2020.07.12

 7月12日(日)都内にて「Krush.114」後楽園ホール大会の一夜明け会見が行なわれた。

 第4試合、キャリアで上回る蒼士からKO勝利を収めた鬼山桃太朗。中村拓己K-1プロデューサーも「前半戦ですごく印象に残った」と語る激勝に、鬼山は「最後まで諦めずにやれてよかった」と満足げな顔を見せた。

 フィニッシュの右は練習の時点から狙っていたとのこと。それがきれいに決まり、当たった瞬間には「立ってこれないだろう」と思ったと言うほどの会心の一撃だった。

 この試合が「鬼山桃太朗」改名一発目ということで、後半はリングネームに質問が集中。ジムの先輩である卜部弘嵩が考えてくれたとのことで、会見でも初っぱなから「桃から生まれた鬼山桃太朗です」と自己紹介し「僕は鬼に育てられた桃太朗。そこからKrushというリングに殴り込みに来ました。僕の鬼退治についてきてください」。そのキャラクターも含めて、また1人楽しみな存在がKrushに現れた。

鬼山桃太朗
「桃から生まれた鬼山桃太朗です。昨日の試合は、蒼士選手がすごく速くてうまくて、何回も心が折れそうになった場面もあったんですけど、自分とセコンドを信じて最後まで諦めずにやれてよかったなと思います。(KOできたときの手応えは?)右のパンチは、倒せたな、立ってこられないだろうなって感じでした。練習から狙っていたので、それが入ったなって感じです。

(今後は?)改名1試合目で、蒼士選手みたいな実績のある選手を倒せて、存在感は示せたと思います。ただもっと強い選手がいると思うので、そういう選手とやっていって、もっと存在感を示していきたいです。

(リングネームにはどういう思いが?)ジムの先輩の卜部弘嵩選手と一緒にお仕事させていただいていた期間があって、そのときに『プロとしてキャラがあった方がいいよ』と言われて、僕は岡山出身なので『桃太郎キャラがいいです』と言ったら、『鬼山桃太朗でいこう』と。僕も『あ、いいな』と思って、それになりました(笑)。

(鬼か桃太郎かどっちかにしようとは思いませんでしたか?)これもヒロ(卜部弘嵩)さんが考えてくれたんですけど、みんなが知ってる桃太郎は、川から流れてきた桃をお婆さんが拾って、健全なお爺さんとお婆さんが育てるという話なんですけど、僕は、桃が流れ着いたのが鬼の山なんです。で、拾ったのも鬼で、鬼に育てられたから『鬼山桃太朗』ということになっています。だから優しい面も持ちつつ、時折鬼のような姿も見せるという、そういう裏設定をヒロさんが考えてくれました。(鬼に育てられた桃太郎は誰と戦う?)………Krushというリングに殴り込みに行かせるために、鬼が鍛えたということだと思います(笑)。

(ファンの皆さんへメッセージを)改名1試合目で存在感を示せたと思いますが、これからどんどん強い選手とやっていって、もっと存在感を示していきたいと思うので、これからも僕の鬼退治についてきてください。よろしくお願いします」