2021.09.25

 9月25日(土)都内にて、昨日後楽園ホールで開催された「Krush.129」の一夜明け会見が行われた。

 7月から開催されている第6代Krushライト級王座決定トーナメントの準決勝でミャンマーラウェイの南雲大輝と対戦した瓦田脩二は、3Rに左フック、右アッパーを炸裂させてKO勝利。メインイベントの決勝では弘輝に勝利した里見柚己と対戦。2Rに三日月蹴りでダウンを奪うものの、3Rに左のクロスカウンターでダウンを奪い返される苦しい展開となったが、最後まで戦い抜き2-0で判定勝利を収めた。

 1日2試合の激闘を制して、悲願のKrushライト級チャンピオンになった瓦田は、「自分だけの力だったらダウンを奪い返された場面で気持ちが折れそうだったんですけど、それ以上に周りの方の応援と今までやってきたことを出そうということで、最終的にこのベルトが獲れて最高の一日になりました」と、一夜明けての感想をコメント。「もうニヤつきが止まらないような感じですね」と喜びを噛み締めていた。
 瓦田はこのトーナメントが始まるまではK-1のリングも含めて5連勝を記録。その実力と戦績により戦前から優勝候補にも名前を上げられていた。そのため普段の試合では感じないプレッシャーも、「今まで以上に格闘技のことを考えてましたし、夢の中で何回も起きてって感じだったんで」と、今回は初めて強烈に感じていたという。

 しかし、プレッシャーを乗り越えてのトーナメント制覇。試合後にはその解放感からかリング上で涙も流した。また、このKrushライト級王座の初代王者はジムの梶原龍児代表だ。「控室に帰った後に龍児さんがベルトを見ながら、『久しぶりだな』って嬉しそうな顔をしてたから、それは自分も嬉しかったですね」と、師匠への恩返しもでき、喜びもひとしおという様子だった。

 Krushのベルトを獲ったものの、瓦田にはさらにその先の目標もある。「自分がこのKrushやK-1の強さを世界で見せられるような選手になりたいなというのはありますね。K-1、Krushの選手として、いろんなアウェイの地に行ってやってみたいなっていう気持ちもあります」と、今後の目標として海外での試合への意欲を語った。

 もちろんK-1ライト級王座も視野に入ってきている。昨日の大会は現K-1ライト級王者の朝久泰央がABEMAのゲスト解説を務めていたが、試合後にはリングに上がって、将来的な対戦の可能性も口にしていた。当然、瓦田もやる気満々。

 しかし「自分が成長できれば来年頭にはもうやりたいなと思っていますし、本当はすぐにでもって言いたいんですけど、今回の試合でも反省点があるんで、そこを練習でしっかり克服して、完璧に自分しかいないだろうという状態でやるのもいいかなと思っています」と、さらに実力をグレードアップさせて、来たるべき日に備えたい意向のようだ。

「このベルトと一緒に成長していきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」と、チャンピオンになったばかりだが、早速次なる目標に向けてのアップを開始する。

瓦田脩二
「昨日は応援ありがとうございました。みんなのおかげでギリギリの試合でしたけど、最終的にベルトを獲ることができました。自分だけの力だったら最後に1回ダウンを奪い返された場面で気持ちが折れそうだったんですけど、それ以上に周りの方の応援と今までやってきたことを出そうということで、最終的にこのベルトが獲れて最高の一日になりました。

(映像を見ていたらトーナメントを振り返っての感想は?)嬉しいんですけど、まだまだ課題点も多いですし、逆にいいところも試合の中で出ましたし、人生の中で1日に2回試合するのは初めてだったんで、それもいい経験だったかなと思います。(一夜明けて手元にベルトがある心境は?)もうニヤつきが止まらないような感じですね。(周囲の反応は?)全然今までより反応は良かったというか、いろんな方から連絡をいただいて。(ベルトは抱いて寝た?)枕元に置いて、ショーケースの一番上だけをデビューした時からずっと空けておいて、そこに入れたかったんで、今日帰って入れようかなと思いました。(朝起きてベルトを見た時はどんな感情だった?)寝てないです(笑)。

(試合後はどう過ごしていた?)試合終わって、応援してくれている方に食事に連れて行ってもらって、いろんな方から連絡が来てたんで、それを一つずつ返してっていう感じですね。(一番嬉しかった言葉や心に残った言葉は?)一番嬉しかったのは応援してくれる方はもちろんですけど、一緒にセコンドに就いていてくれた後輩たちが自分のことのように喜んでくれて、それが言葉に表せないですけど、めちゃくちゃ涙が出そうなぐらい嬉しかったっていう感じですかね。

(実際にリング上で涙を流していたがどんな感情だった?)苦しかったなっていう感じですかね(笑)。(それは練習が?)練習も毎日、今まで以上に格闘技のことを考えてましたし、マイクでも言ったんですけど、プレッシャーとか本当に感じないんですけど、初めて感じて、夢の中で何回も起きてって感じだったんで、そこから解放されたっていうか、それで涙が出てきたんですかね? 分からないです。(梶原代表とはどんな会話をした?)龍児さんもあんな状態だったんで特に言葉はあれですけど、控室に帰った後に龍児さんがベルトを見ながら、『久しぶりだな』って嬉しそうな顔をしてたから、それは自分も嬉しかったですね。

(どういうチャンピオンになっていきたい?)もちろんこのベルトと一緒にドンドン成長していきたいですし、世界の頂点を目指していきたいんです。あと自分の中で朝久選手のお兄ちゃん(朝久裕貴)が中国の武林風でベルトを獲ったみたいに、いろんな世界で戦っている選手はあまりいないと思うんで、自分がこのKrushやK-1の強さを世界で見せられるような選手になりたいなというのはありますね。(海外に出て敵地で勝ちたい?)K-1・Krushの選手として、いろんなアウェイの地に行ってやってみたいなっていう気持ちもあります。それが叶うならいろんなところに行って試合をやりたいです。

(試合後にK-1ライト級王者の朝久選手と対峙したが、何か会話を交わした?)いや特に直接っていうのはないんですけど、お互い藤原敏男さんの関係で一緒に食事したこともあって、地元も同じ福岡でいろんな接点があって、何度か連絡を取ったこともあります。昔から強い選手だと思ってたんで、自分の中ではいつかはもっと強くなって試合をしたいっていうのはありますね。(『待ってます』と言われていたが、最短でどれぐらいでたどり着きたい?)自分が成長できれば来年頭にはもうやりたいなと思っていますし、本当はすぐにでもって言いたいんですけど、今回の試合でも反省点があるんで、そこを練習でしっかり克服して、完璧に自分しかいないだろうという状態でやるのもいいかなと思っています。

(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。ここまで結構遠回りして、満足いかない時もあったんですけど、こうやってKrushのベルトを手にすることができて、本当に嬉しく思っています。ずっと応援し続けてくれる人には感謝しかないですし、これからもこのベルトと一緒に成長していきたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします。ありがとうございました」

 

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