大会情報

  • 日程 2019年12月28日(土)
  • 会場 ドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)
  • 観衆

    6,000人(満員)

  • 開催日時概要

    13:00開場/13:30プレリミナリーファイト開始/15:00開始

大会概要

  • 主催・後援

    ◆主催・著作    K-1実行委員会
    ◆企画・制作    株式会社M-1スポーツメディア
    ◆運 営      株式会社グッドルーザー
    ◆後 援      日刊スポーツ新聞社/スポーツニッポン新聞社

  • アクセス

    名古屋駅から(約20分 JR・名鉄・近鉄共通)
    ・地下鉄桜通線(徳重行)→久屋大通駅乗り換え名城線(右回りまたは大曽根行)へ乗り換え→市役所下車 7番出口より徒歩5分
    ・地下東山線(藤が丘行)→栄駅で名城線(右回りまたは大曽根行)へ乗り換え→市役所下車 7番出口より徒歩5分

    タクシー利用
    ・太閤通口(名古屋駅西口)から乗車 約20分   約1,600円
    ・桜通口(名古屋駅東側)から乗車 約15分  約1,500円

対戦カード

プレリミナリーファイト第1試合◎-53kg契約/3分3R


池田 幸司 Ikeda Koji

プレリミナリーファイト第1試合◎-53kg契約/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      29:28/29:28/30:28
  • ×
x

豊田 優輝 Toyoda Yuki

 池田がサウスポーの豊田に右ミドル・右ローと放って先制。豊田もこれに左インロー、右フックと左ストレートで応戦する。池田は右ストレートと左フックを振るって前に出る。豊田は前に来る池田に対し無理に応じて前には出ず、左ストレート・右フックで抗戦する。手数を多く繰り出し攻防する両者。
 2R、このラウンドも池田が前に出ていく。豊田はやはり無理に応じず、左右にステップして左ストレートと右フックを返す。池田はしかし被弾がありながら右ストレートとヒザを放ちながら前進を継続。豊田は左ストレートをボディに送り、これを池田に嫌がらせる。だが池田は距離を詰めてパンチとローキック。豊田は前蹴りを打ち込み、池田のボディにヒザを送る。豊田は左ストレート&ヒザで池田を下がらす場面も作る。だが、池田もさらに前へ出る。
 3R、前進が弱まったかに見えた池田だが、豊田が打ち合いに来たところへ顔面にヒザを突き上げダウンを奪う。体力・圧力で上回っているかの印象の池田は、さらに豊田を押していく。右フックと左ストレートを返すが、豊田は池田のヒザに動きが止まる。豊田はしかし右フックと左ストレートを回転させ池田の足を止める。だが、圧力ある池田を攻め切れない。回転でまさり連打を浴びせる豊田だが、池田が前に出て圧力を掛け終了となる。
 判定は29−28、29−28、30−28の3−0で池田。プロ2連勝となった。

プレリミナリーファイト第2試合◎K-1スーパー・フェザー級/3分3R


斎藤 祐斗 Saito Yuto

プレリミナリーファイト第2試合◎K-1スーパー・フェザー級/3分3R

  • ●
  • KO
    • 2R 2分2秒
  • ×
x

提髪 和希 Sagegami Kazuki

 1R、ともにオーソドックスで提髪が思い切りよく右スイングフック、右クロスと振るっていく。齋藤はリングを右回りして様子を見る。離れた位置からステップインしてのパンチを狙う齋藤。踏み込んでの左ボディフックで提髪をエグる。だが、提髪も踏み込んできたところをカウンターで迎え撃つ。ラウンド終盤、提髪の右ストレートがカウンターがとらえ、齋藤はやや動きが止まる。
 2R、両者頭を下げて入るためバッティングが見られる。齋藤は再びステップワークを駆使してリングを回るスタイルに戻る。そこから距離を詰め齋藤はボディパンチを集めるが、提髪はそこに左フックを見舞い、ダウンを奪う。
 立ち上がり打ち合いに出る齋藤だが、その右フックの前に提髪が右ストレートをカウンター。これに齋藤が崩れ落ち、提髪のKO勝利となった。

プレリミナリーファイト第3試合◎K-1フェザー級/3分3R


倉崎 昌史 Kurasaki Masafumi

プレリミナリーファイト第3試合◎K-1フェザー級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:28/30:28
  • ×
x

