2019.03.14

 中村拓己K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は「Krush.98」2.16(土)後楽園大会・一夜明け会見の総括コメントを公開します!

「セミファイナルもスーパー・フェザー級で、レオナ・ペタス選手と朝久泰央選手の試合でした。3月大会で島野浩太朗選手と西京佑馬選手のタイトルマッチがある中での試合という部分で、本当にスーパー・フェザー級のトップの実力者同士の試合で、どんな試合になるのかなと思ってたんですけど、期待通りのハイレベルな接戦だったかなと思います。

 その中でもレオナ選手がしっかりダウンを取って勝ったという意味では、やっぱりこの階級の中で本当に実力がある選手だと証明したと思いますし、この試合の勝者は次の挑戦権に凄く近づいた試合だったかなと思います。強いて言うなら、レオナ選手があそこでダウンを取って、そのままKOしていたら会場が爆発してたかなと。個人的にはそういったところも少し思った試合でした。

 メインイベントは第6代Krushスーパー・バンタム級王座決定トーナメントの決勝戦で、軍司泰斗選手と玖村将史選手の試合が行われました。二人とも本当にまだ若い選手なんですけど、リングに上がった時の風格というか、オーラも凄く良いものがあるなと思い、本当にベルトをかけて戦う試合として、スリリングで良い試合だったなと改めて思います。

 トーナメントでスケジュールが決まっている中で3試合やってきて、本当に試合毎に成長して、ここまで辿り着いたなと試合を見ながら思いました。その中で玖村選手が本当に素晴らしいテクニックを見せて軍司選手に勝って、結果的にKrush無敗のままチャンピオンになって、今は本当にスーパー・バンタム級は層が厚い階級なので、ここでまた一人タイトルを獲って良い個性を持った選手が上がってきたなと思います。

 これからは、もちろんこの階級で戦っていく上でK-1というのを目指すと思いますし、チャンピオンとして防衛していくという、二つのテーマのある試合がこれから続いていくと思います。今まではなかったチャンピオンらしい試合が求められていく中で、玖村選手がどういう試合をしていくのか楽しみにしたいと思います。

 また、敗れた軍司選手も本当に良い試合を見せてくれたと思いますし、本当に紙一重の展開だったと思うので。まあ少し試合のダメージがあるとは思うんですけど、この試合で評価を落としたとは思わないので、またダメージが回復してから、軍司選手の次というのも考えていきたいと思ってます」