2018.08.17

 8月17日(金)愛知・アイリス愛知にて、名古屋国際会議場イベントホールで開催される「Krush.92~in NAGOYA~」の前日計量・記者会見が行われた。

 第4試合では地元・名古屋出身の大岩龍矢とスーパー・フェザー級で一時代を築いた山本真弘が激突。佐藤嘉洋・大会実行委員長も「山本選手は僕より少し後に出てきた選手なんですけど、過去に久保優太選手をKOしたり、軒並みトップ選手に勝って一時代を築いた名選手です。そのレジェンドファイターが名古屋で地元出身の大岩選手と戦うというのは、いちK-1ファンの僕としては感慨深いです。名古屋大会ということで大岩選手の勝利を願うファンも多いと思いますが、昔から格闘技を見ていた人たちは山本選手の復活を見たいという方も多いと思います。僕にとってもすごく思い入れが深い試合です」と語る一戦だ。

 70戦を超えるキャリアの中で名古屋での試合は初という山本は「明日試合できることを楽しみにしています。新しいファイトスタイルを見せられたらなと思います。名古屋大会ということで一つ必殺技を用意してあるので期待してください」と必殺技の投入を予告。一方、大岩は「自分もやるべきことををやってきたので、明日はそれを見せるだけ。自分は山本選手の心を折ることをテーマにやってきました。山本選手は色んな伝説を残してきたと思いますが、最後は僕が山本選手の心を折ったという伝説を作りたい」と完全勝利を誓うと「山本選手から必殺技があると言われてゾクッっとしたんですけど、僕も明日までに必殺技を考えてKOしようと思います」と譲らなかった。

 そして第3試合は佐藤実行委員長が「今大会の裏メイン」と評する泰斗vs川崎真一朗の“崖っぷち”対決だ。お互いに連敗中で迎えた試合ということで、佐藤実行委員長曰く「対戦カード発表記者会見は過去に見たことがないくらい後ろ向きでネガティブな会見だった」。しかし佐藤実行委員長は「逆にあの会見で2人の試合に注目しようと思った。ある意味、2人は本当にプロだと思う」と2人の悲壮感が試合への興味を生んだと続ける。

 前日会見では泰斗・川崎ともに「明日はやるしかないと思うので1Rから行く。最近は待ちの姿勢になっていたので、明日は自分から行って、気持ちが見えるような試合を見せたい」(泰斗)「明日は1Rから行きく。今回は連敗中の試合なので、さっきのコメントの通り行くしかない」(川崎)と決意のコメント。これを聞いた佐藤実行委員長は「2人にとって今回は絶対に負けられない試合で、今日の2人の『1Rから行く』というコメントを聞いてしびれました。2人は極限の状態で『1Rからいく』と言っています。この男の覚悟は一見の価値ありです。ぜひ期待してください」と改めて2人の覚悟を見てほしいとファンに伝えた。

 最後に「今年こそお祭り男完全復活と言える試合をします。今年はサマージャンボがかすりもしなかったんで、その悔しさもぶつける」(泰斗)、「言いたいこと伝えたいことはたくさんありますが、僕はプロのファイターなのでリングの上で表現します」(川崎)と語った両者。明日のリングでは二人の覚悟がぶつかり合う好勝負になるはずだ。