秀樹 Hideki

 1R、上背でまさるオーソドックスの倉崎に対しサウスポーの秀樹。倉崎は右インローを連続で飛ばし先手を奪う。距離を取られる秀樹だが、踏み込んでの左フックを当てる。秀樹はリーチ差を埋めるべく左ストレート、跳びヒザと攻める。倉崎はしかしガードの間から攻撃を見て右ストレート、左フックと返す。
 2R、パンチとローで攻撃を上下に散らす秀樹に対し、倉崎は右ストレートで顔面をとらえる。しかし手数で上回る秀樹は跳びヒザ、左ストレート、右フックと好戦的に倉崎を攻める。被弾で鼻血の見られる秀樹だが闘志は落ちない。だが倉崎の右ストレートがヒットする。倉崎は右ハイも打ち込み、秀樹の前進をけん制する。ラウンド最後は倉崎が右ストレート・右フック・右ハイと攻撃をまとめ秀樹を追い込む。
 3R、右ハイ・右ストレートを放つ寺崎に対し、秀樹は被弾の中から左ストレート・左フックを返す。寺崎はボディへのヒザでガードを落とし、左右の連打で秀樹を追い込む。秀樹はバックブローで逆転せんとするが、倉崎は当てさせずにヒザとパンチで攻める。秀樹も左フックを当てるが、倉崎はすぐ2倍・3倍のパンチとヒザで返す。秀樹はダメージがあり倉崎が的確性でまさり、右ストレートとハイで攻めて終了する。
 判定は30−28、30−28、30−28の3−0で倉崎。連敗からの脱出を果たした。

プレリミナリーファイト第4試合◎K-1フェザー級/3分3R


新美 貴士 Niimi Takahito

プレリミナリーファイト第4試合◎K-1フェザー級/3分3R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:25/30:26/30:26
  • ×
x

髙橋 直輝 Takahashi Naoki

 サウスポースタイルの新美とオーソドックスの橋。左インロー・左ミドルと放って当てる新美。橋はカウンターや返しを狙っているか手数が少ない。しかし攻防の中で新美の左ローが橋の下腹部に入ってしまい、試合が一時中断する。
 再開すると新美の右フックが橋をとらえる。新美は前に出て圧力を掛け左ミドル、左ストレートと決める。新美は左インローを入れることで橋の意識を散らし、左ストレートなど顔へのパンチをうまく当てる。
 2R、新美は被弾がないようガードを高くしながら向かうが、再びローが橋にローブローとなってしまう。
 新美に注意が与えられ再開。橋は新美が入ってくるところにカウンターの右ストレートを振るうが、新美はプレッシャーを落とさず左ストレートでとらえて橋をダウンさせる。
 新美はさらに攻め、ボディへのヒザ、右フック、左ストレートと橋を攻める。パンチを返す橋だが、やや手打ちになっておりキレが乏しい。新美は左ミドル、右フックと橋を追う。
 3R、新美はのっしのっしと歩を進めてプレッシャーを掛ける。そこからの右フックを橋に当て、さらに左ストレートと右フックをフォローしてスタンディングダウンを奪う。
 なんとか橋が再開するも新美はプレッシャーを弱めることなくロープに詰めるとヒザ・ミドル、右フック、左ストレートでフィニッシュを迫る。だが、橋もまだ力の残っている右ストレートで反撃。新美は攻め疲れが出たか手数が落ちる。
 判定は30−25、30−26、30−26の3−0で新美。KOは逃したが連勝を決めた。

プレリミナリーファイト第5試合◎K-1スーパー・ライト級/3分3R


泰斗 Taito

プレリミナリーファイト第5試合◎K-1スーパー・ライト級/3分3R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分25秒
  • ×
x

松岡 翔大 Matsuoka Shodai

オーソドックスの泰斗に対し松岡はサウスポーに構え間合いを詰めていく。そしてキレある左の蹴りをロー、ミドルと放って泰斗を襲う。泰斗も右の蹴りを放って応戦していたが、松岡は左ミドルを放って空振りするが、すぐさま右での後ろ回し蹴り。これで泰斗のアゴを下からとらえ、後方に倒して初回KO勝ちとした。

第1試合◎スーパーファイト/-53kg契約/3分3R・延長1R


松本 日向 Matsumoto Hinata

第1試合◎スーパーファイト/-53kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      10:9/10:9/10:9/
  • ×
x

橋本 実生 Hashimoto Mao

 1R、オーソドックスの松本は開始から前に出て右ストレート、左フックと振るっていく。これに対し橋本はサウスポーから左ストレート、右ミドルで応戦する。松本の前に出る姿勢が目立つ。橋本はそこへ左ストレート、右フックを合わせていく。前に前に行く松本だが、橋本が左ストレートでタイミングよくとらえる。橋本は自らは行かずに待ち構えてカウンター狙い。
 2R、橋本は距離を作って松本を誘い込み、入り際に右フックを合わせる。さらに松本の入り際に左ストレートもとらえる橋本。フットワークを使い、橋本は松本をヒラリヒラリとかわしていく。だが松本も右のハイ、右ストレートと橋本を追いかける。しかし橋本もやはりバックステップして距離を作り、松本の入り際に右フックを狙う。松本は右ストレートを当て橋本は一瞬マットに手を着くがこれはノーダウンと判定される。
 3R、両選手バッティングが見られレフェリーが注意する。打ち合いの近距離から松本がバックブローを放つと、橋本がすぐに負けじとバックブローを返す。松本は間合いを詰めパンチの連打で迫り、これを橋本は組んで押さえてしまいレフェリーから注意を受ける。松本の入り際に橋本は右フックを引っかけるように当て松本が崩れるが、これはダウンとならず。松本は左フックを当て右ハイキック。橋本も左ハイキック、左フックと返すがどちらも決定打はない。
 判定は29−29、30−28(松本)、29−29で松本に1票入るもドロー。第1戦に続き延長戦に突入する。
 EXR、切り込んでいく松本だが、橋本はこれを受け止め両者動きが止まる。橋本は松本の入り際に右フックを狙うが、逆に松本の右ストレートがとらえ一瞬動きが止まる。先手で積極的に行く松本の姿勢が目につく。橋本は組みつきが重なり警告を受ける。橋本は松本の踏み込みに合わせたカウンターが外れると組んでしまい動きがなくなってしまう。終了間際に松本は胴回し回転蹴りの大技を見せ、ゴングが鳴ると勝ったとばかりガッツポーズを見せる。
 判定は3者10−9で松本。再戦も勝利し橋本を返り討ちにした。

