2018.03.29

 4月22日(日)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.87」の[Krush -67kg Fight/3分3R・延長1R]で山際和希と対戦する松岡力のインタビューを公開!

──Krushデビュー戦になった1月の後楽園大会を振り返っていただけますか?(※松岡が2RにローキックでKO勝利)

「第1試合に出た後輩の(玖村)将史がKOして控室に帰ってきて『よっしゃ!』って喜んでいて、ちょっと俺も倒さないとやばいって緊張があったんですけど(笑)、動きが固いなりには倒せて良かったと思います」

──後楽園ホールのリングは何度も立ったことがあると思いますが、Krushのリングではいかがでしたか?

「一番最初に思ったのが、リングマットがめちゃめちゃ滑らなくて蹴りやすかったですね。今まで試合をしていたリングだとあれだけ蹴ったら足の裏を痛めてたんですけど、Krushのリングだったらバンバン蹴っていけるんで次戦も楽しみです」

──お客さんや会場の雰囲気はいかがでしたか?

「やっぱり今までと違って知らない人たちからの声援も結構あって、やりやすい空気でしたね。またすぐにでも出たいと思いました」

──結果は見事なKO勝利でしたが、倒して勝って自分をアピールするんだという気持ちはありましたか?

「もちろん。前回の試合は絶対にKOしようと思っていました。実は周りに負けたら引退するって言ってたんで。今回の試合は『負けても引退しなくていいですか?』って(K-1ジム五反田チームキングス代表・久保)賢司さんに聞いたら『大丈夫だよ』って言ってたんで伸び伸びやろうと思ってます(笑)」

──今のコメントにもある通り、松岡選手にとっては一試合一試合がそれだけ覚悟を決めた勝負になるということですか?

「そうですね。僕は遊んでいた時期が長いんで(苦笑)。僕ももう24歳になってそんなに格闘技をできる時間は長くないと思っているんで。だから覚悟を決めて、練習もバンバンやってます」

──元々、松岡選手は京都で格闘技をやっていて、それから上京したんですよね?

「はい。ただ京都にいた頃はそんなに真剣にやっていなかったというか…。小学校の時に空手をやっていたんですが、中学からはバスケットボール部に入って、格闘技には一切触れてなかったんです。それで高校に入ったらK-1甲子園というものがあると知って、それだったら自分も出てみようかな、と。だからK-1甲子園に出たのは完全にノリで、週2回ぐらいしか練習しないで出た感じなんですよ」

──そうだったんですか! 僕はてっきりずっと格闘技をやっていたと思っていたのですが、決してそういうわけではないんですね。

「全然違いますね。バスケもやったし、マラソンもやったし…色んなことをやってましたね。上京した時も、もうこれ以上は勉強もしたくないし、じゃあ今の自分に一番向いてるのは何か?と考えた時に格闘技だなと思って上京した感じだったんで(笑)」

――そしていざ上京したら練習よりも遊びの方が楽しくなってしまった、と。

「というより、前のジムは自分に合ってなかったかなと思います。僕は根がMなんで『絶対明日も練習に来いよ!』と言われれば真剣に練習するのですが、前のジムは選手の自主性に任せて『自分で練習しようと思わなかったら強くなれない』みたいな感じだったんですよ。もちろんそれで強くなる選手もたくさんいますが、自分の場合はそれが合わなかったというか(苦笑)。僕は会長やトレーナーに『ちゃんと練習に来い!』と言われた方がいいタイプで、周りがそう言ってくれるK-1ジム五反田の練習は自分にめちゃくちゃ合っていると思うし、練習していても楽しいですね」

──普通は「練習に来い!」とキツく言われると嫌がる選手も多いと思いますが、松岡選手の場合は逆なんですね(笑)。

「はい、『練習に来い!』と言われないと行く気にならないですね(苦笑)。自分の気持ちや意思だけでは弱いので、上から厳しく言われた方が翌日も(練習に)行く気になります」

──久保代表やトレーナー陣は松岡選手に厳しくやってくれるんですね。

「そうですね。しかもみんな若いんで、仲間内でしゃべっていても明日も頑張ろうみたいな雰囲気になるんですよね。みんな仲はいいんだけど、いざ練習になったらお互いボコボコにし合うし、めちゃめちゃいい環境で練習できてますね」

──そしてKrush2戦目で山際和希選手と試合が決まりました。山際選手はBigbangでもタイトル獲っていて、K-1にも出場して、Krushでもチャンピオンクラスの選手たちと拳を交えています。試合が決まった瞬間はどんな心境でしたか?

「超喜びましたね。賢司さんから『次の試合は山際選手でオファーが来た』という連絡が来て、めちゃめちゃ喜んで『ぜひやらしてください!』と即答しました。相手がウェルター級のトップクラスの選手なんで僕みたいな選手とやってくれるのかな?って心配はありましたけど、こうやって試合が決まって本当に嬉しさしかないですね」

──山際選手にはファイターとして、どんな印象がありますか?

「試合が決まる前からちょいちょい試合を見てたんですけど、ミドルの軌道とか、踏み込みなく蹴るとことか、その後のストレートとか、めちゃめちゃリスペクトする点が多くて。正直、僕もあんな感じの戦い方を目指している部分もあるんですよね。山際選手のスタイルにプラスしてパンチを強く打てるみたいなスタイルを目指しているんで、山際選手と戦えて本当に光栄というか、嬉しい気持ちがあります」

──対戦カードを聞いた時に直感的に松岡選手と山際選手は似ている選手同士の対戦だなと思いました。

「ジムの皆にもタイプが似てるよねって言われて。まあ山際選手のミドルVS僕のローみたいな感じでやっていければ良いかなと思います」

──対戦カード発表会見のコメントでもあった通り、自分のローキックだったらどんな相手でも倒せる自信があるんですか?

「今まで負けた試合でも、僕が序盤からローをバンバン効かせて、相手が足を引きずるぐらい効かせていたのに、練習していなかったから体力がなくて後半にボコボコにされたこともあるんですよ(苦笑)。僕は特にスネが硬いわけでもないんですけど、思いっきりローを蹴るんで一発でも当たれば効くと思います」

──今回も山際選手をKOして、自分のことをアピールしたいですか?

「そうですね。山際選手を倒して、タイトルマッチを組んでもらえれば一番ありがたいです」

──出来ることなら最短ルートでタイトルまで辿り着きたいですか?

「はい。さっきも言った通り、そんなに格闘技をできる時間は長くないと思っているんで、最短で行けるんだったら、最短でタイトルに挑戦したいと思っています」

──それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いできますか?

「僕は決してコンプリートファイターではないですが、昔よりは練習もして強くなっていると思います。山際選手もしっかり倒して、Krushのチャンピオンを獲って、ゆくゆくはK-1にも出て行きたいと思っているので、これからも応援よろしくお願いします」

 

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