乱闘・暴言行為に厳重なペナルティ導入へ「記者会見や公式行事の場における乱闘や暴言、さらにSNSやメディアを通じての暴言・過激な言動については、K-1実行委員会として選手に対して『罰金』『試合出場停止』、場合によっては『試合中止』など、より厳重なペナルティを課す」(中村プロデューサー)

2019.06.22

 6月22日(土)東京・新宿区のGSPメディアセンターにて記者会見が行われ、中村拓己K-1プロデューサーより今後のK-1 JAPAN GROUPにおける選手の乱闘・暴言などへのペナルティに対する新たな発表があった。

 昨日開催された「K-1 KRUSH FIGHT.102」の前日会見にて瑠久と堀井翼が乱闘騒ぎを起こし、そのまま記者会見中止という事態が発生した。大会の一夜明け会見となったこの日、中村プロデューサーは「はじめに6月21日『K-1 KRUSH FIGHT.102』後楽園大会の前日会見における瑠久選手・堀井翼選手の乱闘、それによる記者会見中止について、多くのファンの皆様と関係各位に不快な思いを与えましたことを、主催者を代表してお詫び申し上げます」と謝罪。

「これまでK-1 JAPAN GROUPでは会見での乱闘や試合以外で対戦相手を傷つける・危害を加える行為、また過度な暴言を吐く行為を行った選手に対して『厳重注意』という形で処分してきましたが、最近ではそうした行為が目に余る状況が続いていました」としたうえで、今後は「K-1 JAPAN GROUPとして記者会見や公式行事の場における乱闘や暴言、さらにSNSやメディアを通じての暴言・過激な言動については、K-1実行委員会として選手に対して『罰金』『試合出場停止』、場合によっては『試合中止』など、より厳重なペナルティを課すことにいたします」と発表した。

 続いて中村プロデューサーは「もちろん選手たちが色々と試合を盛り上げるために発言したり、トラッシュトークをしたりすることはあると思いますが、自分でコントロールが効かない状態になってしまったり、リング以外で対戦相手に対してダメージを与えるような行為は、今まで以上に厳しく処分されるべきだと思います。その発言等に対しても、対戦する選手同士の言葉はあるとは思いますが、それが行き過ぎてしまって不適切な表現を使ったり、相手以外の周りの方たちに対して不快に感じる言葉を使ったり、そういったものに対しては厳しく処分していくことにします」とコメント。

 質疑応答でペナルティの対象になる行為については以下のように回答した。

「試合以外で対戦相手を傷つける行為は間違いなくペナルティの対象。その程度というのは線引きが難しいところもあるので、それに関しては何かが起こった後にK-1実行委員会で判断して処分を考えたい。先ほども話した通り、リング外での対戦相手を傷つける行為に対してはこれからは厳しく処分していきたい」

「例えば突き飛ばしただけだったとしても、それで選手が転倒して怪我してしまったり、相手を傷つけることになれば、もちろんそれは処分の対象になる。基本的にはリング外で選手同士が何かしら相手に触れて怪我につながる行為をしてしまった場合には処分の対象になる」

「暴言に関しては、試合なので戦う当人同士が対戦相手に対して思っていることを言ったり、自分達の主義・主張をぶつけるというのは構わないと思っています。ただしそれが例えば差別的な発言であったり表現になっていたり、第三者が聞いて不快に思うような発言になってしまう。また当人同士以外のところに飛び火して、第三者を傷つけるような言葉になっていた場合には処分の対象になると思います。各選手プロとして発言する以上は、自制してコントロール出来る範囲で公の場・SNS上でも発言してほしい」