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「Krush.137」5.21(土)後楽園<インタビュー>大田拓真「K-1・Krushという新しい世界に飛び込む気持ち。自分の技やスタイルで、"大田拓真"という名前をもっと知ってもらいたい」

 5月21日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.137」の[Krushフェザー級/3分3R・延長1R]で佑典と対戦する大田拓真のインタビューを公開!

――今回K-1 JAPAN GROUP初参戦が決まりました。改めて参戦を決めた理由を教えてください。

「2月に弟(一航)がK-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントに出て、結果は残念だったのですが、すごく面白い大会だなと思いました。僕はずっとムエタイをやってきてベルトも獲って、もっと自分の名前を売りたい・色んな人に知ってもらいたいと思い、K-1ルールに挑戦したいと思いました」

――K-1・Krushの大会や試合にはどんな印象を持っていましたか?

「自分が出る大会として考えていなかったので、正直印象はなかったです。僕はずっとムエタイルールでやってきて、ムエタイとK-1は別競技だと思っているので、自分とは違う世界の大会だと思っていました」

――2月に一航選手のセコンドについて会場や試合の雰囲気はどう感じましたか?

「ムエタイは技を見せ合う競技で、K-1は倒し合う競技なので、試合も完全に別物だと思いました。選手たちもみんな『倒してやる!』というつもりで戦っていて、一航が負けたあとに皆で『試合に向かう気持ちが違う』という話をしました。どちらがどうということではなく、K-1はK-1で面白いものだと感じますし、ムエタイで実績があるからといってそう簡単にK-1では勝てないと思っています」

――K-1ルールに向けて、どんなことを意識して練習をしていますか?

「ムエタイで培ったものを残しつつ、デビュー戦のつもりでやります。ムエタイの蹴りはK-1ルールでも使えると思うので、そこにプラスしてパンチをいかに当てていくか。展開もスピーディで気持ちが前に出る試合になるだろうし、手数も多くなると思うので、色んな部分でK-1仕様に仕上げます」

――対戦相手の佑典選手にはどんな印象を持っていますか?

「倒して勝っている印象が強いですが、ガツガツいくスタイルではないかなと思います。強引に倒すのではなく、パンチが伸びて、当てるのが上手い選手だと思います」

――記者会見では謙虚な発言を繰り返す大田選手に対して、佑典選手から「それじゃあ僕には勝てへん」「もっと気合いを入れてこい」「どこか怪我をさせるか、失神させるか。どちらかで終わらせる」という挑発的な言葉もありました。それを聞いて率直にどう思いましたか?

「『ああ言われてるなぁ』『怖いなぁ』くらいにしか思わなかったです(苦笑)。オラオラしている選手は見ていて面白いと思いますが、僕は僕のスタイルがあるので、このままの謙虚な感じでいこうと思います」

――Krush初参戦で自分のどこをアピールしたいですか?

「さっきの話にも通じることですが、僕はキャラや言葉で盛り上げるタイプではないので、今まで培ってきた技やスタイルで魅せたいですね。新しい世界に飛び込む・挑戦する自分を見てもらいたいです。あとはムエタイをやってきたので蹴りですね。強いタイ人の選手が試合で蹴った時に会場がどよめくじゃないですか。ああいう蹴りを自分も出したいですし、ムエタイ仕込みの蹴りを使って倒して勝つところを見せたいです」
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