2019.03.29

 3月29日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホール「Krush.99」の前日計量・記者会見が行われた。

 第7試合では昨年12月にタイトルマッチで王者・島野浩太朗に敗れてからの再起戦となる大岩龍矢と湘南格闘倶楽部に移籍・Bigbangライト級の王者となった林京平と激突する。会見では「明日はやることやってきたんで、絶対勝つために頑張ります」とシンプルに挨拶した林に対し、大岩は「前回の試合からずっと負けた状態で毎日を過ごしてきて、何をやっても楽しくない。このあいだ(同門の)林健太選手がピザ作りに行ってたんで、自分も行ったんですけど、それもあんまり楽しくなくて。負けちゃうと本当に何をやっても楽しくないんで、早く勝った状態でいたいという気持ちで過ごしてきたんで、本当に明日が楽しみです」とタイトルマッチに敗れてからの鬱憤を晴らすと語る。

 林はBigbangのタイトルを獲得して、大岩はKrushのタイトルマッチに敗れてと対照的な状況での試合となるが、林は「欲しいベルトはK-1やKrushのベルト」と目指すのはあくまでもK-1・Krushのベルトだと断言。これに対して大岩は「負けたのは本当に悔しかったから、こんな辛い気持ちはもう味わいたくない。次の試合に勝つことだけを考えてしっかり練習してきました」と、改めて昨年のタイトルマッチで敗れた悔しさを露わにする。

 今大会が「Krush」という大会名称では最後の試合になるが、そのことに対する想いを問われると林は「寂しい気持ちです。僕はKrushで頑張ってきたつもりなんで、ちょっと寂しいなって思ってます」とまるで大会自体が終わるかのようなコメントを発し、中村プロデューサーにフォローを入れられる場面も。

 対する大岩は「このKrushのベルトを獲るために自分は名古屋から上京してきた。2回もベルトに挑戦させてもらって、でも2回とも延長判定で負けて、あと一歩のところで(ベルトを)獲れませんでした。目の前に見えているベルトを諦めるはずないし、年末にもK-1名古屋大会が発表されたんで、それも自分は地元ですし、メインでやらなきゃいけないと自分では思ってます。Krushへの想いから離れちゃったんですけど、Krushは本当に大好きです」とKrushへの想い、K-1名古屋大会への想いもを語った。

 同日にはスーパー・フェザー級のタイトルマッチ=王者・島野浩太朗vs挑戦者・西京佑馬も組まれているが、林は「タイトルマッチはKO決着になりそうな感じがするんで、大岩選手ともKO決着にしたい。明日はお願いします」とKO決着を宣言。大岩は「明日、同門の佑馬のタイトルマッチが決まって、そこは悔しい気持ちもあります。それは前回自分が獲れなかったんで仕方ないとして、今回はしっかり佑馬がベルトを獲ってくれると思います。自分もベルトを諦めたわけじゃないし、全然獲る気しかないんで、まずは一つ一つしっかり勝っていくことです」と後輩の西京佑馬にエールを送りつつ、再びベルトに辿り着くために勝ちを重ねると誓った。

 最後に林が「大岩選手はパワーもあって何でも出来る選手だと思ってますけど、上手く戦って最後はKOしたい。明日はタイトルマッチも経験している大岩選手とやるチャンスをいただいたので、このチャンスを無駄にしないようにきっちり勝って前に進みたい」と意気込みを語れば、大岩も「フィジカルでは絶対勝ってますし、打たれ強さやパワーも負けてない。京平くんはKOすると宣言してたんで、打ち合ってくるのなら、そこで自分がKOしたい。僕はKrushのベルトも諦めてないし、K-1に出場するということも今年の目標なんで、そのためにも明日の試合、必ずインパクトのある試合になると思うので注目よろしくお願いします」とファンにメッセージを送った。

 失意からの再起を志す大岩とベルトを手にし更なる飛躍を狙う林、白星を挙げてスーパー・フェザー級戦線で浮上するのは果たしてどちらか?