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「Krush.136」4.30(土)後楽園 執念のライト級タイトルマッチ!王者・瓦田脩二「相手の足にしがみついてでも勝つ」vs 挑戦者・大沢文也「とにかく、ただただ本当にKrushのベルトがほしい」

 4月29日(金・祝)都内・GSPにて、開催を明日に控えた「Krush.136」後楽園ホール大会の前日計量と記者会見が行なわれた。
 
 メインイベントでKrushライト級タイトルマッチを戦う王者・瓦田脩二と挑戦者・大沢文也は二人とも無事に計量をパス。揃って記者会見に臨んだ。二人が対戦するのは2020年12月K-1両国国技館大会以来、約1年5カ月ぶり2度目となる。舞台もK-1からKrush、そしてシチュエーションもKrushのタイトルマッチとなっての再戦だ。
 
 王者の瓦田の前回の試合は、今年2月のK-1東京体育館大会での篠原悠人戦に敗れてしまっている。捲土重来を期する今回のタイトルマッチだが、会見に同席したKrush EVANGELISTの石川直生さんからは、「前回K-1での敗戦を経て、さらなる意識改革をして試合に臨んでくれると思う。王者としての務めをしっかり果たした上で、この階級の絶対王者に近づいていく瓦田選手に期待しています」とハッパをかけられていた。
 
 瓦田も旧知の間柄である大沢を前にしても終始厳しい表情。私情を捨てて、「何がなんでも、相手の足にしがみついてでも勝とうと思っています」とベルトの死守に力を注ぐ。
 
 
 対する大沢は、石川さんに「大沢選手がKrushのタイトルに挑戦したのが約10年前。僕も現役でしたけど、その大沢選手も明日で50戦目。ラストチャンスの意気込みで臨んでるってことにKrushの歴史を感じています」と紹介されても、「Krushの歴史とかは関係ないです。とにかくただただ本当に欲しい、このKrushのチャンピオンベルトが」ときっぱり。
 
 1年5カ月前の試合では瓦田に敗れているが、ここ2カ月は自身のスタイルを捨てて、足を止めて打ち合う練習に費やしてきた。「倒しに行きます。僕らしくない試合で挑みます」と、スタイルチェンジまでした執念で、悲願の初戴冠を目指す。
瓦田脩二
「明日の4月30日に全てを集中させて、この一戦に臨みたいと思います。是非応援よろしくお願いします。(タイトルマッチに向けて、どんなことを意識して調整してきた?)相手どうこうと言うより、自分に打ち克つように自分自身との毎日の戦いでかなり追い込んできました。調子もどうかは分からないですけど、明日はいい調子で試合が出来るように今までやってきたんで全力で臨みたいと思います。
 
(1年5カ月ぶり、そして舞台もシチュエーションも変わっての再戦ということで、前回の結果を踏まえてどんな勝ち方をしたい?)自分らしさを全開で出して、前に前にドンドン攻撃して、アグレッシブに攻めて行きたいと思っています。(ベルトへの想いは?)今、このKrushのベルトは自分の全てだと思ってますし、キャリアはそんなに長くないかもしれないですけど、このベルトを一つ獲るために本当に遠回りして、勝っても勝ってもなかなか見えずに、8連勝してやっと獲れたベルトなんで、何がなんでも、相手の足にしがみついてでも勝とうと思っています。
 
(大沢は打ち合いに行くと宣言しているが、その想いを正面から受け止める?)もちろん打ち合いに来てくれるなら、こちらも打ち合いますし、アウトボクシングにしても自分は倒しに行きますし、どうしても変わらないですね。自分はガンガン前に行くしか考えてないんで。(ファンの皆さんへのメッセージは?)何があろうがこのベルトは放さないんで、明日は注目していてください」
大沢文也
「脩二とは1年5カ月前に試合しているんですけど、この1年5カ月で僕の技術は伸びてません。1年5カ月前と全く変わらないです。スタミナとパワーと気持ちが凄いつきました。そこの部分を見せたいです。必ず勝ちます。(タイトルマッチに向けて、どんなことを意識して調整してきた?)階級が上の選手で、長身の選手とかパワーある選手、あと総合の選手とかでパワーがあって前にガンガン来る選手とやって。
 
 で、今回、トレーナーには練習の時から足使うなと言われていたので、スパーリングとかで。だから、足使ったスパーリングはここ2カ月で2回ぐらいしかしてないですね。ここ2カ月は全部前に出る、足止めて打ち合う練習をやってきました。
 
(1年5カ月ぶり、そして舞台もシチュエーションも変わっての再戦ということで、前回の結果を踏まえてどんな勝ち方をしたい?)僕は見てるお客さんとかが思うような、らしくない僕を見せられたらなって思います。倒しに行きます。僕らしくない試合で挑みます。(ベルトへの想いは?)さっき石川さんが言ってた通り、僕が初めてKrushのタイトルマッチに挑戦したのが10年前で。10年前に初めて挑戦して、10年経ってまだベルトも巻けてなくて、それで脩二は自分のジムの代表の梶原龍児さんが獲ったのが11年前なんで、お互いに思い入れが凄くあると思うんですけど、この間の記者会見でも言ったんですけど、本当にそういうのは関係ないんで。Krushの歴史とか。
 
 とにかくただただ本当に欲しい、このKrushのチャンピオンベルトが。それだけ。で、その対戦相手が脩二ってことが、そこには凄く思うことがあります。そこに思い入れがあります。(今までにないぐらいの自信があるようだが、その根拠となるものは?)今回、バカじゃねえのっていうぐらい練習したんですよ。こう見えて、意外とちゃんと練習するんですけど、本当に毎日逃げ出したくなるぐらい練習して、本当に強い選手ともスパーとかも、ドンドン地方にわざわざスパーリングしに行ったり。まあ、当たり前なのかもしれないけど、努力は自信っていう感じですね。この努力が自信に変わってる感じです。
 
(ファンの皆さんへのメッセージは?)明日は何がなんでも、何がなんでも、絶対にチャンピオンになります。必ずあのベルトを僕が巻きます、必ず。皆さん、明日は期待しててください。応援よろしくお願いします」
 
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