2021.07.10

 7月24日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.127」の[第2代Krushクルーザー級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R]で谷川聖哉と対戦する杉本仁が公開練習を行った。

 公開練習では2分1Rのミット打ちを行なった杉本。前回試合をしたのが昨年9月のK-1大阪大会で、今回は実に10カ月ぶりの試合となるが、その間に「走り込みはきっちりやってきたので、強くなったと思います」と下半身の強化に取り組んでいたという。

「筋力のいろいろな部分で足りないと思ってたんですけど、しっかり足腰を鍛えれば全体的に上がるんじゃないかなと思って、しっかり作ってきました」と、10カ月の間も試合に備えて余念なくコンディション作りに励んできた。その成果を見せるようにミット打ちでも力強いキックとパンチを披露してみせた。

 クルーザー級で長く活躍し、K-1でもKrushでも初代王座決定トーナメントに出場している杉本。しかし、K-1ではブバッカ・エル・バクーリ、KrushではK-Jeeに敗れて準決勝で敗退し、いずれも王座戴冠を逃している。「今までベルトのチャンスは何度かもらったんですけど、活かしきれないというか獲れないところがあったので、今度こそはしっかりとものにしたいと思っています」と、三度目の正直という想いが強い。

「Krushで言ったら古株のほうで、昔からずっとやってきているので、強さの証明として手に入れたいなとは思っています」とK-1 JAPAN GROUPのクルーザー級戦線を初期から盛り上げてきたという自負もあり、ベルト奪取への想いは人一倍だ。

 今回準決勝を戦う谷川聖哉は昨年K-1 JAPAN GROUPに初参戦して、これがまだ4戦目のニューカマー。元空手家でその空手仕込みの技術の評価も高い。「若くて凄いアグレッシブで、足技も多彩ないい選手だと思います」と評した杉本。

 谷川は「全ての技で僕が上回っている」と杉本との試合に自信を見せるが、杉本もまた技術には定評のある選手だ。また谷川とはキャリアにも大きな差がある。「試合でのいろいろな引き出しは自分のほうが多いと思うんで、そこは出していきたいなと思っています」とベテランとしてこれまで培ってきた経験を活かし、重量級のテクニシャン対決に挑む腹づもりだ。

 今回は1日2試合を戦うワンデートーナメントだが、決勝戦にはサッタリ・ウィラサクレックが上がってくると予想。「優勝候補であるサッタリ選手はここ2試合を2連続KOで勝っているので、そういう選手を倒してベルトを巻くと説得力というか価値があるんじゃないかなと思っています」と、より価値のあるベルト戴冠を目論む。

 杉本がリングを離れていた10カ月の間にK-Jeeとシナ・カリミアンがK-1王座を奪い合い、サッタリやANIMAL☆KOJIなどの新鋭も台頭してきたりと、K-1 JAPAN GROUPのクルーザー級戦線も活発化してきている。「クルーザーは選手が少ないのでチャンスは回ってきやすいというか、それをものにした選手が勝つのかなという部分はありますね」と現状のクルーザー級戦線を分析した杉本。「今回も強い選手はたくさんいるんですけど、チャンスをもらったのでそこを活かしたいと思います」と、悲願のKrush王座戴冠に挑む。

 

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