2019.06.06

中村拓己K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「K-1 KRUSH FIGHT.101」5.18(土)後楽園大会を総括します!

「第4・5試合はクルーザー級王座決定トーナメントの準決勝でした。RUI選手と植村選手の試合は植村選手のボディをハンマーで叩く映像などがAbemaTVさんでも特集されていて、再生回数などが通常よりも凄く多かったという報告を受けています。やっぱりそういったところでもインパクトのあった動画だと思いますし、RUI選手も自分の長身を活かしたパンチとヒザで植村選手と真っ向勝負して。逃げないというかアウトボクシングをせずに真っ向勝負をした感じがお互いの良さを引き出したんじゃないかなと思います。

 そしてK-Jee選手と杉本選手の試合は、どちらが勝つんだろうなというところで、競った・もつれる試合になるかなと思ったんですけど、結果的にはK-Jee選手のKO勝ちで「おお、こうなったか!」と思わせる試合だったかなと思います。K-Jee選手もこれで2連続KOで凄く良い状態で来たな、と。決勝がK-Jee vs RUI、九州の二人がベルトを争うということも、今年から「K-1 OUTSTANDING」がテレビ九州でも放送が始まって、そういったところでこの二人がベルトを争うのは非常に良い流れが来てるのかなと思います。

 第6試合は郷州選手と友尊選手の試合で、これも郷州選手がタイに行ったりして色んな新しいファイトスタイルを作ろうとしている中で友尊選手が上手くフットワークを使った戦い方で郷州選手を攻略したな、と。友尊選手は凄くクレバーに戦った印象があります。ダウンも取りましたし、ちょっと追い上げられる場面もあったんですけど、友尊選手はこれで2連勝。参戦当初は連敗が続いたんですけど、こういう形で2連勝して、スーパー・フェザー級は層が厚い中でちょっとづつ自分のポジションを作ってきたのかなと思います。

 そしてダブルメインイベントの第1試合、高梨選手とC-ZUKAの試合はC-ZUKA選手が凄く気持ちの強いところを見せたなと。ベルトがかかった試合は選手のギアをもう一段階上げるんだなと感じました。それでも高梨選手がしっかり倒しきった。女子アトム級で3戦3勝2KOで判定だった試合でも1回ダウンを取ってるというのは相当凄いと思うんですよね。KANA選手もそうですけど、女子の中でも凄くKRUSHらしい試合を女子アトム級でも見せてくれたんじゃないかなと。高梨選手も3戦ですけど多分皆さんの記憶に残る試合をしたと思うので、これからはチャンピオンとしての試合をどんどん組んでいけたら良いなと思います」

<3>に続く