2021.05.15

 東京・K-1ジム三軒茶屋シルバーウルフにて、5月30日(日)東京・後楽園ホール「Krush.125」の[Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・佐々木大蔵と対戦する挑戦者・平山迅が公開練習を行なった。

 自身初の王座挑戦に向けて、2分1Rのミット打ちを披露した平山。大一番を前にしても「何も変わらずいつも通りです」と調整は順調に進んでいる様子。前回の試合は昨年9月K-1大阪大会での不可思戦で、約8カ月ぶりのリングとなるが、特別に意識することなく「いつでも試合が決まってもいいようにしっかり練習してきた感じですね」と常在戦場の心構えで練習に取り組んできたようだ。

 平山は2019年の4月にスーパー・ライト級に転向し、初戦の竹内悠希戦にKO勝利。現K-1スーパー・ライト級王者の山崎秀晃や中野滉太に2連敗したものの、K-1王座に挑戦した経験を持つ不可思に勝利して、今回のタイトルマッチ挑戦の権利を掴んだ。

 現Krush王者の佐々木について、平山は「巧いですね。勝ち方を知っていて、ポスターにも書いてあるように“芸術”とか、安定感があると言われているんで、ポテンシャルの高い選手だと思います」と評す。「しっかり作戦を練って、取り組んでいる感じですね」と、詳しくは語らなかったものの、既にその攻略の道筋は見えているようだ。

 2014年にKrushのリングに上がってから、K-1 JAPAN GROUPの試合では倒し倒されの真っ向勝負をしてきた。そのため「自分はKrush・K-1一本でやってきて、ここ何年その頂点を目指して、もがきながらやって来たんで(ベルトへの)想いは強いです」と、ベルトを巻くという気持ちは人一倍強い。

 とは言え「佐々木選手に勝つことでベルトも自然についてくると思うんで、タイトルマッチどうこうじゃなくて、試合前の緊張感の中で取り組んでいるっていう感じですね」と、今はベルトを意識することなく、当日のタイトルマッチまで調整を進めていく。

 また、大会当日はK-1の大田区総合体育館が緊急事態宣言の余波でスライドし、「Krush.125」と同日に横浜武道館での開催となった。平山が佐々木に挑戦するタイトルマッチは、K-1・Krush同日開催の大トリを務めることになる。より注目が集まる中での試合となったが、「平山らしい試合ですね。Krush、K-1に来てから見てくれているファンの方はわかると思うんですけど、それをしっかり自分はやるべきかなと思っています」と、いつもの自分を出すことにこだわる。

「しっかり最後は自分が締めて、ベルトも奪って、スーパー・ライト級のチャンピオンになろうと思っています」と、最高の形で同日開催の一日を締めくくることを誓っていた。

 

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