2020.10.07

 10月17日(土)東京・後楽園ホール「Krush.118」の[第6代Krushバンタム級王座決定トーナメント・一回戦(3)/3分3R・延長1R]で吉岡ビギンと対戦する池田幸司のインタビューを公開!

――最初にトーナメントのオファーを受けた時はどんな心境でしたか?

「まだ自分はプロで3戦しかやってなくて、キャリアが浅いのにメンバーに選ばれたので自信を持つことができました。まだ自分はベルトを争うレベルにいないと思ってましたし、現段階ではベルトは視野に入ってなかったので」

――池田選手が格闘技を始めたきっかけを教えて下さい。

「幼稚園のときに極真空手を始めて、小学校のときには大会にも出てました。中学に入って陸上部に入って、空手も続けてたんですが、遊びと部活中心の生活になっちゃって…。空手の練習は月に1回行くか行かないかくらいになってましたね」

――本格的にキックを始めたのはいつですか?

「大学3年のはじめにジム(ReBORN経堂)に入ってからです。大学1~2年のときは飲んだくれて遊んでたんですけど、ふと気づいたら『俺、何もないな』と思って(苦笑)。ずっと格闘技が好きだったのと、空手をやっていたのもあって、自分の持ち味を出せたらと思ってキックを始めました」

――すぐに大会にも出ていたのですか?

「はい、先輩に言われて。アマチュアでは全勝していて、K-1カレッジまで無敗でした。大学を卒業して一度は就職したんですけど、格闘技で華を咲かせたいという思いが強くて。働きながら練習するとなると、練習時間が取れなくてどっちとも中途半端になると思ったんで、自分で納得するまで格闘技をやって成果を出したいと思い、会社は半年で辞めました」

――一大決心だったと思うのですが、そのときの周囲の反応は?

「実は親に言わずに会社を辞めちゃったんですよね(苦笑)。電話で事後報告して、怒られるかと思ったら意外と『やりたいことがあるなら、とことんやれよ』と言ってもらいました。自分には兄と姉がいて、二人とも社会人で、自分だけ破天荒というかチャレンジャーというか。末っ子だから許されたのかもしれないですね(笑)。でも、自分で選んだ道なんで、両親が満足するような結果を出さなければいけないと思っています」

――K-1カレッジの前には「格闘代理戦争」のメンバーにも選ばれていましたよね「?

「はい、ピーター・アーツさん率いるピーターズの一員でした。でも、僕はずっとサブで試合をやってなくて、悔しい思いをしましたね。格闘代理戦争以降は、それを挽回してやろうという気持ちでやってきました」

――そして、K-1カレッジで優勝して、プロデビューにつながる、と。デビューした時はどんな気持ちでしたか?

「デビュー戦はKO勝利できたので、すごく気持ちよかったです。友だちや知り合いがたくさん応援に来て、その中で勝利できたのが快感でした。そのあと、同じK-1カレッジの一個上の階級で優勝した豊田優輝選手に判定勝ちして、すごい自信がつきました」

――紆余曲折があり、本格的に格闘技をやるのが遅かったと思いますが、もうちょっと早くキックを始めてればという思いはなかったですか?

「それはありましたね。でもキックを始めるまでに遊びつくしたから、というのもあるので、タイミング的にこれがベストだったと思います」

――Krushのベルトに対してはどのような思いをお持ちですか?

「キックを始めたときからKrushをずっと観てきて、憧れの舞台でした。そのベルトを獲れる状況にいることにビックリしてますし、絶対にKrushのベルトを巻きたいと思ってます。ウチのジムは『どこの団体に出てもいいよ』という感じなんですが、その中でもKrushには惹かれるものがあって、僕はKrushで戦おうと決めました」

――Krushのどこに惹かれたのですか?

「武尊選手や木村“フィリップ”ミノル選手など、お客さんを楽しませる絶対王者というか、大スターが通ってきた大会だからですね。だから僕も格闘技に人生をかけるんだったら、Krushで戦って、Krushのベルトを絶対に獲ろうと思いました」

――ご自身のストロングポイントはどこだと思いますか?

「自分で言うのもあれですが…、自分はポテンシャルが高いと思っていなす。キックを始めて一年ちょいでデビューできましたし、アマチュアも負けなしでしたし。持って生まれたセンスで勝ちたいですね」

――唯一の負けが前戦の橋本実生戦なんですね。

「そうなんです。あの時は『俺でも負けることがあるんだ』って思いました(苦笑)。正直、天狗になってた部分があったので『格闘技は甘くないな』と。その反面、格闘技にやりがいも感じました。今回のトーナメントで、実生選手は反対側の山にいるので、決勝でリベンジしたいなって思ってます」

――ずばり橋本選手は強かったですか?

「強かったですけど……足元にも及ばないという感じではなかったので、自分が練習してレベルアップすれば勝てると思いました」

――一回戦の対戦相手である吉岡ビギン選手の印象は?

「吉岡選手は元王者の晃貴選手や蒼士選手に勝っていて、その試合を観て『メチャクチャ強いな』とリスペクトしてました。まさか、そんな選手と自分が戦えると思ってなかったんですけど、色んなものをひっくり返してやろうと思ってます。優勝候補の選手と一回戦で当たることをありがたいと思ってますし、『来たな』という感じです」

――準決勝・決勝の勝ち上がりをどう予想していますか?

「準決勝は黒田斗真選手だと思います。この前、晃貴選手に延長判定で負けたんですけど、本戦では黒田選手が圧倒している部分があったので、強い選手だと思ってます。決勝には橋本選手に上がってきてほしいですね。峯vs萩原は、峯選手はすごいテクニックがある選手ですし、萩原選手はベテランなので、ここはどっちが上がってきてもおもしろいと思います。でも、橋本選手に上がってきてもらって、リベンジしてベルトを巻けたら号泣です(笑)。あの負けは通過点だったんだって思いたいですね」

――トーナメントに向け、どのような練習を?

「吉岡選手も一発一発が強くて、ガツガツ来る選手なので打ち合ったらおもしろいかなと思います。そういう戦いは苦手なんですけど、あえて勝負に出たいな、と。ジムの先輩のOD・KENさんのモットーがお客さま第一なので、その精神をちょっとは見習わって戦います!」

 

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