■試合後の松本日向選手のコメント
 
「(試合の感想は?)やっぱ広いなとメッチャ思って。始まった時は、普段と変わらない感じで始められたんですけど、1R固くて。メッチャ固いと思って、インターバルに入る時に周りを見たらメッチャ広くて。やっぱすげえなと感動して、逆にリラックスして、やることやろうと思って戦えたかなと。技術的には、教えてもらったことをもっといっぱいしたくて。1R、それをすっごいしたくていろいろやってたんですけど、何もできずに試合が終わっちゃうことがあるので。皇治さんからは『何も考えないで考えろ』って言われてて。その気持ちで、ガッツリいけました。それで多少動かせたかなと思います。
 
(相手の印象は?)強くなってました、やっぱり。自分も強くなってると思ってたんですけど、やっぱり相手も強くなってたし、1R目は自分が固かったので、1Rは競ってて、2・3で落ち着けてヨシというのはあったんですけど、あのままだったらヤバかったと思います。
 
(その中での勝因は?)勝因はやっぱり気持ちかなと。それと、今回は当てたいパンチを前よりしっかり当てられたかなと思います。向こうの方が技術はあったかなと思うんですけど、それだけ自分に伸びしろあったかなと思います。
 
(今年を振り返ってと、来年の抱負を)去年の4月に代理戦争が始まる前は、こんなすごいとこで試合ができると思ってなかったんで、何もかもがビックリで、実感が湧いてんのかなと思うんですけど。皇治さんに選んでもらってシルバーウルフで練習して、TVで見てた先輩たちにいろいろ教えてもらってセコンドもついてもらって、何とか必死に食らいついてきて今までやってきたんで、来年もどこまで行けるか自分が楽しみです。
 
(ファンの皆さんにメッセージを)名古屋まで来てくれたジムの大応援団の皆さん、本当にありがとうございます。Tシャツも着てくれて、SNSでも応援してくれて、本当に力になってます。これからも頑張るので、応援よろしくお願いします」
 
 
■試合後の橋本実生選手のコメント
 
「(試合の感想は?)何もさせてもらえなくて、やりにくかったです。強かったです。
 
(相手の印象は?)フィジカルが強いなあと。全然押されて。
 
(どう巻き返していきたいか)この前1回負けて、2回目はないやろって。2回は絶対負けたらアカンって思ってたんですけど、結局負けてもうたんで。全部1からやり直して、強くなってまた戻ってきます。
 
(ファンの皆さんにメッセージを)負けても応援してくれたり、インスタのメッセージとかもありがとうございます。地元の応援団の人たちもたくさん来てくれてサポートしてもらって、感謝します。恩返しするんで、待っといてください」

第2試合◎K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R


壽美 Kotomi

第2試合◎K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント・リザーブファイト/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:29/30:28/30:29
  • ×
x

真優 Mahiro

 1R、サウスポーの壽美に真優はオーソドックスで対峙する。どちらも前蹴り、横蹴りを飛ばし合うが、近距離でパンチの打ち合いとなると組み合いとなってしまう。横蹴りの連打で壽美を突き放す真優。パンチを狙う壽美だが、真優はバックステップして距離を作り蹴りの間合いをキープする。
 2R、壽美は間合いを詰めて左ストレートと右フックを浴びせる。真優はこれに付き合わず、離れた距離から前蹴り、バックブローを繰り出す。壽美はジャンプしての二段蹴りから左ストレート、しかし真優も右ストレートを返し壽美は被弾にやや顔をしかめる。遠間から飛び込んでくる壽美に対し真優は組みつきが多くなってしまいレフェリーから注意を受ける。
 3R、真優が前に出ていくが、壽美も引かず両者ホールディングとなってしまう。壽美は左ミドルから前に出る。引かない真優だが後手となってしまいやや押される。先手で出られない真優。バックブローを繰り出すが、壽美をとらえられない。顔面前蹴りを当てる真優だが、壽美の前進を止められない。
 判定は30−29、30−28、30−29の3−0で壽美。トーナメントリザーバーの権利を手にした。
 
