関根勤さん・魔裟斗さん・久松郁実さんが語る!2021年K-1座談会<3>「女子戦線&2022年のK-1に期待すること編」

2022.01.07

K-1中継のレギュラー解説でお馴染みの関根勤さん・魔裟斗さん・久松郁実さんによる2021年K-1座談会が実現。今回は「女子戦線&2022年のK-1に期待すること編」として、盛り上がりを見せているK-1女子戦線と2022年のK-1に期待することを語り合いました。

――次のテーマは女子戦線です。K-1フライ級王者のKANA選手が道を切り開いてきましたけども、昨年はKANA選手に続けといろんな選手が出てまいりました。激しいファイトを見せていただきましたが、最初に久松さんから。

久松 今までKANA選手が一番上の立場にいたと思うんですけど、2021年はすっごい女子選手の戦いが多かったじゃないですか。最近ではKrushの菅原美優選手とMIO選手の再戦。半年前にK-1でやった時は、登場の時から菅原選手がウルウルと泣きそうな表情に見えたんです。その時はMIO選手が勝って、次にKrushで戦った時は菅原選手が人が変わったみたいに表情を変えて、ダウンを取ってベルトを守った。ドラマがあって、いいな、と思いました。

――煽りVTRではお互いに煽り合ったり。

魔裟斗 菅原選手と釣り番組で一緒になったんですけど、普段喋ると笑顔の可愛い女の子なんですよ。でも試合になると厳しい顔つきになる。ギャップがすごいですよね。

久松 可愛いです。ついつい実況中も「美優ちゃん」と言っちゃうんですけど(笑)、でも蹴りはすっごい強いですよ。元々空手をやってたのかな。すごく前蹴りとか上手で、戦い方も綺麗です。

魔裟斗 今現在も美容院で働いてるんでしたっけ?

久松 そうです。

魔裟斗 写真集も発売したり。

久松 私、表紙を見させていただきましたけど、すっごいセクシーでしたよ。かなり女性っぽくて、ファイターとは思えませんでした。

関根 そういうサイドからも盛り上げるって必要ですよね。僕は「ミライモンスター」という番組をやってて、NOZOMI選手、高校生の彼女を何回か取材して放送したんですけど。今、武道とか格闘技の高校があるんですね。中学の頃、登校拒否になってしまって、格闘技のジムに通ったら心身ともに強くなって「私、立ち直れた。せっかくだからプロになろう」と。それで探したら大阪に武道の高校があって、普通の授業もあるんですけど、太極拳とかボクシングとかが授業の中に入ってるんですよ。体育学部よりももっと格闘技に特化してて。K-1ではお姉さんたちが強くて、なかなか勝たせて貰えなくていつも泣いているんですけど。今、17歳だから、これからもっと強くなりますよ。

魔裟斗 女子選手も若い選手が多いですよね。

久松 この間の大阪大会で出た☆SAHO☆選手、めちゃめちゃ気持ちが強かったですよね。真優選手と戦って。

関根 女子選手は全体的にハートが強いですね。あまり退かないし、打たれたら打ち合う。男子選手の方がひるむよね。

魔裟斗 最近は女子のK-1選手に、女子のファンがだいぶついてきましたよね。

久松 えー、嬉しいですね。

――2022年2月27日、東京体育館大会でKANA選手と壽美選手の試合が決まりました。

久松 私、前回の試合を見返してきたんですよ。前回は壽美選手がすっごいKANA選手対策をして、やりたいことをやらせなかったんですよ。それを経験して、今回はKANA選手がどんな対策を立ててくるのかがめちゃくちゃ楽しみです。

関根 前回はノンタイトル戦だったんだよね。

久松 そうです。今回はタイトルマッチで。

――KANA選手にとっては復帰戦でもありますね。

魔裟斗 怪我をしてて、試合が久しぶりですよね。

関根 KANA選手は対策がすごいですよ。前に外国人選手に負けた時、半年くらいの間に対策をして、かつての藤原敏男さんを彷彿とさせるようなサイドステップを使って勝ったんですよ。彼女はフレキシブルだから、違う対策を取ってくるはず。

魔裟斗 あのステップはロマチェンコの真似をしたらしいですよ。

関根 そうなんですね。KANA選手にラジオのゲストに来て貰ったら、めちゃめちゃストイックなんですよ。格闘技のことしか考えてないんですよ。

魔裟斗 KANAはパンチがあって、一発で倒しますからね。

――久松さんはKANA選手の取材をしていますよね。

久松 私、おうちまで行ってます(笑)。すごいおしゃれなんですけど、普通の女子の部屋にはないK-1のものや格闘技系のものが一杯ありましたね。暮らしまでストイックで、お料理も全部自分でして調整したりとか。

関根 体に良いものを食べるんですよね。女性の青春の喜びみたいなものは全部捨てて、格闘技だけに。そういう人は強いですよ。だって、休みの日にロマチェンコの映像を見てるんだから(笑)。僕にも「ロマチェンコのステップ、ヤバいですよねー」なんて言うんですよ。

久松 KANA選手って応援したくなりますね。なんかストイックなところとか、素直だし、K-1のことを考えているし。

関根 階段トレーニングもやってましたよね。

久松 男子選手に混じってやってましたね。

――復帰戦が、前回負けた相手というのは?

