2021.08.22

 8月22日(日)都内にて「Krush.128」後楽園大会の一夜明け会見および「Krush.130」10.31(日)後楽園大会の記者会見が行なわれた。

 会見には昨日の大会からスタートした第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントの一回戦を勝ち抜いた鬼山桃太朗、内田晶、黒田勇斗、璃明武の4選手が出席。昨日の一回戦の試合を振り返りつつ、準決勝と決勝が行なわれるワンデートーナメントに向けて意気込みを語った。

 準決勝の第1試合は鬼山vs内田の顔合わせ。鬼山は一回戦でプロデビューから3戦負けなしの新鋭・愛瑠斗と激突。終始プレッシャーをかけ続けて圧倒し、判定勝利を飾った。

「10月はもっとレベルアップして、次はワンデートーナメントなんで2試合倒し切る力をつけて、2試合ともKOしてベルトを巻きたいと思います」と、準決勝への意気込みを語った鬼山。次の対戦相手の内田について、「何でもできる選手かなっていう印象ですね」と評価したが、「ちょうど赤髪なんで赤鬼になるんですかね? 赤鬼退治のつもりで行こうと思います」と今回できなかったKOでの勝利も宣言した。

「チャンピオンになったら(地元の)岡山駅に桃太郎像があるんですけど、そこでベルトを巻いてインスタ映えを狙いたいですね(笑)」というささやかな希望を持つ鬼山。「Krushのチャンピオンに相応しい倒せるチャンピオンになりたいと思っているので、倒せる力を練習で身につけたいなと思います」と、さらなるパワーアップを図って決勝トーナメントへ臨む。

 対する内田は優勝候補の一角とも言われていた小倉尚也に判定で競り勝った。下馬評を覆す勝利に「SNSでも見ててムカつくコメントとかもあったんで、絶対見返してやるという気持ちで勝ちました」と、持ち前の反骨心が勝利に結びついたようだ。「この4人の中では自分が一番評価が低いと思うので、それも全部ひっくり返したいです」と、決勝トーナメントでもさらなる番狂わせを起こすべく、静かに燃えている。

 目標は変わらず東北在住者初のKrush王者と地元・宮城県仙台市でのKrush開催だ。「仙台でKrushをやってもらえるように、自分がチャンピオンになります」とダブルでの目標実現に向けて意気込んでいた。

 もう一つの準決勝は黒田vs璃明武。黒田は強打の小巻海斗と一回戦を戦い、接戦を展開。延長までもつれ込んだが、判定で勝利を手にした。これまではあと一歩のところで勝利を逃すことが多かった黒田だが、成長の跡を見せるかのような接戦を制しての勝利。しかし、「内容は全然納得いってなくて課題がたくさん見つかる試合でもあったんで、次までにもっとレベルを上げて、チャンピオンになってベルトを巻きたいと思います」と本人はまだまだ満足していない様子で、さらなるレベルアップを誓っていた。

 決勝ではアマチュア時代に一度戦ったことのある鬼山との対戦を希望。「チャンピオンになったら常にベルトを持ち歩きたいなと思っています」という可愛らしい希望も口にしていたが、「今までやってきたことを形にするためにもどうしてもこのベルトを獲りたいと思います」と、K-1バンタム級日本最強決定トーナメントを制した弟の斗真に続くトーナメント制覇を誓う。

 一方の璃明武は、一回戦の相手の吉岡ビギンの計量オーバーにより、試合前に準決勝進出が決定。ワンマッチに変更されながらの試合となったが、元Krushバンタム級王者の吉岡を「何もさせずに完封できた」と自画自賛する内容で判定勝利を収めた。

「試合の時は自分のやることをやるだけなんで、自分の気持ちは全く何も変わらなかったですね」と変則的な試合にも動じることがなかったという璃明武。「2試合勝てば自然とベルトも獲れると思うので、特にベルトに対する想いっていうのは正直ないですね」と、あと2試合でベルトが届く位置まで来ても平常心を保つ。

「チャンピオンになっても、その後も新しい目標、その先を自分は見ている」と、本人にとってはKrushのベルトはその先の目標へのワンステップ。「チャンピオンになるつもりで毎日過ごしている」と、王座戴冠に向けて自信を漲らせていた。