■試合後の壽美選手のコメント
 
「(試合の感想は?)真優選手の前蹴りがすごくイヤで、1R思うようにできなかったんですけど、セコンドの方々の声がしっかり聞こえて、言ったもらったことをやっているうちに少しずつペースを掴めたので、セコンドの方々にホント感謝だなと思います。
 
(相手の印象は?)気持ちが強くて。パンチを打ち合っても全然一歩も引かないところが、気持ち強いなと思いました。
 
(今後の目標を)まず、今リザーブで勝って、まだ何があるか分からないので、一応準備はしています。もちろんこれから、格闘技やると決めたからには中途半端に終わりたくないので、ベルトをバッチリ目指しています。
 
(ファンの皆さんにメッセージを)応援してくださった皆様、ありがとうございました。今日も出し、これからももっともっと上を目指して頑張ろうと思います。応援よろしくお願いします」
 
 
■試合後の真優選手のコメント
 
「(試合の感想は?)試合はもうホンマにダメダメやって、前回以上のいい動きを見せなアカンかったんですけど、前回以上に悪い試合を見せてしまって、ホントに応援してもらってる方には残念な思いをさせてしまい、申し訳ないです。
 
(相手の印象は?)壽美選手とは2回、アマチュアでやらせてもらってて、1勝1敗やったんですけど、プロのリングで始めてすることになって、まあいずれ当たるやろなあとは思ってたんですけど、勝たなアカンかったところを自分が落としてしまったんで……。
 
(ここからどう巻き返していくか)ちょっと考えて。すぐにまた頑張りますとは言えないんで、しっかりゼロから考えて、格闘技とどう向き合っていくか、しっかり考えていきたいと思います。
 
(ファンの皆さんにメッセージを)いつも応援してくださってる方には本当に感謝の気持ちでいっぱいです。自分、格闘家としては結果で恩返ししていかないとダメなんですけど、ここで折れちゃうと応援してくれてる方にも申し訳ないんで、しっかり格闘技と向き合う時間を大事にして考えて、またどうしていくか決めていこうかなと思ってます」

第3試合◎K-1 WORLD GP 初代女子フライ級王座決定トーナメント ・一回戦(1)/3分3R・延長1R


KANA Kana

第3試合◎K-1 WORLD GP 初代女子フライ級王座決定トーナメント ・一回戦(1)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      29:27/30:27/29:27
  • ×
x

クリスティーナ・モラレス Cristina Morales

 トーナメント準決勝、KANAの相手はヨーロッパで数々のタイトルを獲ってきたモラレス。1R、開始からモラレスが前に出てプレッシャーを掛ける。これにKANAはステップを使って正面から相対することをしない。ジャブ・ストレートがよく伸びるモラレス。KANAは下がりながら右オーバーフックを当て、この2発目をクリーンヒットしてモラレスの動きを止める。KANAは左インローを効果的に当て、モラレスが間合いを詰めんとしてもKANAは素早いバックステップでそれを許さない。

 2R、KANAはこのラウンドもフットワークを続行。モラレスが左ジャブ、右フック、ワンツーと振るってくるが、KANAは足を使ってこれを空転させる。そしてモラレスをロープに詰めるとKANAは右アッパー、右ストレート、右ボディフックとパンチを回転させる。これを機に前へ出始めるKANA。だがモラレスは長いリーチを活かしたワンツーとヒザで反撃。KANAは足へのローを忘れない。

 3R、モラレスは前蹴りとリーチを活かした右フック、ワンツー。だが、KANAはガードを堅固にしてクリーンヒットを与えず、近距離に持ち込んでから左右フック、ローと攻める。打ち合いの中でモラレスのパンチでバランスを崩すKANAだが、これはスリップでダウンとはならず。KANAはやや失速が見られ、モラレスのワンツー、ヒザと攻められる。だが、KANAは打ち合いの中で右フックを決めダウンを奪い、さらに右フック、左フックでフィニッシュを迫り試合を終える。判定は29−27、30−27、29−27の3−0でKANA。難敵を下して決勝に進んだ。

■試合後のクリスティーナ・モラレス選手のコメント
「(試合の感想は?)すばらしい試合だったと自分では思います。KANA選手もすばらしい選手でしたし、できれば勝てたらよかったんですけど、また強くなって、ぜひ戻ってきて対戦したいです。(相手の印象は?)とても強くてすばらしい選手です。私が強くなって、また戦ったときは勝ちます。(ファンの皆さんにメッセージを)こういう機会をいただけたK-1関係者のみなさま、ありがとうございます。また強くなってぜひとも戻ってきたいです。強い私を見せたいので、これからもよろしくお願いします。ファンの皆さんの応援が、とてもありがたかったです。とても好きなK-1で勝ちたいので、またよろしくお願いします」

第4試合◎K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント ・一回戦(2)/3分3R・延長1R


ヨセフィン・ノットソン Josefine Knutsson

第4試合◎K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント ・一回戦(2)/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:28/30:28/30:29
  • ×
x

