2017.10.11

 10月11日(水)東京・K-1ジム五反田にて、11月5日(日)東京・後楽園ホール「Krush.82」の[Krush -55kgタイトルマッチ/3分3R・延長1R]で王者・寺戸伸近と対戦する挑戦者・久保賢司が公開練習を行った。

 4月の第2代K-1スーパー・バンタム級王座決定トーナメントで約1年8カ月ぶりの復帰を果たし、見事に準優勝に輝いた久保。試合後は「正直一発限りのつもりでいた。試合が終わってからは、どうやってジムを通じてK-1を盛り上げて広めていこうとシフトチェンジしていた」という。

 その久保が再びリングに立つ決意をしたのは今回のオファーが寺戸伸近との対戦だったからだ。久保と寺戸は過去に2度対戦しており、対戦成績は1勝1敗のイーブン(2010年3月は寺戸がKO勝利、2017年4月は久保がKO勝利)。今回が3度目の決着戦となる。久保は寺戸に対する特別な想いを語った。

「正直(4月のトーナメントは)一発限りのつもりでいたんですけど、あの時は自分のやりたいようにやって、周りのことを気にせず戦いました。今まで僕にとって試合=仕事だったのですが、トーナメントでは自分の欲だけで好きなように戦えたので面白かったです。そしてK-1のリングは最高でした。

(すぐに試合をやりたくなった?)正直オファーが来る前は、オファーが来ても断ろうと思いました。ただ宮田(充)プロデューサーから相手が寺戸伸近と言われて、それで気持ちが変わりました。僕は2010年に寺戸にKO負けして、今年4月に寺戸をKOして、自分の中では復讐心が解決されて、最後(決勝)はカッコ悪かったけどスッキリしました。

 そうしたら今回『寺戸がタイトルマッチでやると言っている』や『ワンマッチだったら勝てる』と言っていると聞いて、スッキリしていたのは自分だけで仕留めきれなかったんだなと思いました。だったらここで二度とやりたくないと言うまで叩き潰してやろうと思いました。

 だから今回僕が試合を受けたのは、ただ単に寺戸伸近が相手だったからで、寺戸をぶっ壊してやろうと思った、それだけです。(寺戸戦のオファーを受けて)完全にプッツン来ちゃったんで、それで(寺戸に)分からせてやろうと思いました」

 公開練習で久保はパンチと蹴りのミット打ちを1R1分ずつ披露。「最高に追い込めている状況なので当日は殺気ムンムンでいけると思います」とボクシング仕込みのパンチはもちろん、蹴りのミット打ちではハイキック、ヒザ蹴り、ローキックと鋭い蹴り技も叩き込んでいった。久保は「殴って蹴って、全部の武器を使って心を折る」と不敵に笑った。

「K-1ルールは殴って蹴って全部の武器を使うものなので(寺戸に)『これ以上はやめてくれ』や『もう勘弁してくれ』と言わせたいです。すべて使って痛めつけてやろうと思います。全部を効かせて心を折って、ギブアップと言わせないと気が済まないです。

(こんな気持ちで試合するのは初めて?)初めてですね。前回のトーナメントは自分の欲だけで全員ぶっ壊してやろうと思ったんですけど、今回は寺戸だけなんで。こいつ一人を破壊してやろうと思って試合するのは初めてですね。そこが楽しみでもあるし、自分でもひいちゃうところがあります、自分がどうなるのかなって(苦笑)。でも今回は完全にスイッチが入っているんで壊してやろうと思っています」

 今回は寺戸が持つKrush-55kgのベルトに挑む久保だが「ベルトが欲しいと思ったことはなくて、本当にこの男をめちゃくちゃにしてやろうと思っているだけ」とキッパリ。さらに「その中の一つで彼の中に残っているのがKrushのベルトなので、こいつからすべてを奪い獲ってやりたいという意味でベルトを獲りたいです」と危険な言葉を続けた。

 最後も久保は「いつもKrushは名勝負ばかりで会場が爆発する試合ばかりですが、ここまで恨みや憎しみを持って殴り合う試合は初めてだと思います。すごく面白いものが見れると思うので、期待してください」とファンにメッセージ。久保と寺戸の一戦はKrush史上最も危険なタイトルマッチになる!

 

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