2021.02.24

 2月24日(水)都内にて、4月23日(金)に後楽園ホールで開催する「Krush.124」の対戦カード発表記者会見が行われた。

 昨年の11.27「Krush.119」で対戦した加藤虎於奈と松岡力の再戦が決定。今回はKrushウェルター級王座をかけたタイトルマッチで雌雄を決する事になった。

 2人は昨年8月に行われた第7代Krushウェルター級王座決定トーナメントに出場する予定だったが怪我などで揃って欠場。ともに復帰戦という形で対戦し、虎於奈が先にダウンを奪い試合をリードしていたが、2Rに松岡がヒザ蹴りでダウンを奪い返して逆襲。しかしそのヒザ蹴りがKrushでは反則となる相手を掴んでの攻撃で、虎於奈が目を負傷したため試合はストップ。虎於奈が反則勝ちを拾うという不完全燃焼な結果に終わった。

 その後、今年1月の「Krush.121」で虎於奈が王者の山際和希に挑戦し、Krushウェルター級王座を奪取。今度はベルトを懸け、11月の不完全燃焼に終わった試合の完全決着戦を行おうというわけだ。

 会見の挨拶で「第8代Krushウェルター級チャンピオンの加藤虎於奈です」と堂々とチャンピオンとして名乗った虎於奈。そのうえで「しっかり白黒つけないとちゃんとしたチャンピオンになった感じがしないんで、一瞬で終わらせます」と、真のチャンピオンになるには松岡との決着戦は避けて通れないと語る。

「正直、試合の時にベルトを一回真ん中に戻した時点で俺も挑戦者だと思っているんで、しっかりそれを奪いに行くだけ。チャンピオンというおごりもなく、攻めの姿勢を見せることが一番だと思っています」と、攻めの姿勢でタイトルマッチに挑むことを宣言した。

 1月のタイトルマッチ前には松岡と食事をし、勝ったあかつきには初防衛戦の相手に指名するという約束もしていたという。松岡とは波長が合うところがあるそうだが、リング上では別。「ご飯を一緒に食べて、『めっちゃ兄貴だな』って感じの人柄なんですけど、リングの上は違う。しっかり叩き潰して引退させます」と、情を捨てて、過去に「負けたら引退」という言葉を口にした松岡にチャンピオンの力を見せつける構えだ。

 一方の松岡も「この前、いいところで試合が終わっちゃって、僕らもお互いまだやりたかったですし、僕は負けてないと思ってるんで、次で決着をつけようと思っています」とモチベーションは高い。

「虎於奈くんがベルトを獲ったから、またやる気になったし、毎回言って詐欺みたいなんですけど(苦笑)、今回も負けたら引退です。今回勝って、ベルトを獲って、格闘技を終わらせたいと思っているんで、何十倍も気合い入っています」と、今回のタイトルマッチに向けては、並々ならぬ決意を秘めているようだ。

 松岡がKrushでタイトルに挑むのは今回が初めて。「格闘技を長いことやってきて、ちゃんとしたタイトルマッチをするのも初めてなんで、ここを逃したら格闘技をやってきた意味がない。チャンピオンになって、格闘技をやってきた意味を見つけたいと思います」と、格闘家人生の集大成として、4月23日の後楽園ホールのリングに立つ。

加藤虎於奈
「周りから初防衛戦は近藤(魁成)選手じゃないの?と言われたりしたんですけど、正直、俺の中で松岡選手との試合がああいう形で終わってしまったんで、しっかり白黒つけないと、ちゃんとしたチャンピオンになったという感じがしないんで、一瞬で終わらせます。

(今回は加藤選手がチャンピオン、松岡選手がチャレンジャーという形での再戦になったことについて)タイトルマッチ後に話した通り、前回はベルトを獲ることが第一優先だったんで、攻めの姿勢を見せつつ、守りの姿勢になっちゃったんですけど、今回はチャンピオンになって守る気は全くないです。正直、試合の時にベルトを一回真ん中に戻した時点で俺も挑戦者だと思っているんで、しっかりそれを奪いに行くだけ。チャンピオンというおごりもなく、攻めの姿勢を見せることが一番なのかなって俺は思っています。

