2017.10.06

 10月6日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、12月9日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.83」の追加対戦カードが発表された。

 9月の後楽園大会で約2年ぶりの復帰を果たし、見事なKO勝利が収めた登坂匠が今大会に参戦。対戦相手は元Krush-55kg王者で、今回が約11カ月ぶりのKrush参戦となる堀尾竜司だ。

 登坂と堀尾は過去に2度の対戦経験があり、いずれも堀尾が勝利。2度目の対戦は第4代Krush-55kg王座決定トーナメント決勝戦で実現し、この試合で敗れた登坂は長期欠場へ。登坂にとっては因縁の相手との再戦となる。

 対する堀尾も2016年3月に寺戸伸近に敗れて王座から陥落するとKrush・Bigbangを合わせて現在3連敗中と結果を出せずにいる。お互いに復活・復権をかけた一戦になったと言える。

 会見では登坂がリベンジへの想いを語りつつ「自分が目指しているのは次のステージ(K-1)。そこにいくためにサクッと勝つ」と堀尾を踏み台宣言。一方の堀尾も「登坂選手に勝てばかつての自分を取り戻せる」と登坂を復活の足掛かりにすると誓った。

登坂匠
「堀尾選手と決まった時は、いずれリベンジしなきゃいけない相手だったんで、2回負けている相手ですけど、早くチャンスもらったなと思います。ここで勝って次のステージにいきたいので苦手意識はないです。期待していて下さい。

(復帰戦の感想は?)2年前と比べて心身共にバランスがよくなっていると思います。以前は身体とメンタルのバランスがとれなくて空回りすることもあったんですけど、今は心身ともにバランスがよくて、余計な力も入らず自然体で戦えました。12月も同じように動けると思います。

(堀尾の印象は?)すごく練習する選手なんだろうなと思います。スタミナもあって回転も速く、パンチも蹴りもある。今は3連敗しているそうですが、それは関係ないと思います。僕も2年間ブランクがあっても動けたし、僕の中で堀尾選手は強いイメージなので舐めずにしっかり戦って、サクッと勝って次のステージにいきたいと思います。

(次のステージとは?)僕はK-1に出たいです。来年3月にさいたまスーパーアリーナという大きい会場で大会があって、大きな会場で試合をすることは選手をやるうえで大事だと思います。大きい舞台で注目されたいという夢があったし、いい勝ち方をしたらK-1にも出れると思っているので、僕は早くK-1に出たくて仕方ないです。

(ファンへのメッセージは?)早くK-1に出るために、しっかり12月も勝ちます。2017年最後のKrush、熱い試合で締めくくりたいのでよろしくお願いします」

堀尾竜司
「今、自分は3連敗中なんですけど、登坂選手とやっていた頃はもっと前に出て、我も忘れて殴り合うスタイルでした。今はそれを失ったかなというのがあるので、登坂選手との試合は失ったものを取り戻すいい機会になると思います。

(登坂の印象は?)パンチが速くてKOしていて、すごいなと思いました。ただパンチが速くて強いのは前から知っていたことなので、特に驚きはしませんでした。あとは試合を見ていて後ろに下がるだけじゃなくてプレッシャーもかけていたので、2年前よりも噛み合った殴り合いが出来るんじゃないかなと思いました。

(連敗脱出のために変えたことは?)スパーリングでも相手の攻撃をよけて自分の攻撃を当てようとしていたら自分の良さが消えていました。これからスパーリングでも試合だと思って負けたら終わりの気持ちでやっていきたいです。

(ファンへのメッセージは?)登坂選手とやった試合は2回とも楽しかったです。あの試合を見た人も、見てなかった人も、あの時以上に興奮できる試合ができるはずなので楽しみにしていてください」

 堀尾がかつての荒々しい姿を取り戻して登坂をマットに沈めるか? それとも登坂が三度目の正直でリベンジを果たして次のステージへの切符を掴むか?