2018.11.14

 11月21日(水)東京・後楽園ホール「Krush.95」にて引退セレモニーを行う第2代Krushスーパー・ライト級王者 寺崎直樹のインタビューを公開!

──今大会で引退セレモニーを行うことが決まりました。今年5月に松下大紀選手に敗れたあと、ご自身のブログなどで引退の意思を表明していました。改めて記者会見で引退を正式発表し、セレモニーも決まって、今はどんな心境ですか?

「最初にセレモニーのお話をいただいた時、僕は26戦しかやっていないし『(セレモニーは)どうなのかな?』と思って、自分自身やってもやらなくてもどちらでもいいかなと思っていたんですね。でも僕は色んな人を巻き込んで格闘技をやってきたので、男のけじめとしてやっておくべきかなと思ってやることを決めました。引退を決めた時から心境の変化はあまりないですね」

──寺崎選手の通算戦績は26戦12勝(4KO)13敗1分と、決して勝ち続けてきたキャリアではありませんでした。どんな格闘技人生だったと思いますか?

「選手的に見れば、戦績を見る限り大した選手じゃないなというのが正直なところです。でも自分自身の中では一つ一つの試合の中でも色んなものを感じながら戦ってきたので、全て無駄ではなかったと思いますね」

──その中でKrushのベルトを獲れたことが大きかったと思います。

「例えば9月の後楽園大会では2つのタイトルマッチがありましたけど、やっぱり挑戦者が勝つことって難しいんですよね。本当にチャンピオンになる人間は一握りというか。その中で僕はワンチャンスを掴んでチャンピオンになることができて、運が良かったという言い方はしたくないですけど、本当にそれに等しいのかなと思います」

──今のK-1・Krushでは幼少時代に格闘技を始めて、10代後半~20代前半でデビューしてチャンピオンになる選手も多いです。寺崎選手はそういうキャリアではなかったと思いますが、自分だったからこそ、今の選手に伝えたいことはありますか?

「正直、勝ち続けている選手たちには何も言うことはないです。みんな強いし、上手いし。ただ今負けている選手や負けて格闘技を辞めようかなと悩んでいる選手たちに向けて言えるのは、僕は負けても諦めずに戦ってチャンピオンになることが出来ました。仮に今結果が出ていなくても諦めずに戦い続けて欲しいと思います」

──ある意味、最後の試合の対戦相手になった松下選手も連敗中に寺崎選手と拳を交えて、色んなことを感じたと思います。

「ぶっちゃけ言うと勝ちたかったですけど(苦笑)、結果が出なかったことはしょうがないかなって。それが自分の役目なんだろうなと思って、負けても腑に落ちました」

──当日はリングでスポットライトを浴びて、どんな気持ちになると思いますか?

「どうなんですかね。試合しないのにリングに上がるのは複雑ですけど…楽しみたいと思います」

 

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