メロニー・ヘウヘス Mellony Geugjes

 準決勝(2)はともにKANAと1勝1敗の戦績を残すヨセフィンとメロニーによる外国人対決となった。1R、開始とともに両者はさっそく打ち合いを展開。序盤は組み合いも見られたが、それが落ち着くとヨセフィンは左ミドル、前蹴りと放ち、メロニーを近づかせない。左右のフックを振るっていくメロニーだが、ヨセフィンは前蹴りを入れるなどしてクリーンヒットを与えない。

 2R、ステップから切り込まんとするメロニーだが、ヨセフィンはそこに左フックをカウンター。前蹴りと左ハイキックを飛ばす。メロニーのタイミングを狂わせる。ヨセフィンはジャブ・前蹴りと動きにスピードがあり、メロニーを懐に入れさせない。メロニーが左右フックを振るっても、ヨセフィンはブロックで弾きこれを当てさせない。

 3R、ヨセフィンは左右前蹴りに右ストレート、左フックと速射砲のようにパンチを飛ばす。メロニーも距離を詰めて左ボディフック、右アッパーと攻めるが、ヨセフィンはバックステップで間合いを外す。フットワークのよさが光るヨセフィンはメロニーが強打を振るってきても、ここから足を使って回避して巧打を与えない。判定は30−28、30−28、30−29の3−0でヨセフィン。実力者同士の対決を制し、決勝で待つKANAとの三度目の対戦に進んだ。

■試合後のメロニー・ヘウヘス選手のコメント
「(試合の感想は?)ハードな試合だったが、今日は残念な結果に終わってしまった。(相手の印象は?)強いというのは事前に分かっていたが、結果が3ー0になるとは思っていなかった。ただまあ、本当にいい選手だと思う。(ここからどう巻き返していくか)もしK-1が機会を与えてくれるのであれば、今日誰がチャンピオンになっても、ぜひタイトルマッチをやらせていただきたい。自分がタイトルマッチに値する選手だと自負しているので、もしチャンスをいただけるのであれば、タイトルに挑戦させていただければと思う。(ファンの皆さんにメッセージを)皆さん、私の試合を楽しんでいただけていれば光栄です。私自身、すごく日本が好きなので、また戻ってこれたらとてもうれしく思います。KANA、おめでとう。でも私たちはまだ1勝1敗だということを忘れないでほしい。K-1のタイトルを懸けて、どちらが強いか決着をつけましょう」

第5試合◎スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


キム・ホソン Kim Ho Sung

第5試合◎スーパーファイト/K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 2分21秒
  • ×
x

海斗 Kaito

 1R、ともにサウスポーで前に来た海斗にホソンが左ストレートをヒット。しかし海斗は止まらずさらにパンチで迫る。精度で上回るホソンに対し海斗は一旦距離を取る。そして左ミドルを当て、ホソンが前に来る、左ストレート、右フックを当てる海斗。しかし今度はホソンが左ストレートと右フックを当て返し、両者スリリングな展開となる。ホソンは左後ろ回し蹴りから左ストレート。しかし海斗はホソンの入り際に連打から右フックを当ててダウンを奪取。
 そして立ってきたホソンにフィニッシュにへ向かうと、左ストレートと右フックを回転させ初回KOで沈めた。
海斗のマイク
「前に勝った時選手とやりたいと言って、強い相手ですけど僕のやりたい相手じゃなかったので、また練習して強くなるので、今度こそ有名な選手お願いします。まいど!」

■試合後の海斗選手のコメント  
「(試合の感想は?)とりあえず勝てたんで、いい年越しになりそうだと安心してます。
 
(相手の印象は?)めっちゃやりにくかったですね、相手は手足が長くて。それと自分自身はこんなに大きな舞台は初めてで緊張してるというのがあって、初っ端、足が全然動いてなくて。いいパンチをもらってから、ちょっと目覚めましたね。勝因は完全に気持ちじゃないですかね。蹴らんと打ち合いに来たので、僕も蹴らんと打ち合いにいきました。蹴りの勝負やと思ったら、ほぼパンチでやってましたね。
 
(今後の目標は?)ベルトですね、ベルトがほしいです。
 
(ファンの皆さんにメッセージを)いつも応援してくれるファンのかた、ほんま力になるんで。今回で多少増えたかなと思うんですけど、来年もよろしくお願いします。いい試合するので」

■試合後のキム・ホソン選手のコメント  
「(試合の感想は?)まずファンの声援に対して申しわけありません。いい試合をしたと思うのですが、結果を残せませんでした。
 
(相手の印象は?)同じサウスポーだったので自信がありましたが、私が悪かったんだと思います。打ち合いをしたから負けました。
 
(ファンの皆さんにメッセージを)  申しわけありません。もっともっとすごい姿を見せたいです」

第6試合◎スーパーファイト/ K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


平山 迅 Hirayama Jin

第6試合◎スーパーファイト/ K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 0分26秒
  • ×
x

