2020.10.12

 10月17日(土)東京・後楽園ホール「Krush.118」の[Krushスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で挑戦者・中野滉太と対戦する王者・佐々木大蔵のインタビューを公開!

――9月22日K-1大阪大会、佐々木選手がセコンドを務めた試合で山崎秀晃選手が遂にK-1王者となりました。

「あの時は20日からずっとヒデさんと一緒にいさせてもらって、オーラがスゴかったですね。シビれました。下馬評でも向こうの方が上なのかなというのはあったんですけど、練習している様子を見ても“これは覚悟を決めているんだな”というのがはすごく伝わってきたし、僕もずっと刺激をもらっていました」

――次は試合という“作品”で山崎選手との勝負になりますね。

「そうですね、本当に。今でもヒデさんの試合を思い返すと鳥肌が立つ部分があるんですけど、ファイターとしてはやっぱりそれを上回る試合、自分が思い描いてるアートを見せられるようにと思います」

――佐々木選手の最近の試合は相手をコントロールしているよう見えますが、これが最近よく話す「アート」なのでしょうか?

「いやぁ、実際は必死ですよ(笑)。常に“まだまだだな”って感じながらやっていて、試合までにどこまで自分が技術や精神面を上げてお客さんに見せられるか。自分だけじゃなく相手あってのものなので、どういうものが見せられるか分かりませんが、“佐々木大蔵が作れるアート”を作っていきたいっていう想いがあります」

――7月に王座を守った近藤拳成戦を振り返っていかがでしょう?

「前回は“倒せる、よっしゃ行こう”という気持ちが自分の中で出ちゃって、その自分を試合中に結構止めていました。ただ映像を見返すと“行ってもよかったかな”と思ったりしますね(苦笑)。練習でやってきたことを試せた部分もあったので、自分ではすごくステップアップできた、手応えを掴めた試合でした」

――今回の挑戦者・中野滉太選手の印象をお願いします。

「POWER OF DREAM所属で、古川会長からテクニックや作戦を授けられている印象もありますが、中野選手自身は当て勘がすごく優れていると思います。あとは好青年と言ったら上から目線になっちゃうかもしれませんが、僕が中野選手ぐらいの年齢の時にああやって発言できる立ち位置にいなかったので、ファイターとして尊敬しています」

――見る側としてはKO率の高い挑戦者に、鉄壁のディフェンスを持つ王者という形で楽しみな一戦です。

「僕も客観的に見て楽しみです。あんまり最近は事前に“こうしよう”というのはなくて、その瞬間どうなるかを自分自身に預けるというか。真っ白なキャンパスに絵を描く時みたいにバーッと、自分の持っているもの全てをそこにぶつける、自分の当日のいろんな思いがみなさんに伝わるようなアートを見せたいなと思います」

――今回は下馬評で有利と見られていた近藤拳成戦に比べ、より勝敗が分からない一戦だと見られています。

「だからこそ面白いですよね。でも自分の中では“守って当然”という感じです。“ベルトを守りたい!”というより、ベルトは常に自分を高めるためにあるものですし、それ以上に1人でも多くのお客さんに力を与えたいし、アートを見せたいです」

――最近はKO勝ちより“アート”を見せたい、という気持ちが強いですか?

「今もどこかにKOをしたいという気持ちはポツンとありますけど、それもアートと同じで、いつ生まれるのか、その時にならないと分からないです。狙ってできるものではないし、どういったカラーを出せるのかは自分でも分かりません」

――佐々木選手独自の境地が分かりました。それでは最後に今度の防衛戦でどんな試合を見せたいかお願いします。

「KOというアートはその時にならないと見せられるか分かりませんが、1つの“作品”になるような、その瞬間でしか生み出せないアートを見せたいです」

 

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