2021.08.06

 宮城・鷹虎ジムにて、8月21日(土)東京・後楽園ホール「Krush.128」の[第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント・一回戦(2)/3分3R・延長1R]で小倉尚也と対戦する内田晶が公開練習を行った。

 現在空位になっているKrushスーパー・バンタム級王座をかけてスタートする第7代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメント。内田は出場オファーを受けた時の心境を「負けが続いていたので、チャンスをいただけて感謝しています」と振り返り、降って沸いた王座奪取のチャンスに喜びの声を上げた。

 前戦は今年5月の「Krush.125」。K-1 JAPAN GROUP参戦以来引き分け1つを挟んで4連敗と苦境に立たされていた内田だが、緊急参戦した試合で三井大揮をKOし、グループ初勝利を上げた。この勝利がトーナメント参戦へのチャンスを引き寄せる形となり「あの時はリラックスして試合に入れました。楽しんで試合が出来たし、その結果として勝てて良かった」と、気負わない気持ちが成果を引き寄せたと語った。

 公開練習ではその三井戦でダウンを奪った左フック、右ストレートをミットに打ち込んだ内田。「試合に臨む気持ちの持ちようが、いい感じに出ている」という言葉通り、気持ちの乗った強打から、内田のトーナメントにかける"気持ち"が伝わってくる。

 1回戦で内田は直近3連勝と好調の小倉尚也と対戦。試合中に笑顔がこぼれるほど闘志を全面に出す小倉を、内田は「今回出る8選手の中で、自分をのぞけば一番気持ちが強い選手」と高く評価。気持ちで戦うタイプ同士、かみ合う試合になると予想し「熱い試合ができるかなと思います」と熱戦を予想している。

 続く準決勝の予想について「あまり他の選手の試合を見ていない」と興味を示さなかったが、決勝に話が及ぶと「自分から言わなくてもわかるように、KO負けしている選手を倒さないとチャンピオンにはなれない」と語気を強める。具体的な名前こそ出さなかったものの、内田のいう“KO負けしている選手”とは、過去に後ろ回し蹴りで失神KO負けの屈辱を受けた璃明武に間違いない。内田としてはトーナメントを勝ち上がり、決勝で璃明武にリベンジしてKrushのベルトを巻くことが最高の形だ。

 幼少期に空手を始め、K-1MAXで活躍した魔裟斗・山本“KID”徳郁らに憧れていた内田は「僕はKrush・K-1のベルトが欲しくてこのリングで戦うことを決めた。ベルトの想いは誰よりも強い」とKrush王座にかける強い想いを口にする。また自身が望むリベンジ達成の先に待つのは、東北在住・初のKrush王者の称号だ。「東北にいてもやれるぞと証明したい。東北から初のKrushチャンピオンになれるように一生懸命頑張ります」と宣言した内田。最後まで勝負をあきらめない持ち前の闘志を武器に、スーパー・バンタム級のベルトを地元・宮城に持ち帰るか?

 

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