中野 滉太 Nakano Kota

 1R、両者オーソドックスで向き合い、まずはローを蹴り合う。そこから両者は距離をあけ、互いに蹴りを外し合う。蹴り数の多い中野は左ミドル、右ローと平山に当て始める。中野はさらにバックスピンキックを放ち、右ローで平山にダメージを与える。
 2R、前に来ようとする平山に対し、中野はバックステップして距離を保ち、ローで足にダメージを蹴り溜める。ジリジリとにじり寄る平山。中野もこのプレッシャーに屈しないよう、ロー、バックスピンキックと放つ。平山は踏み込んでボディフック。中野も自ら踏み込んでの右ストレート、顔面前蹴り、バックスピンキックと多彩な攻めを見せる。
 3R、平山は前に出て距離を詰め打ち合いを仕掛けるが、中野は右ミドル、ワンツーに続いて左フック。平山も左フックを放っていたが、中野の左フックが一瞬速くとらえ、倒れた平山は立ち上がろうとするも目が定まらず中野のKO勝利となった。
中野のマイク
「年末年始の忙しい時に足を運んで頂きありがとうございます。まだまだ先輩たちに負けないよう、来年は自分の年にできるように頑張るのでよろしくお願いします」

■試合後の中野滉太選手のコメント
 
「(試合の感想は?)とりあえずいい勝ち方で、初めてのK-1の本戦をKOで飾れてよかったと思います。
 
(相手の印象は?)平山選手はすごくパンチもうまくて蹴りもあって、平山選手だからいい田尾試合ができたのかなと思って、そこはいい経験になりました。
 
(勝因は?)自分の距離にしていってパンチが当たれば倒れるなと思ってたんで、それがたまたま当たったっていう。ホントに練習してたことが出たのかなと思います。
 
(今後の目標は?)今回はこういうK-1の大きな舞台で戦えて、次はKrushのベルトが優先なのかなと思うんで、次Krushのベルトを獲って、もう一回K-1の本戦に出られるように頑張りたいです。
 
(ファンの皆さんにメッセージを)お忙しい中、わざわざ名古屋まで来て応援してくださった方々、TVで見てくださった方々、ありがとうございました。今回こういう勝ち方ができたんで、つぎもしっかりいい勝ち方で、来年は自分の年にできるように頑張りますので、応援よろしくお願いします」
 
 
■試合後の平山迅選手のコメント
 
「(試合の感想は?)……正直、覚えてないです。すみません。
 
(相手の印象は?)……負けてるんで、相手選手が強かったとしか言えないですね。
 
(今後の目標は?)ゆっくり考えます。
 
(ファンの皆さんにメッセージを)名古屋まで来てくれた地元神戸の応援団の皆さん、東京から応援してくれてる皆さん、指導してくれてる大宮司さんをはじめシルバーウルフの皆さん、ありがとうございました」

第7試合◎スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R


加藤 久輝 Kato Hisaki

第7試合◎スーパーファイト/K-1クルーザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 2R 1分17秒
  • ×
x

K-Jee Keiji

 1R、サウスポーの加藤は左ボディストレートを打ち込み、これをK-Jeeに嫌がらせる。加藤はさらに左ボディストレートで行くが、K-Jeeはここで左フックを効かせる。加藤は続けて左ローを放つが、これもK-Jeeに効かせる。左ストレート、左ハイ、左三日月蹴りと加藤は攻勢。だが、K-Jeeも前に出て、左ストレートを決める。だが、加藤は左ハイキックを当てる。K-Jeeはしかし弱気にならず前に出る。加藤は左ボディストレートを再び決める。加藤は左ローを放って効かせ、左ボディアッパー。K-Jeeは左フックを狙うが、加藤は左ストレート。左ローでもダメージを与えて初回を終える。
 2R、前に出るK-Jeeだが、加藤は右フックからの左ハイキックでダウンを奪取。
 K-Jeeは立ち上がるも足がフラついており、加藤は左ハイキックでさらにK-Jeeの足をフラつかせて2度目のダウンを奪う。
 加藤はフィニッシュに入って左右フックでK-Jeeを襲い、最後は左ストレートで腰砕けにしてKOで勝利した。
加藤のマイク
「今回KOボーナスが大きかったので、早めにに倒して家に帰って飲もうと思って力んで、でも90㎏は力んでパンチ出さないと面白くないので、自分の仕事を果たしました。ありがとうございます。試合前にカリミアン選手が来て『元気か?』と言われてどうでもいいんだけど、早く怪我を治して愛鷹選手と試合をして、勝った方を僕が待ってます」

■試合後の加藤久輝選手のコメント  
「(試合の感想は?)予想どおりですね。K-Jee選手は精神的に強いタフな選手なんで、序盤からいいパンチが入ったのに、ペース上げて攻めてきたので、強い選手だなと思いましたね。自分はうまく散らして合わせて、計画どおりいったと思います。
 
(相手の印象は?)そこまでスピードはないですけど、今年KO勝ちが続いた理由がわかったというか。一発一発が重いので、これからもっと強くなると思います。
 
(勝因は?)身体能力の違いが一つ、あとは作戦がうまくいったってことですね。
 
(今後の目標は?)今年の3月にK-1のチャンピオンになれなかったので、やはりリベンジをしたい気持ちは強いです。愛鷹選手がカリミアンとやると思うんですけど、そのあとに僕が王者とやりたいと思ってます。
 
