2018.02.22

宮田充K-1プロデューサーが大会のテーマ・総括など、プロデューサーとしての目線で語るコーナー。今回は宮田プロデューサーが「Krush.85」2.12(月・祝)後楽園大会を振り返ります!

──今回は2月大会の総括をお願いいたします!大会全体を振り返ると大会の後半から一気にKOが増えた大会でしたね。

「今回は、試合が進むにつれて白熱していった大会でしたね。その中で、火付けになったのは第4試合の林健太vs泰斗かなと思います。もちろんプレミナリーと最初の3試合も見所はあったんですけど、やっぱり林が昨年ゴンナパーに倒されてからの再起戦で、長引いたら泰斗に分もあるかなと思ったんですけど、泰斗に試合をさせなかったですね。林くんは非常に良かったと思います。ゴンナパーにやられたような場面で、自分がやられたことと同じようなことを泰斗にぶつけることが出来たんで。林は先輩の山崎(秀晃)に似てるところがあって、倒しどころを逃さないですよね、ああいうラッシュを持ってるのは凄く良いと思います」

──第5試合の桝本“ゴリ”翔也vs江川優生はいかがでしたか?

「非常に緊張感のある良い試合でしたね、江川の良さも出て。ただ桝本も色々な修羅場を潜っていて、江川の倍以上のキャリアがある。桝本は最近勝ち続けてますよね?」

──KHAOS・Krushでは4連勝ですね。

「芦澤竜誠や朝久裕貴にも勝っていて、この試合も諦めないで最後にしっかりダウンを取って勝ちました。逆に言うと江川のこれからも楽しみになる試合でしたね。試合後にPOWER OF DREAMの古川会長は、いい勉強になった、と話していたようです。次の試合で江川がどんな試合をするのか楽しみです。桝本については-55kgに絞ってみようということも言っていて。-55kgも強敵揃いの階級ですが、それはそれで面白いかもしれません。桝本が身体を絞ってしっかり綺麗に仕上げてあのパンチ力が保てるなら、-55kgでは驚異になるでしょうね」

──小澤海斗vs里見柚己は小澤選手の秒殺KO勝利という衝撃の結末でした。

「実はそんなに2人のキャリアは変わらないんですよね。もちろん小澤はKrushでベルトを獲ったという歴史がありますが、里見もKrush参戦前からキャリアがあって、2017年もかなり試合数をこなしてるので。でもやっぱり小澤の渾身のミドルというのが、ああいう決まり方はちょっと考えてなかったですね。あの勝ち方は毎回は出来ないでしょうけど、ここでやるというのが小澤らしいな、と。本来の荒々しさが戻ってきたというか。もちろん次どんな試合になるかはこれから決まっていくんですけど、気持ち的には凄く上向きになるんじゃないですかね。西京春馬との2連戦はしんどかったと思いますが、今年は最高のスタートを切ることができたと思います。林のKOとは違う意味で良いKOでしたし、後半戦のスタートとしてはバッチリでしたね」

<2>に続く

 

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