2022.02.21

 2月21日(月)都内にて、優弥道場の山本優弥代表とその弟で所属選手の山本直樹が会見を実施。直樹が3月よりK-1ジム五反田チームキングスに移籍することを発表した。

 優弥道場がオープンして5年。格闘家だった兄を頼って上京し、道場で指導をしながらKrushやK-1のリングで戦ってきた直樹だが、「ずっとそばで助けててもらっててちょっと甘えが出てたところもあったと自分の中で思ってるので、他の所で自立してもっともっと成長したいと思って移籍を決めました」と移籍を決断。K-1ジム五反田には兄の伝手もあって出稽古に行っており、「行ったら勉強になることばっかりでそこに行けば自分がもっともっと強くなれるなと思いました」と移籍先に選んだ。

 弟から移籍の相談を受けた優弥さんは、「守破離という言葉が好きで、まずは教えを守って、次は他の所でこういうのがあるんだっていうのを見つけてもらいたくて、最後は離れていく。これが自然の流れで。もちろん僕の所にいても直樹は努力家だし、僕も日々勉強しているしチャンピオンになる自信はあるけど、人間としてもっと自分の人生を楽しむために、ここでこの決断をするのは僕はさすがだなというか、嬉しいなという気持ちです」と、兄として快く送り出すことにした。

 もっともこれで優弥道場の選手と直樹が対戦する可能性も出てきたわけだが、「絶対嫌だ! そういうの好きそうだけど(笑)。さすがに嫌かな。敵ですけど、兄弟だし、ストーリー的には面白いけど、わざわざそれは嫌だ」と、こちらには拒絶反応。

 一方の直樹は「自分はずっと一緒に練習させてもらっている立場だったんでしたくはないですけど」と断りを入れつつ、「もし組まれたら愛情もってボコボコにしたいと思います(笑)。それぐらい出来るまでレベルアップしておきます」と、リング上での兄への恩返しも考えている様子だった。

「兄貴にずっと教えてもらったことを土台にしてというか、兄貴は兄貴にしか分からないことがあるし、それを全部教えてもらっているつもりなんで、それを土台にしてもう一皮二皮、キングスのほうでトップの選手と戦って自分のものにして、もっともっと上を目指して強くなりたいと思います」と、移籍をきっかけにさらなる飛躍を誓う直樹。

 兄の元を離れてもKrush、K-1のチャンピオンになるという目標に変わりはない。「今までありがとうございました。これからもまだ会うし、ベルトを獲ったら一番に見せに行くんで」と近い将来、大きく成長した姿を兄に見せることを約束していた。

山本優弥
「この度、優弥道場所属で頑張ってきた山本直樹選手の移籍が決定しました。移籍先はK-1ジム五反田チームキングスになります。尾崎圭司代表のほうとはお話をして移籍が決まりました。僕の弟なんですけど、2017年の5月に優弥道場がオープンして、次の3月1日で5年になるんですね。約5年間、一緒に頑張ってきました。僕自身も代表として足りないところ、直樹も選手として足りないところ、お互いに努力して埋め合いながら今までやってきました。おかげさまでタイトルマッチを直樹自身もさせていただくことになったりとか、こうやって会見を開いていただいたり兄弟で取り扱ってくれたからだと思うんですけど、これが普通じゃないことも分かっているんで幸せに思っています。自信を持って、誇りを持って送り出せること、ファンの皆さん、関わってくれた皆さんに感謝しています。

(移籍の相談をされた時はどう思った?)自分が先生になりたかったので道場を始めることになって、直樹にもコミュニケーションを取りながら指導をしてもらい、道場の仕組みが作れてきたのは直樹がいたからなので、自立していってくれるのはお父さんでもお母さんでもない、お兄さんですよ(笑)。なんか嬉しい気持ちです。僕自身、守破離という言葉が好きで、まずは教えを守って、次は他の所でこういうのがあるんだっていうのを見つけてもらいたくて、最後は離れていく。これが自然の流れで。もちろん僕の所にいても直樹は努力家だし、僕も日々勉強しているしチャンピオンになる自信はあるけど、人間としてもっと自分の人生を楽しむために、ここでこの決断をするのは僕はさすがだなというか、嬉しいなという気持ちです。