(ファンの皆さんにメッセージを)  今日も僕らしい勝ちかたができて、みなさんのおかげだと思ってます。いまのスタイルでクルーザー級を引っ張っていこうと思いますので、応援よろしくお願いします」
 
 
■試合後のK-Jee選手のコメント
 
「(試合の感想は?)……強かった。それだけです。
 
(相手の印象は?)……強かった。
 
(今後の目標は?)目標は変わんないけど、足りないものとか必要なものとか、負けたことによって分かったので、そういうところをトレーニングによって修正していきたいと思います。
 
(負けたけど、クルーザー級はこれからも盛り上げていかないといけないと思ってるし、これからまた注目してもらえるとうれしいです」

第8試合◎スーパーファイト/ K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R


大和 哲也 Yamato Tetsuya

第8試合◎スーパーファイト/ K-1スーパー・ライト級/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 3R 0分34秒
  • ×
x

不可思 Fukashi

 大和と不可思による注目の日本人対決。両者ともに地元が名古屋ということで会場は入場からおおいに盛り上がる。

 1R、両者ローを出し合い相手の出方を探る。大和がジャブを先に当てるが、不可思もジャブを返して当てる。不可思はジャブ、左フックと放つが、大和もブロックして当てさせない。右ロー、ジャブ、ボディストレートと不可思は攻撃を散らす。だが大和は動じず、初回はまだ両者の均衡が崩れずに終わる。

 2R、歩を進めてズンズンと前に行く大和。大和の右ストレートに不可思は左フックを当てるが、大和はすぐに左フックを当て返す。大和は前進を止めず、右アッパーから左ボディフック。大和はそこから打ち合いへと持ち込み、不可思がプッシングで下がらせてもプレッシャーを緩めない。不可思は右ボディストレートから右ストレートと反撃する。不可思は跳びヒザも見せるが、大和は再び前進してくる。不可思は右ストレート、右フックと当てる。前に来る大和に不可思は右ハイキック。大和も左右フックを返して終了する。

 3R、大和は右アッパー、左ボディフックと連打で迫るが、不可思は体を入れ替えて4連打。そこから大和に右ストレートを正面から打ち込み、横を向くと再度側面から打ち込み、大和は倒れてダウン。立ち上がるもダメージの状態を見てレフェリーが試合をストップした。

不可思のマイク
「お前ら、見たか! 来年、オレがK-1のベルト獲るんでよろしくお願いします。……ちょっと調子乗ってすみません。先輩の哲也さんと戦って勝つことができて、信じられないっていうぐらい嬉しいんですけど、ほんと哲也さん、ありがとうございました。今日K-1名古屋大会初めてですけど、盛り上がってると思うので、毎年年1回、名古屋でK-1やりましょう。今日は応援来てくれた方、ありがとうございました。これからも応援よろしくお願いします」

■試合後の不可思選手のコメント  
「(試合の感想は?)本当に勝ったなあという感じですね。いまも勝ったのか、倒して勝ったのかって、ちょっとフラフラしてる感じです。(相手の印象は?)想像どおり強かったし、巧かったし。一発でもいいのをもらったらやられるなっていう、ずっと緊張感のあった試合でした。(今後の目標は?)来年、K-1のベルトを獲れるようにがんばりたいです。

(前回の横浜大会から、この階級のタイトル戦線が動いているが?)スーパー・ライト級が熱くなってるなっていうのは思いました。盛り上がってると思うし、熱いカードが続いてるし、今日もメインでタイトルマッチがありますし。いまK-1の中でも僕の階級っていうのは、一番くらい目立ってると思うので、そこの中心に行きたいです。(ファンの皆さんにメッセージを)今年も応援ありがとうございました。もっと熱い試合を観せて、K-1のベルトを巻くので来年もよろしくお願いします」

■試合後の大和哲也選手のコメント
「(試合の感想は?)ああ、負けちゃったなあという印象ですね。ああ、やっちゃったなあっていう。(相手の印象は?)実績もある選手なので、我慢強いとか、そういう強さは感じましたね。(相手に勝っていたという部分、相手の方が勝っていたなという部分は?)競り合いで負けたなっていう印象ですかね。K-1の舞台でやる選手はそんなに差はないので、そこで自分が負けちゃったなあというところで、どこが勝ってどこが劣ってるっていうのは正直ないですね。今回は負けちゃったなっていう。

(来年に向けて)試合終わったばっかですけど、今回負けてしまって改めて、今さらですけど、もっとK-1ルールの戦い方に順応しないと今後勝てないなと思うんで、そこはちょっと考えないといけないと思いますね。次はちょっとまだいつってことは言えないですけど、そういうことも冷静に考えて、自分と向き合って会長とも相談して考えていかないとと思いますね。

