2019.01.25

 1月25日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホール「Krush.97」の前日計量・記者会見が行われた。

 2019年最初のKrush、大トリを飾るのは王者・西京春馬と挑戦者・江川優生によるフェザー級タイトルマッチだ。公開計量では両者ともに57.5kgジャストでリミットをクリアし、調印式・記者会見で試合への意気込みを語った。

 昨年6月のK-1第2代フェザー級王座決定トーナメント以来の試合となる西京。トーナメントでは決勝で両足が攣って(つって)無念のTKO負けに終わった。あれから約7カ月、心身ともにリフレッシュして臨む2度目の防衛戦を前に「計量前日までしっかり普通に練習できました。やるべきことはやってきたんで、明日が楽しみです。期間が空いたんで、防衛戦というよりは復帰戦という感じです。僕がチャンピオンということは一回忘れて、またベルトを獲りにいく気持ちでいます」とベルトに再挑戦する心構えで戦うと語る。

 対するタイトル初挑戦の江川は「計量もジャストでクリアして、体調もバッチリなんで明日が楽しみです。練習の時はタイトルマッチだからって気合いが入ってたんですけど、いざこういう場に立ってみると、普通の試合と変わりなく、いつも通りやるだけだと自分は思ってます」とリラックスした状態で大一番に臨む。

 質疑応答では「計量を終えての互いの印象は?」という質問があがり、江川が「特に変りもなく、強いていうならちょっと肌が黒くなったかなと(笑)」と答えたのに対し、西京も「僕も対戦相手を見ても、いつも何とも思わないんですけど、(江川の肌の色に)負けじと日サロに行きました(笑)」と意外なところで対抗心を見せて場内を和ませる。

 続いて「明日の試合ではどんな距離で戦うことになりそうか?」と質問が飛ぶと「自分の中のイメージは、西京選手のペースでやらせない距離にすることが大事」(江川)、「僕も全く同じで、相手の得意な距離に自ら行くこともないし、そこは試合をしてみてって感じです」(西京)と、共に自分の得意な距離で戦うことが勝利の鍵だと話す。

 西京は会見や公開練習で「新しいスタイルも見せたい」と発言していたが、それについては「いつもと変わらないんですけど、それプラス、相手が近い距離が得意なんで、そこも練習してきました。いざとなれば、そういう距離でも試したいというのもあります」と得意のアウントボクシングにプラスして、ショートレンジでの攻防でも自慢のスピードを活かす戦い方を確立している。

 この発言に江川も「自分としては距離が詰まった方がやりやすいんで、来てくれるんだったら自分はやりやすい」と近距離での攻防を歓迎。明日は果たしてそういった距離での展開の攻防があるのか、注目したいところだ。

 最後にファンにメッセージを求められると、江川は「明日はこのベルトを獲って人生変えたいと思うんで、応援よろしくお願いします」と一戦必勝を宣言。対照的に西京は「前回の試合の時よりも更に強い姿を見せて、しっかり防衛する。K-1のタイトルマッチは次は俺なんじゃないか?と名前が呼ばれるように、良い試合したいと思います」と王座防衛戦を足がかりに、再びK-1のベルトを狙いたいと語った。

 王者・西京が完封してK-1再出撃への序章とするのか? それとも挑戦者・江川が悲願のKrush王座を手に入れるのか?

 

選手登録