鬼山桃太朗
「昨日は一回戦を無事に勝ったんで、10月はもっとレベルアップして、次はワンデートーナメントなんで2試合倒し切る力をつけて、昨日はKOできなかったんで、2試合ともKOしてベルトを巻きたいと思います。(準決勝の対戦相手の印象は?)何でもできる選手かなっていう印象ですね。(決勝で戦いたい相手は?)どっちとやりたいとかっていう希望はないんですけど、黒田選手がやりたいって言ってくれたので、僕も黒田選手とやりたいなと思います。

(ベルトに対する想いは?)いざ一回戦勝って、目の前にベルトがあるんですけど、巻きたいなってめちゃめちゃ思いますね。(一回戦ということでいつもの試合と違う気持ちはあった?)僕も昨日勝たないと何も始まらないと思ったんで、みんなと同じ気持ちですかね。(次は何鬼退治?)ちょうど赤髪なんで赤鬼になるんですかね? 赤鬼退治のつもりで行こうと思います。

(昨日の試合では圧力が強くなったことを感じたが、自分で特に成長を感じた部分は?)冷静にできるようになったかなと思います。冷静になりすぎて逆にいつもだったら行っていたところが行けなかったりとか、そういうところがあったんで、次までには修正したいなとは思いました。(次の試合に向けていつぐらいから練習を再開して、どんなことに取り組んでいきたい?)KRESTは月曜休みなんで火曜日から練習再開したいと思います。昨日の修正点とかいろいろ修正していきながら、Krushのチャンピオンに相応しい倒せるチャンピオンになりたいと思っているので、倒せる力を練習で身につけたいなと思います。

(チャンピオンになったら一番何をしたい?)チャンピオンになったら岡山駅に桃太郎像があるんですけど、そこでベルトを巻いてインスタ映えを狙いたいですね(笑)。その後、金鬼退治(3月に敗れている金子晃大へのリベンジ)しに行きたいなと思います。(ファンの皆さんへのメッセージは?)次、10月31日、2試合KOして、自分がKrushのチャンピオンになるんで、応援よろしくお願いします」

内田晶
「昨日は小倉選手に勝てて、下馬評を覆せたんで良かったなと思います。10月はトーナメントが2試合あるんで、自分も2試合勝ち切るつもりで練習を頑張ります。(準決勝の対戦相手の印象は?)パンチ力が結構ある選手だなと思います。(決勝で戦いたい相手は?)何回も言っているんですけど、隣りにいる璃明武選手には凄いKO負けしているのでやり返したいっていう気持ちはあります。(ベルトに対する想いは?)このトーナメントが決まってから気持ちはずっと変わらないですし、東北在住初のチャンピオンに自分がなります。

(下馬評を覆しての勝利はどういう気持ち?)正直、SNSでも見ててムカつくコメントとかもあったんで、絶対見返してやるという気持ちで勝ちました。まあ、終わった話なんでまた次を見て頑張ります。(一回戦ということでいつもの試合と違う気持ちはあった?)優勝候補の一人だったんで、意地でも勝ちたいなと思って頑張りました。(赤鬼退治と言われたが?)自分、昔話とか全然分からないんで、なんとも思わないです(苦笑)。(カウンター待ちの作戦が見事だったが、今後もあのスタイルは貫く?)カウンターを狙って戦っている気は全然なくて、体が勝手に反応した結果がカウンターに繋がってるかなとは思います。

(次の試合に向けていつぐらいから練習を再開して、どんなことに取り組んでいきたい?)自分も明日から宮城に戻って練習したいなと思っています。鬼退治されないように頑張ります。(チャンピオンになったら一番何をしたい?)ずっと言っているんですけど、仙台でKrushをやってもらえるように、自分がチャンピオンになります。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援ありがとうございました。一回戦勝ちましたけど、それでもこの4人の中では自分が一番評価が低いと思うので、それも全部ひっくり返したいです」

黒田勇斗
「内容は全然納得いってなくて課題がたくさん見つかる試合でもあったんで、次までにもっとレベルを上げて、チャンピオンになってベルトを巻きたいと思います。(準決勝の対戦相手の印象は?)凄くクレバーな選手で前の手でコントロールするのが凄く巧い選手だなと思いました。次までに準備して、勝てるように頑張ります。(決勝で戦いたい相手は?)僕は鬼山選手とやりたいなと思っています。実はアマチュアの時に1回対戦していて、プロでやったら面白いんじゃないかなと思うんで、やりたいなと思います。

