2020.07.10

 7月21日(火)東京・後楽園ホール「Krush.115」の[第3代Krush女子アトム級王座決定トーナメント・準決勝/3分3R・延長1R]でMOEと対戦するチャン・リーのインタビューを公開!

――今回のトーナメント出場のオファーを受けたときの心境は?

「実は今回が本戦初登場なんですよ。今まではずっとプレリミナリーファイトだったので、まずに本戦に出られることがうれしかったです。しかもトーナメント四枠の一人に選ばれたことが光栄で、ジムを移籍してすぐチャンスが来ると思っていなかったので、すごくうれしいです」

――前回の試合は約1年半ぶりの勝利でしたが、あの試合を振り返ってもらえますか?

「リングの上では練習とは何百倍も違う経験値を得られるので、試合を続けたことで成長した部分もあるし、ジムを移籍したのも大きいです。移籍初戦で勝つのと負けるのでは差が大きいし、五反田でやってきたことをリングで出せて、それが結果につながってくれたんでホッとしました」

――前回の試合からK-1ジム五反田チームキングスの所属になりました。それまでとはどこが変わりましたか?

「まずK-1ジム五反田は選手層が厚くて練習する環境としては最高だなと思います。プロはもちろん、プロを目指している選手も多くて、そこで切磋琢磨できる環境は自分にとっても大きいです。あとは覚悟ですね。ジムを移籍したことで『格闘技一本でやっていくんだ!』と決めた気持ちが強くなっています」

――チャン・リー選手は幼稚園の先生をやりながら選手を続けていることでも知られていますが、もう幼稚園の先生は退職されたのですか?

「はい。プロになって最初の頃は幼稚園の先生もやりつつ格闘技もやっていたんですが、Krushに出るようになって、連敗してしまって。私自身、やるからには格闘技を全力でやりたいという気持ちもあって、幼稚園の先生は天職だと思っていたのですが、仕事をやめて格闘技でチャンピオンになる夢をかなえたいと思いました。格闘技と幼稚園の先生を比べた時に、今しかできないことは格闘技だと思って決意したので後悔はないです」

――対戦相手のMOE選手にはどんな印象を持っていますか?

「ぴちぴち(笑)。試合についてはすごくテクニックがあって、やってきた経歴のすごさも出ているし、気持ちも強い。選手として尊敬してます」

――MOE選手は子供の頃から格闘技をやっていて、高校生での王座戴冠を目指しています。それについてはいかがでしょうか?

「格闘技に年齢は関係ないと思うんで。格闘技歴はあっちの方が長いんで、私が挑むつもりで行きます」

――Krushでチャンピオンになること、ベルトを獲ることにはどんな想いがありますか?

「幼稚園を退職するときに子供たちに『なんでやめるの?』って言われて、私が『ベルトを巻きたいからやめるんだ。先生は幼稚園をやめちゃうけど、先生のこと応援してくれる?』と聞いたら、子供たちが『応援する!』と言ってくれたんですね。だから子供たちの記憶がはっきりしているうちにKrushのベルトを巻きたいです。どうしても子供って成長すると、記憶があいまいになっちゃうじゃないですか。でも今ここで私がチャンピオンになったら子供たちが成長したときに『僕の幼稚園の先生はチャンピオンになったんだよ!』って覚えていてくれると思うんです。だから絶対にチャンピオンになります」

――チャン・リー選手はKrushでどんなチャンピオンになりたいですか?

「見ている人たちに夢を与えられるチャンピオンになりたいですね。私は子供たちと約束した夢がかなうチャンスをもらったので、その夢をかなえたい。その姿を子供たちに見せて、夢はかなうんだってことを知ってもらいたいし、私の試合を見てくれた人たちにとって、何かのきっかけになってくれたらうれしいです」