2018.06.29

 6月29日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて、東京・後楽園ホール「Krush.89」の前日計量・記者会見が行われた。

 トリプルメインイベントの第2試合は王者・軍司泰斗vs挑戦者・金子晃大のバンタム級タイトルマッチだ。昨年9月に第2代バンタム級(-53kg)王座に就き、その後はK-1のスーパー・バンタム級(-55kg)戦線で2連勝を収めている軍司。

 今回はタイトルを獲って以来のバンタム級戦で「減量がきつくなると思っていたので、いつもより早めに減量を始めました。ちゃんと減量には成功したと思う」。練習面でも「-55kgと-53kgはスピードが違うのでそこは意識して練習してきました。KOは当たり前のことで、自分はパンチじゃなくても蹴りでも倒せる。1Rから倒しに行こうかなと思っています」と身体・技術ともにバンタム級仕様に仕上げてきた。

 軍司にとって防衛戦という形の試合は初めて。「緊張している部分もある」というものの「明日は同じジムから郷州(征宜)さんが出て防衛戦があって、僕が先に戦うことになったので、僕が勝って郷州さんにつなげたいというのがあります」と先輩・郷州を気遣う余裕も見せる。そのうえで「自分はこの階級のチャンピオンとして一番目立って、3大タイトルマッチでも一番輝いて、KOにこだわって勝ちます」と王者らしく語った。

 また以前から現K-1スーパー・バンタム級王者の武居由樹との対戦を熱望している軍司は「ここで負けるわけにはいかない。しっかり勝って、チャンピオンらしい勝ち方をしないと武居選手とは戦えないので、そういう試合を見せる」と王座防衛の先に武居との対戦を見据えた。

 挑戦者の金子はプロ戦績5戦5勝(3KO)とプロ無敗のまま、タイトルマッチに辿り着いたK-1ジム三軒茶屋シルバーウルフのホープだ。

 会見で金子は「今、軍司選手はK-1でスーパー・バンタム級(-55kg)で試合をしていて、今回はバンタム級(-53kg)まで体重を落としてくれて感謝しています。今回絶対にベルトを獲ろうと思っています」と挨拶すると「いつもより倒せるパンチと蹴りを磨いてきたので、今回はKOにこだわっていこうと思っています」とKOでの王座奪取を予告。

「僕は軍司選手と違って、同じジムからは僕以外誰も出ていないので、僕は自分の試合だけに集中して、KOにこだわってベルトを獲りたいと思います」「明日はベルトを獲るって決めています。KOにこだわってベルトを獲ります」と“KO”へのこだわりを何度も口にした。

 ただ勝つだけではなく、倒して勝つことに強いこだわりを見せた王者・軍司と挑戦者・金子。その言葉通りに倒して勝って、Krushバンタム級のベルトを巻いているのはどちらだ!?