(ベルトに対する想いは?)ベルトはずっと目標にしてきたんで、今までやってきたことを形にするためにもどうしてもこのベルトを獲りたいと思います。(一回戦ということでいつもの試合と違う気持ちはあった?)ここを勝たないと意味がないと思ってたんで、今回はトーナメントというよりかはワンマッチだと思って、この試合に勝てばトーナメントへの出場権が得られると思って、絶対に勝とうと思ってやりました。

(試合後、弟はどんな感想を言っていた?)途中ちょっと悪かったところもあったって言われたんですけど、いいところもあったとは言われました。(弟が出場したトーナメントを見て、さらに今回は自分が経験してみて感じたことは?)今回はワンマッチやったんで、トーナメントの過酷さは次やってみないと分からないんですけど、実力もそうだし、2試合戦えるスタミナとメンタルをしっかり強化していきたいなと思います。

(次の試合に向けていつぐらいから練習を再開して、どんなことに取り組んでいきたい?)練習は水曜日からフィジカルが入っているんで、水曜日からスタートしていきたいなと思っています。目指しているのはKrushのベルトなんで、しっかり次までに倒せるように実力も上げて、パンチもそうですけど蹴りも全体的にレベルを上げていけるようにやっていきたいと思います。

(チャンピオンになったら一番何をしたい?)チャンピオンベルトを獲って、お世話になっている人にしっかり恩返しをしたいなと思います。チャンピオンになったら常にベルトを持ち歩きたいなと思っています。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援していただいた皆さん、ありがとうございました。次の相手は一番の強敵やと思うんですけど、次までにしっかり準備してあと2つ勝って、必ずベルトを獲って皆さんをビックリさせたいと思うんで、応援よろしくお願いします」

璃明武
「まず昨日は応援ありがとうございました。元チャンピオン相手に何もさせずに完封できたので、昨日は良かったかなと思います。10月31日は2試合あるので、2試合ともKOで自分がチャンピオンになりたいと思います。(準決勝の対戦相手の印象は?)この階級では長身で、自分も身長は高いほうなんですけど、自分よりさらに高くてリーチが長くて、パンチも蹴りも巧くて、凄くバランスのいい強い選手だなと思います。(決勝で戦いたい相手は?)内田選手とは1回試合をしているんですけど、上がって来てくれるならやりたいかなと思うんですけど、鬼山選手は凄くいい選手だと思いますし、昨日の試合もあるのでどっちが来るか分からないので、どっちが来ても大丈夫なように準備したいと思います。

(ベルトに対する想いは?)あと2つなんですけど、しっかり2試合勝たなきゃいけないので、ベルトに対する想いというよりは、2試合勝てば自然とベルトも獲れると思っています。(一回戦ということでいつもの試合と違う気持ちはあった?)自分はちょっと相手の計量オーバーの件があって、変則的な形になったんですけど、逆に負けて今日の会見に出るわけにはいかないなと思ったんで、違うプレッシャーはあったんですけど、オーバーしている相手に負けるわけにもいかないので、絶対勝たないといけないなと思って、違う意味のプレッシャーはあったんですけど、それも楽しめたから良かったかなと思います。

(相手の計量オーバーで、トーナメント一回戦ではなくなった。精神的な部分での影響は?)それは全くないですね。相手が計量オーバーしたんですけど、試合にムカつく感情は必要ないと思っているんで。試合の時は自分のやることをやるだけなんで、自分の気持ちは全く何も変わらなかったですね。(万全な状態の吉岡選手とやりたい?)それはないです。昨日は1ポイントマイナスだったと思うんですけど、それがなくても自分が完封できたと思うので、自分がこれからチャンピオンになって上に行くんで、上がってくればやろうかなという感じです。

(次の試合に向けていつぐらいから練習を再開して、どんなことに取り組んでいきたい?)今日は1日休んで、明日から練習を再開しようと思っています。まあ対戦相手も決まったので、対戦相手の対策をしっかりするのと1日2試合、ワンデートーナメントはプロになって初めてなので、KOできるほうが2試合目は楽にできるのかなと思うので、そういうところもしっかり考えながらやっていきたいと思います。

(チャンピオンになったら一番何をしたい?)チャンピオンになっても、その後も新しい目標、その先を自分は見ているので、チャンピオンになったからっていうのは正直考えてないですね。チャンピオンになってもまたその次に向けてっていう感じですね。チャンピオンになるつもりで毎日過ごしているので、特に変わらないかなって思いますね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)昨日は応援本当にありがとうございました。10月31日までにしっかりさらに強くなって、10月31日は必ず自分がチャンピオンになるので、また応援よろしくお願いします」

 

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