魔裟斗 対策ですよね。

関根 前回やられて「冗談じゃない、私の方が上だ」というのでモチベーションも高いよね。

魔裟斗 あとKANA選手には「K-1の女子を作ったのは私だ」という自負があるじゃないですか。「絶対に負けられない」というのがあると思うんですよ。ものすごいプレッシャーを掛けていって、自分の距離で戦うことが出来れば、と思いますけどね。

――会見では「たくさん女子選手が出てきたけど、ちょっとまだ迫力がない」なんて手厳しいコメントもありましたけど。

魔裟斗 (KANAは)女子と思えないような倒し方をしてましたからね。

――パンチやハイキックでも倒したり。

関根 3ラウンドにハイキックを出したりしますよね。

魔裟斗 KANAは結構走り込んでいますからね。でもスタミナもなければ、後半バテていきますからね。

――今後のK-1女子戦線に期待したいところを。

久松 どんどんレベルも上がって、選手も増えていますし、KOをもっと見たいなって思っていますね。

――最後に、2022年のK-1に期待することを。

魔裟斗 2022年は前回、スーパー・ウェルター級チャンピオンになった和島選手に期待してますね。コロナ次第だと思いますけど、外国人選手や強い選手を倒していくところを見たいと思いますね。

――K-1で和島選手と見たい選手は?

魔裟斗 でもアビラル・ヒマラヤン・チーター選手にもローキックで勝ちましたしね。

関根 70kgだと日本人のライバルはいないかな。

魔裟斗 思い出してみてくださいよ。K-1の70kg歴代チャンピオンは、マラット・グレゴリアン、チンギス・アラゾフですよ。ああいう強い選手とやっていくんですから。でも和島がもっと体が強くなっていけば面白いですよ。あのレベルの相手とやって、勝ってほしいですよね。

――現段階でそうした外国人強豪選手と戦った場合はどうですか?

魔裟斗 僕の中で和島は未知数なんですよ。まだ限界が見えてないから「どのくらいやるのか?」が分からないですよ。まだまだ伸びますし、木村に勝ってチャンピオンになったことで、自信をつけて、さらに強くなってると思うんですよ。

――関根さんは?

関根 朝久兄弟のお兄さん(裕貴)。もっと試合を見たいです!

魔裟斗 去年、K-1では1試合しかしてないんじゃないかな。

関根 だから、もっと朝久空手を見たい!

久松 見たーい。

魔裟斗 確かに、3回くらい見たいですね(笑)。

関根 それと江川優生。トーナメントの勝ち方が鮮烈でしたし、武居と同じくらい凄かったじゃないですか。武居がボクシングに行っちゃったので、PODとしては江川君。あの左フックはね、相手がものすごい倒れ方をするから。

魔裟斗 豪腕ですよね。

関根 また彼、ルックスがいいんですよ。強そうな顔をしてる。魔裟斗さんも「悪そうな顔がいいなー」って言ってたよね(笑)。
魔裟斗 街で会ったら目を合わせたくない感じですよね(笑)。

関根 本当はそういう人じゃないんだけど、悪そうな感じもいいんですよ。

久松 でもアニメ好きですよね(笑)。全然ギラギラしてないんですよ。

魔裟斗 それ、すごいギャップですね(笑)。

関根 あと後輩の中野滉太君にも頑張ってほしいですね。

――続いて久松さんは?

久松 私は、次回のスーパー・バンタム級のトーナメントに出場する金子晃大選手に期待しています。

関根 ああ、金子は僕も期待してたんですよ。昔、軍司に勝ってるもんね。

久松 前回、武居選手が優勝したトーナメントは、金子選手は怪我で出られなかったんですよ。今回は選りすぐりのメンバーが集まってのトーナメントなので頑張ってほしいです。

――金子選手に優勝してほしいですか?

久松 今回は璃明武選手が出て、パワーオブドリームの佐々木洵樹選手、あと玖村将史選手、金子選手も出るので、優勝予想が難しいと思うんですけど。金子選手のアグレッシブさがインパクトありますね。

 

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