、僕はジュニアの頃から格闘技をやってきて、相手のいいところを潰しつつ、自分の長所を出す戦い方が特徴だと思っています。ここからは、その上で一撃でも倒せる技を身につけて、面白い展開を作れるようになりたいです」
――対戦相手の林選手の印象は?
「とにかく打ち合いが強い印象です。今までは自分よりも背が大きい相手とやることが多かったのですが、林選手は自分と身長が変わらないので噛み合う試合になると思います」
――これからの目標を聞かせてください。
「いつかはK-1にも出たいですが、今はKrushでチャンピオンになることが目標です」
――その目標に向けて、どんな試合をしたいですか?
「自分から攻撃して、圧倒して倒す試合をしたいです。Krush仕様の兼田将暉のスタイルを見せたいです」