2021.10.11

 6月7日に広島・東区光町にオープンしたK-1ジム光町。ジムの代表を務めるのは、エクササイズ目的のジム運営の経験があり、K-1ジムのフランチャイズ制度を知って出店を決めたという川森寛代表だ。9月18日にはK-1スーパー・フェザー級・武尊のセミナーも開催し「少しでもK-1を身近に感じてもらいたかった」という川森代表。なぜK-1ジム光町をオープンすることになったのか、そしてK-1への想いを語ってもらった。

――K-1ジム光町は6月7日にオープンしたフランチャイズジムで、9月18日に武尊選手のセミナーも開催されました。まず武尊選手のセミナーをやろうと思ったきっかけはなんですか?

「こうして広島にK-1ジムを作ることになり、少しでもK-1を身近に感じてもらいたかったことが一番の理由ですね」

――今回のセミナーはジム会員が対象のものだったとお聞きしています。

「どうしてもコロナ禍でのセミナー開催で、大々的に参加者を集めることが難しい状況でしたので、ジムの会員さんのみ、それも選手希望の選手のみに案内したんです。定員も限られたなかでのセミナーでしたが、呼びかけの連絡を入れたら、すぐに『参加したいです!』という返事でいっぱいになりました」

――セミナーの内容は実戦的なものが多かったのですか?

「そうですね。武尊選手が大岩龍矢選手と一緒に来てくれて、2人で実戦的なテクニックを実演ありで説明してもらえたので、参加者にとってはとても有意義なものだったと思います。ただ武尊選手と触れ合う機会なんて滅多にないので、みんなめちゃくちゃ緊張してましたね(笑)」

――会員さんにとっても貴重な体験になったようですね。改めてK-1ジム光町設立の経緯についても聞かせてください。川森代表がK-1ジム光町を立ち上げようと思ったのはなぜですか?

「地方から本格的にK-1を目指すジムを作りたいと思ったのが一番ですね。少しずつ中四国にも格闘技のジムが増えているのですが、K-1ジムはなくて。だったら僕がK-1ジムを立ち上げて、中四国の選手たちにチャンスを作って、いずれは中四国からK-1チャンピオンを輩出したいと思いました」

――川森代表は以前から格闘技に興味があったのですか?

「もともと僕自身が格闘技をやっていて、2年ほどエクササイズ中心のジムを運営していたのですが、いつかは格闘技のためのジムをやりたいと思っていたんですね。選手を育てて、活躍する場を作りたいな、と」

――ジムの数が増えてきたとはいえ、関東に比べるとジムの数は少ないですか?

「そうだと思います。先ほどお話した通り、中四国にもジムが増えてはいるのですが、関東よりも少ないと思いますし、関東ほど練習環境が整っているジムも少ないというのが現状です。例えばキッズ・ジュニアで才能がある選手が、高校を卒業するまでは地元のジムで練習して、卒業後に上京して関東のジムに入って本格的にプロを目指すというパターンが多いんですね。僕はそれだとワンテンポ遅いというか、今は高校生からプロで活躍する選手たちも多いので、僕らとしても高校生の間に練習できる場所を作って、高校生のうちからプロで戦える環境を作ってあげたい。上京しなくてもプロのトップを目指す環境を整えてあげたいと思ったときに、ジムをやるのが一番いいと思いました」

――色々な選択肢があるなかで「K-1ジム」を出すという道を選んだ理由はなんでしょうか?

「やはり“K-1”という名前には誰もが知っているブランド力がありますし、ジムを出すのであればK-1ジムをやりたい、広島からK-1ファイターを輩出したいと思いました。それでK-1ジムにフランチャイズ制度があることを知り、フランチャイズ店としてK-1ジムを出すことになりました」


――K-1 JAPAN GROUPが掲げる“100年続くK-1”というコンセプトやアマチュア・ジム展開についてはどうお考えですか?

「過去のK-1は一つのプロイベントでしたが、今のK-1はK-1という括りのなかでプロ・アマチュア・ジム…と色々な形があり、携わる人によってそれぞれのK-1がありますよね。日本にも色々な立ち技格闘技がありますが、そこまで網羅して全国展開しているのはK-1が一番だと思うので、このまま続いていけばK-1ジムからアマチュアに出る選手が増えて、全国でアマチュア大会が開かれて、そこからデビューした選手たちでプロイベントを開催できるようになると思います。それがK-1 JAPAN GROUPの強みであり、良さだと思います」

――川森代表はジム展開を含めて、中四国でどんな活動をしていきたいと思っていますか?

「直近の目標としては、K-1ジム光町でアマチュア選手を育成し、広島でK-1アマチュアを開催していきたいです。今はK-1アマチュアに出るためにも県外まで出ていかなければいけないので、ジムでの選手育成だけでなく定期的にアマチュア大会を開催して選手を育てていきたいです。中四国以外の地域にもK-1ジムが増えてK-1アマチュアが開催されるようになってほしいですし、ジムを拠点にアマチュア大会・プロ大会まで開催できる体制を作り、K-1という競技を確立させて、そこからK-1チャンピオンになる選手を創っていきたいです」

 

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