(いずれ優弥道場の選手と直樹選手が戦うことになる可能性もあるが、その時はどうする?)絶対嫌だ! そういうの好きそうだけど(笑)。さすがに嫌かな。敵ですけど、兄弟だし、ストーリー的には面白いけど、わざわざそれは嫌だ。でもなったら近い人、仲間は仲間なんで、そういう気持ちはさておきサポートはしますけど。でも、先に行くと思いますよね。まだ先日試合させてもらった目黒翔大や水津空良、櫻井梨華子、ああいう子たちが追いつけるレベルにはいないと。まあないかなと思っています。

(今後期待したいことは?)僕自身もトレーナーの勉強、選手としていろんな所に出稽古に行ったりが意外となくて、今の立場でもしたいぐらいなんで、僕は2~3年経った時ぐらいから移籍を勧めてて。そういう気持ちが僕にはあるのでいろんなことを学んでもらいたいし、僕の指導方法としてコーチングなので一緒に学びながら、失敗もしながら何戦かしたら成績も出てくるようなことも分かってて指導していて。元々直樹は運動能力も高くて、これは普通に行けるなと。後は気持ち、精神面。そこもあるなと。柔軟性がなかったので、今は足が凄い高い所まで上がるような蹴りがたくさん出来ますよ、これはあったほうがいいんですね。

 元々体が柔らかい人間よりも硬いところから努力して柔らかくなった人間のほうがアスリートとして成功しやすいので、そこがフィジカル? 思った時に思ったように動く体っていうところに選手の皆さんを持っていきたいので、そこがだいぶ出来るようになったし、後はリング上で向かい合ってしか分からないことがあるので、これからたくさん経験して覚えていって、いつか言葉にして教えてもらえたら、なんか楽しそうな話が出来そうな気がします。

(最後に一言)優弥道場所属の山本直樹をここまで応援してくださった皆様、ありがとうございました。皆さんがいたから直樹も僕自身も成長してここまで来ることが出来ました。この先、山本直樹はK-1ジム五反田チームキングスに移籍して頑張りますけど、今まで優弥道場で得たものをたくさん活かして頑張ってくれると思うので、是非皆様応援よろしくお願いします。今日はありがとうございました」

山本直樹
「このような場を作ってくれたK-1関係者の皆さん、ありがとうございます。2022年3月からK-1ジム五反田チームキングスに移籍させていただきます。チームキングスの尾崎代表、秋元トレーナー、選手の皆様、受け入れてくださり本当にありがとうございます。優弥道場の代表の兄貴のおかげでこっちに出てこれて、何も分からないまま出てこれて、兄貴のおかげでここまでこれたと思っています。感謝してもしきれません。ありがとうございます。

(移籍した理由は?)ずっと兄貴のそばで甘えてたというか、ずっとそばで助けててもらっててちょっと甘えが出てたところもあったと自分の中で思ってるので、それを自立しようかなというか、他の所で自立してもっともっと成長したいと思って移籍を決めました。(五反田を選んだ理由は?)試合が決まって、兄貴のおかげで五反田のほうに出稽古に行かせててもらって、トップ選手が集まってるチームキングスで玖村兄弟、松岡力選手、秋元トレーナーがいる場所で一緒に戦わせてもらってて、技をたくさんいろんなものがあって凄いな、盗みたいなと思って。で、また次の週に行ったら上を越されてて、どうやったらこんなに強くなれるんだろうと思って、行ったら勉強になることばっかりでそこに行けば自分がもっともっと強くなれるなと思いました。

(いずれ優弥道場の選手と直樹選手が戦うことになる可能性もあるが、その時はどうする?)自分はずっと一緒に練習させてもらっている立場だったんでしたくはないですけど、もし組まれたら愛情もってボコボコにしたいと思います(笑)。それぐらい出来るまでレベルアップしておきます。(これからどうなっていきたい?)兄貴にずっと教えてもらったことを土台にしてというか、兄貴は兄貴にしか分からないことがあるし、それを全部教えてもらっているつもりなんで、それを土台にしてもう一皮二皮、キングスのほうでトップの選手と戦って自分のものにして、もっともっと上を目指して強くなりたいと思います。

(最後に一言)今までありがとうございました。これからもまだ会うし、ベルトを獲ったら一番に見せに行くんで。これからチームキングスでベルトを獲るためにまだ生きていくんで、これからも応援よろしくお願いします」

 

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