2020.12.10

 12月19日(土)後楽園ホール「Krush.120」の[第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・準決勝(1)/3分3R・延長1R]で橋本実生と対戦する萩原秀斗が公開練習を行った。

 萩原はK-1ジム総本部の代表である梶原龍児さんを相手に、2分1Rのミット打ちを披露。公開練習後にインタビューに応じた。2018年10月28日の「Krush.94」でKrushデビューを飾った萩原だったが、その後の試合では連敗。K-1 JAPAN GROUPのリングでは2年近く勝ち星のない状態が続いていた。しかし、10月「Krush.117」後楽園大会での第6代Krushバンタム級王座決定トーナメントの一回戦で峯大樹に勝利。約2年ぶりの勝利を手にして、今回の準決勝・決勝が行なわれるワンデートーナメントへと駒を進めてきた。

 約2年勝ち星なしという長期のスランプを脱し、一回戦を突破できたのは精神的な成長が大きかった。負けが続いている時期は、「自分の動きがない状態で相手に合わせるばっかりだったんで、そのまま相手に飲まれちゃうような試合運びになっていたと思います」という状態だった萩原だが、「自分のやることだけに集中できたかなっていう。試合中に余計なことは考えなかったということですね」と、必要以上に相手のことを意識しないようになったのが、勝利の要因だという。

「僕は精神状態がうまく乗っている時と乗らない時の差が激しくて、乗っていると、実力以上のものが出せるんで、精神的に変わったのがでかいです」と意識の変化が試合に臨むにあたり、大きな自信をもたらした。そのため、今回のワンデートーナメントに向けても臆するところはない。準決勝の対戦相手である橋本実央は現在3連勝中と、若くて勢いもあり注目度も高いファイターだが、今の萩原は「注目されている選手を食って、上に上がれるような精神状態と体を作れているような状態ですね」と、望むところといった様子。決勝に関しても、「今はどっち(吉岡ビギンと黒田斗真)が来ても大丈夫なような練習をしています」と自信をみなぎらせていた。

「このトーナメントは自分のためのトーナメントだと思っちゃってるんで。意地と執念で獲るような気持ちでいます」と、トーナメント制覇とベルト奪取への気持ちも強い。

「目標に向かってがんばっても結果が出ない人がいると思うんですけど、そういう人の活力になるようなチャンピオンになります」と宣言したのは、自身も結果が出ずにもがき続けてきた時期があったからこそ。萩原がKrushのリングで表現するのは、これまでの生き様そのもの。その「生きてきた証」として、Krushのベルトを腰に巻くことを、ファンに誓っていた。

 

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