(1月にベルトを獲って、3月のK-1のレオナ選手の兄にいい形でつないだ。今回は逆にいい形で自分につないでもらいたい?)自分の次の日に試合だったら、勝敗はどうなってたかわからないですけど、自分の中だと7:3ぐらいでお兄ちゃんが負けちゃってたのかなと思います。でも今回兄ちゃんもかなり調子いいんで、5:5なんじゃないかって思っていて、そこでしっかり勝ってつなげてくれれば、俺もしっかり勝ってつなげられるんで、がんばります。

(前回の試合がああいう形で決着がつかなかったら、どうなってたか想像したことはある?)本当にどうなっていたか分からないというのはありましたね。試合後、顔がずっと痛かったし、今もしこりになっちゃってるんで、あのま続けていてもダメージはあったと思います。まあ、それまでに倒せればいいんですけど、倒せる保証もなかったんで、次はしっかり白黒つけて叩き潰します。

(チャンピオンになって変わったことは?)まあ、モテますね(笑)。チャンピオンってこんなにモテんだなっていうぐらいモテますね。彼女5人できましたね(笑)。まあその彼女たちはみんな格闘技知らない子たちなんで平気だと思うんですけど。まあ、チャンピオンになって、本当に自覚が芽生えました。今までは練習しなくてもある程度やっておけばいいやって感じだったんですけど、今回しっかりと1カ月休んで、ここから気合いを入れて、松岡選手を倒すためだけに集中して、4月23日に集中したいと思います。

(前回のタイトルマッチの後に松岡選手とご飯を食べに行くということだったが、その時にやりましょうという話をしてた?)前回不完全燃焼で終わってたんで、俺が必ず勝って、松岡選手を指名するって言ってたんで、それが実行できたのはよかったですね。(ファンの皆さんへのメッセージは?)松岡選手は波長が合う選手なんで、前回ご飯を一緒に食べて、『めっちゃ兄貴だな』って感じの人柄でめちゃめちゃいいんですけど、リングの上では違うんで、しっかり叩き潰して引退させます」

松岡力
「この前、いいところで試合が終わっちゃって、僕らもお互いまだやりたかったですし、僕は負けてないと思ってるんで、次で決着をつけようと思っています。(今回は加藤選手がチャンピオン、松岡選手がチャレンジャーという形での再戦になったことについて)1月のタイトルマッチでもしっかり差を見せて勝っている虎於奈くんは華もあるし、チャンピオンに相応しいからベルトを獲れたと思っています。タイトルマッチで再戦できるのも何かの縁やと思っているし、お互いにそんなギスギスした仲悪さではないんですけど、試合はまた別なんで倒しに行きます。

(加藤選手の前回のタイトルマッチはどのように見ていた?)予想してた通り圧力かけて虎於奈がポイントをとって勝ったんですけど、まああれは完全に予想してました。予想通りでした。(前回の試合がああいう形で決着がつかなかったら、どうなっていたか想像したことはある?)終わってから言うのもあれですけど、僕は勝っていただろうと思うし、向こうも自分が勝ったとなるだろうし。やってないから分からないんですけど、それが次で決着をつけられるということでお互い気合いも入ってるし。気合いが入ってます。

(加藤選手に彼女が5人できたという話を聞いてどう思う?)羨ましすぎるでしょう、マジで(笑)。まあ、でも、5人できたということは5人分時間を使わなきゃいけないんでね。練習に時間を割けない分、僕にちょっと有利になるかなと思うんですけど、試合までにもう一人ぐらい紹介して6人にしといたら、週1回ぐらいしか練習できないと思うんで、紹介できるようにがんばります(笑)。

(タイトルマッチでの再戦の約束については?)まあ、虎於奈くんなら絶対ベルトを獲ってくれると思っていましたし、虎於奈くんがベルトを獲ったから、またやる気になります。あれで違う結果だったら、そんなやる気にならなかっただろうし、毎回言って詐欺みたいなんですけど、今回も負けたら引退するんで。今回は勝って、ベルト獲って、格闘技を終わらせたいと思っているんで、何十倍も気合い入っています。

(ファンの皆さんへのメッセージは?)格闘技を長いことやってきて、ちゃんとしたタイトルマッチをするのも初めてなんで、ここを逃したら本当に格闘技をやってきた意味もないし、それが虎於奈とできるというのもまた縁やと思います。ここで絶対にベルトを獲って、チャンピオンになって、格闘技をやってきた意味を見つけたいと思います」

 

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