2019.06.01

 5月31日(金)大阪・月心会にて、6月21日(金)東京・後楽園ホールで開催される「K-1 KRUSH FIGHT.102」の[K-1 KRUSH FIGHTフェザー級タイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・江川優生と対戦する挑戦者TETSUが公開練習を行った。

 TETSUが昨年12月のK-1大阪大会で倉崎昌史に勝利し、今年は佐野天馬や伊澤波人といったキャリアで大きく上回るトップファイターを次々と撃破する快進撃で一気にタイトルマッチまで駆け上がった。「いつもより少し早めに追い込みを始めたんで身体の仕上がりはけっこう良いです」という言葉通り、公開練習では蹴りとパンチを織り交ぜたスピーディーかつ気迫のこもったミット打ちを披露し、ベルトへの強い想いを感じさせた。

 TETSUの所属する月心会チーム侍、江川の所属するPOWER OF DREAMは共に対戦相手に対する研究・対策をしっかりと練り“チーム”として戦う一枚岩の印象が強い。TETSUも「色んなトレーナーの方に意見を聞いて、最後に宮本トレーナーと自分が使えそうなものを話し合って、それを主に練習している。江川選手の強打を封じるイメージも出来てます」と江川対策には自信を持っている。

 今回の試合はTETSUにとって初めてのタイトルマッチになる。同門で先輩の椿原龍矢はK-1甲子園王者、弟の野田蒼は幼少からアマチュアで数々のベルトを手にしているエリート。その中でTETSUはアマチュア時代、何度も決勝やタイトルマッチに進出するものの、ベルトを手にすることは出来なかった。

 プロで巡ってきた王座戴冠のチャンスを前に「アマチュア時代は決勝まで行くけど負けたり、タイトルマッチで負けたり…そういう試合が続いていて、タイトルマッチで5連敗ぐらいしています(苦笑)。僕が勝てば月心会として初めてKRUSHを獲ることになるんですけど、そこはあまり意識していなくて、今までベルトが獲れなかったので、とにかくベルトが欲しいという気持ちが一番デカいです。今回のタイトルマッチは絶対に勝ちたいし、1発もらっても、3発返す根性で戦います」と意気込む。

「僕が教えているアマチュアの選手も一杯ベルトを持っていて、僕がベルトを獲ってその子たちに示しをつけなアカンなと思っています。KRUSHのでっかいベルトをみんなに巻かせてあげて『ついてこい!』みたいな感じにしたいです(笑)」と笑うTETSU。

「チャンピオンになってからの目標は?」と問われると「今の一番の目標は目の前にあるタイトルマッチに勝つこと。ベルトを獲ることを考えたいですね」と今はKRUSHのベルトだけを見据えている。TETSUは3戦連続で下馬評を覆し、光り輝くKRUSHのベルトを手に入れることができるか?