2017.10.06

 10月6日(金)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、12月9日(土)東京・後楽園ホールで開催される「Krush.83」の追加対戦カードが発表された。

 Krush-65kg Fightで注目のカード=左右田泰臣vs中村広輝の一戦が決まった。左右田はK-1スーパー・ライト級で活躍し、今年4月からKrushに参戦。8月の後楽園大会では-65kg王者・中澤純の持つベルトに挑戦し、延長判定で敗れたはしたもののKrushの歴史に残る大激闘を演じた。

 対する中村は今回がKrush初参戦。沖縄県那覇市出身の32歳で、39戦24勝(18KO)13敗2分の戦績を誇る。これまで3つのタイトル(全沖縄ライト級、初代LEGEND-63kg、TENKAICHIスーパー・ライト級)の獲得歴があり、現在はREBELSを主戦場に活躍しているハードパンチャーだ。

 会見には左右田と中村が揃って出席。中村がKrush初参戦への想いを熱く語れば、タイトルマッチでの敗戦を経ての試合となる左右田は「自分が面白そうと思ったことをやって発信していく」と再起へ向けた心境を語った。

中村広輝
「沖縄から来た中村広輝と申します。僕は沖縄で練習していて試合の度に東京に来ています。今回がKrush初参戦で、若い時に見ていた全日本キックやその流れで生まれたKrushに出ることが決まって、このきっかけを作ってくれたREBELSの山口(元気)さん、宮田(充)プロデューサーには感謝しています。

 こういった会見で参戦を発表していただき、Krushとはルートは違いますが評価してもらえているというのが今の気持ちです。今、昔の気持ちが溢れてワクワクしています。対戦相手が左右田選手ということで、応援していただけたらなと思います。

(左右田の印象は?)上手い選手だと思うので、上手さでごまかされないように戦っていきたいと思います。今回、Krushに参戦することになってワクワクして、若い時の気持ちが溢れています。絶対いい試合になると思うので会場まで見に来てほしいです。

(Krushの印象は?)僕が出ていた舞台も輝かしい舞台ですが、Krushも輝かしくて力がある舞台だと思っていました。自分が出れるとは思っていなかった舞台なので光栄だと思うし、僕はいつも通り戦うだけです。

(Krushには出てみたかった?)すごく若い時にKrushに出たくて、何度か『お願いします』とアプローチしたこともあります。その時は縁がなかったのですが、今回このようなご縁があったので、あとは暴れるだけです。

(Krushファンにはどこを見てもらいたい?)僕は戦績を見るとKO勝ちが目立つと思いますが、特にKOを目指しているわけではなくて、流れの中でKOしています。なので今回も流れの中でKOできたらと思います。自分で言うのもなんですけど、僕はKrush向きのファイトスタイルだと思うので、いつも通り戦うだけです」

左右田泰臣
「K-1のベルトが欲しいと言っておきながら、8月のタイトルマッチで負けて、また順番待ちの最後尾に並んでしまいました。今回はK-1ファイターの僕と初参戦の選手がKrushで戦うというシュールでカオスな図式ですが、僕が負けたらKrushの格が落ちる気がするので、シンプルに勝つというテーマを持って戦います。

(中村の印象は?)名前は以前から存じ上げていて、激闘派だと聞いていました。改めて映像を見ても激闘派だと思うので、素晴らしい選手だと思います。うちにも死ぬこと以外はかすり傷みたいな男(塚越仁志)がいるので、その男と練習をして対策を立てたいと思います。

(タイトルマッチで敗れたことについて)自分の耳で『勝者、中澤純』というコールを聞いたので負けたことにも納得しています。それに試合の勝ち負けで一喜一憂していたら一年前と変わりません。あの負けで落ち込んでいたら(格闘技を)やめるとか言いかねないので、そういう感情はなかったです。ただあそこで僕が負けたことでK-1スーパー・ライト級の選手を一人増やしてしまったので、そういうことがないように僕の仕事をしたいと思います。

(今後の目標は?)僕の目標がK-1のベルトということは変わりません。僕が思い描いているK-1のベルトまでのレールの上にKrushのベルトがあるなら、宮田プロデューサーと中澤選手にお任せします。前回はただの一試合と思って試合をしたのが負けた要因かもしれませんが、これから僕は自分が面白そうと思ったことをやって発信していきたいと思います。Krushは不思議なリングで、初参戦の選手がすごい試合をすることが多いので、楽しみにしていてください」

 会見やセコンド用のプライベートマスクを新調&着用してきた左右田は「今回はシンプルに出直し。僕がKrush3戦目で、中村選手がKrush初参戦なので、僕らの試合を第1試合でやるのはどうでしょうか?」と宮田プロデューサーに第1試合出場を直談判。宮田プロデューサーが解答を渋っていると、左右田が「自由にいきましょう、リベルタ(※スペイン語で自由)ですよ」と不敵に言葉をかける場面も。

 いずれにせよ、これまで接点のなかった左右田と中村による注目の初遭遇はは予測不能の一戦になりそうだ。

 

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