フェザー級 (-57.5kg)
新美 貴士
Niimi Takahito

2020.11.28
ワンデートーナメントの準決勝と決勝で合計7R戦った末、見事に第5代Krushフェザー級王座を手に入れた新美貴士は、試合中に目を負傷したため、サングラス姿で登場。獲ったばかりのベルトを携えて会見に臨んだ。
9.26「Krush.117」で行なわれたトーナメントの一回戦を不戦勝で勝ち抜いていた新美は、準決勝では優勝候補との呼び声の高かった玖村修平と激突。下馬評を覆し、これを判定勝利で突破すると、決勝ではかつて自分が敗れた岡嶋形徒を破って勝ち進んできた森坂陸と対戦。延長戦にもつれ込む接戦の末に判定で勝利をもぎ取り、悲願のKrush王座戴冠を果たした。
勝利の要因は、攻撃の手数を増やして前に出るファイトスタイルへのチェンジだった。7.11「Krush.114」で岡嶋に敗れたあと、所属ジムの小森会長のアドバイスもあって、スタイルチェンジに着手。「実際やってみたら、スパーリングでも今までと全然動きが違うとすぐ分かったんで、やっぱり会長は凄いなと思いました」と、練習中から手応えを実感。「その成果が出たかなという感じですね」と、試合でも出し切れたことが2試合を勝ち抜けた要因につながった。
また「組まれる機会が来たら獲りたいなと思いますね」と、K-1のフェザー級のベルトにも虎視眈々の新美。現在のフェザー級はK-1王者の江川優生をはじめとして、強豪がひしめく激戦区だ。その激戦区でKrushのベルトを守り、K-1のベルトを手に入れるためにも「まだまだ自分は弱いと思っているんで、もっともっと強くなって、誰が来ても圧倒的に勝てるように準備していきます」と気を引き締める。
「絶対的な強さはもちろんなんですけど、倒せるようなチャンピオンになりたいですね」と、Krushフェザー級王者としてさらなる進化を目指していくことを誓った。
新美貴士
「色んな人の支えのおかげで、このKrushのベルトを獲ることができました。本当にありがとうございます。(昨日の2試合を振り返っての感想は?)2試合とも相手が強くて、試合前は2人とも1Rで倒してやろうという思いで倒しに行ったんですけど、なかなか倒れてくれなくて。気持ちも強くて、それでもこのベルトが絶対獲りたくて、チャンピオンになりたくてずっとやってきたので、最後は「執念でなんとか手数を出し続けることできたかなって思います。(2試合を勝ち抜けた一番大きな要因は?)やっぱり練習でやってきたことがそのまま出たなという感じです。今までよりもっと練習から、手数も攻撃的にいっぱい動いていたので、その成果が出たかなという感じですね。(今後はどのようなチャンピオンを目指す?)チャンピオンなんで、絶対的な強さはもちろんなですけど、倒せるようなチャンピオンになりたいですね。
(昨日は大幅にスタイルをチェンジしていたと思うが、どれぐらいから着手していた?)7月に岡嶋選手に敗れた時、ちょっと経ったぐらいからスタイルチェンジしてきましたね。(もしトーナメントの一回戦があればあのスタイルでやってた?)一回戦があっても、あのスタイルで行きました。(そのスタイルを見せなかったのが功を奏した?)そうですね。それもあるかもしれないですけど、見せても見せなくても、僕はもう攻めまくるしかないです。(小森会長の指示通りという話があったが、それを会長から言われた時はどう思った?)まあ、『ちょっとこうやってやってみろ』と言われて、実際やってみたら、スパーリングとも今までと全然動きが違うなってすぐわかったんで、やっぱり会長は凄いなと思いました。もう会長の言う通りにやりました。
(試合後のマイクでちょっと苦しいときに家族の顔が浮かんだという話をしていたが、一番苦しかった場面は?)結構苦しいところはあったんですけど、決勝で2Rぐらいからちょっと憶えてないんですけど、森坂選手は結構パンチがあるなと思って。何回かパンチを鼻とかにもらってたんですけど、そういう時とかに……これが痛かったんですけど『ここで行かないとダメだな』と思ってましたね。その時に顔が浮かんできました。(朝起きた時に手元にベルトがあったのはどんな感情だった?)僕、今日寝てないんですけど。頭が結構打たれて痛くて、寝るとそのまま帰らぬ人になりそうだったんで、寝ずにいました(苦笑)。
(自分の階級を見渡してみて、挑戦者として誰が来ると思う?)フェザー級は選手がいっぱいいて、層が厚いなと思っているんで、わかんないです。誰が来ても強い選手がいっぱいなんで。まだまだ自分は弱いと思っているんで、もっともっと強くなって、誰が来ても圧倒的に勝てるように準備していきます。(次はこのスタイルを研究してくると思うが、それでも行ける自信はある?)研究してこようが、僕の技の引き出しというか、相手がどんなスタイルで来ようが、いろんな武器を増やしているのでそこは大丈夫です。
(K-1のベルトも狙いたいという話もあったが、どう考えている?)僕がマッチメイクを組めるわけじゃないんですけど、組まれれば早めにというかやりたいですし、そういう試合が組まれる機会が来たら獲りたいなと思いますね。(いつでも準備はできている?)今回は怪我がひどいので、それをしっかり治して準備して、そうしたらいつでもっていう感じですね。(ファンの皆様へのメッセージは?)本当にいつもいろんな人に支えてもらって、本当に感謝しています。これからも皆さんの応援とかが力になるので、これからも応援よろしくお願いします」
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