 僕のファンの方には負けてしまって、申し訳ない思いが強いんですが、一つ、この名古屋大会の盛り上げるKOが演出できたかなと思うんですけど(苦笑)、まだ次戦も決まってませんし、自分の方向性もまだ見極めてないですけど、少し休んで考えて、頑張っていきたいなと思いますので、応援よろしくお願いします」

スペシャルエキシビションマッチ/3分1R


武尊 Takeru

スペシャルエキシビションマッチ/3分1R

  • ●
  • エキシビション
  • ×
x

江川 優生 Egawa Yuki

 現役K-1王者同士による超豪華エキシビションマッチ。1R、武尊が左ミドルを入れると江川も左ミドルを返す。両者エキシビションとはいえ全力で蹴りを放っていく。江川がボディを交えた連打を放つと武尊はニヤリと笑い、力を込めた右フックを返す。江川はこれをしっかりブロックする。武尊も左フックの上下打ち。だが江川は足を止めず、プレッシャーを正面で受けない。武尊が胴回し回転蹴りを見せると、江川もすぐに同じ技で返し、武尊は再び笑みを見せると左右フックを振るっての打ち合いに。江川が左フックでとらえて武尊は一瞬顔が上を向くが、終了すると両者笑顔で抱き合い、健闘を称え合った。

江川のマイク
「下がらずに打ち合うつもりだったんですけど、プレッシャーすごくて。さすが偉大なチャンピオンです。僕も負けないように努力して頑張ります」

武尊のマイク
「今日はたくさんのご来場ありがとうございます。今のK-1になって初めて名古屋に来ることができて嬉しいです。これから日本中、世界中にK-1を広められるよう江川選手と引っ張っていくのでよろしくお願いします。今年はこれで試合終わりなんですけど、来年3月のK'FESTA、僕出場するので応援よろしくお願いします。(江川に)やっぱりパンチがエグい。ありがとうございました」

第9試合◎スーパーファイト/ K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R


大岩 龍矢 Oiwa Tatsuya

第9試合◎スーパーファイト/ K-1スーパー・フェザー級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      29:28/30:29/29:28
  • ×
x

スタウロス・エグザコスティディス Stauros Exakoustidis

 地元・名古屋の大岩が“鉄の拳”スタウロスとの国際戦に挑む。1R、静かにガードを固めるスタウロスに大岩は右ロー、右フックと強打を入れて先制する。しかしスタウロスが出てくると大岩は熱くなって正面では打ち合わず、ステップで距離を作ってスタウロスの入り際に右フックを合わせる。そしてボディへのヒザを嫌がらせると、大岩はそこからさらに攻勢を仕掛け右ボディストレート、バックブローと放つ。

 2R、スタウロスは左右のボディフック連打を見せるが、大岩は左ハイキックで反撃。スタウロスは1Rより前進を強め、左ボディフック、左アッパーと大岩をとらえ顔を紅潮させる。スタウロスの連打に体勢を崩す大岩だが、大岩もスタウロスに右ストレートを打ち込む。スタウロスはボディフック、右フックから返しの左フック、跳びヒザと大岩を攻める。ヒザからフックと反撃する大岩だが、スタウロスはリングを回って空転させる。

 3R、前に出ていく大岩はスタウロスをコーナーに追い詰める。大岩はここからスタウロスを出させず、ボディストレート、右の拳をストレート、フックと打ちつけスタウロスを攻める。失速の感じられるスタウロスはロープ際から出られない。大岩はそこへ右ストレートを連続でさらに与える。しかしダウンを奪わんと力んでしまい、右スイングフックは空を切る。スタウロスも右・左とフックに力を込めるが、これは大岩が空振りさせて試合を終える。判定は29−28、30−29、29−28の3−0で大岩。KOはならなかったが、強豪スタウロスを降した。

■試合後の大岩龍矢選手のコメント  
「(試合の感想は?)スタウロス選手、めちゃくちゃパワーがあって、すごくヤバかったですね。倒せるところ、ちょっといけなかったですね。強かったです。(相手の印象は?)思ったとおりパワーがあって、思った以上にタフで強い相手でしたね。まあでも、倒すって言ってたので。そこが倒せなかったのが、ちょっと悔いが残ってますけど。スタウロス選手がマウスピースを吐いたんですけど、それでも倒せなかったので。次は倒せるように練習します。

(勝因は?)皇治選手との悔しい試合があってから、新しい環境に行って、いままで以上に練習もしてきて。その成果が出たんじゃないかなって思いました。(今後の目標は?)3月にさいたまスーパーアリーナで大きい大会が決まってるんで、それに出場させてくださいって言いたいですね。あと、 スタウロス選手に勝った以上、K-1トップファイターだと思っているので、ベルトも目指してます。すぐに武尊とやりたいという気持ちはないんですけど、 いろんな選手が武尊の首を狙ってるし、ベルトを目指してるんで。自分はどうなるかわからないですけど、武尊の挑戦者決定戦じゃないですけど60kgのトーナメントができたら、おもしろいんじゃないかなって思ってます。

( 武尊選手と当たるのも問題ない?)いますぐには気持ちはできないですけど、武尊とやりたいっていう選手がたくさんいるので。王手っていうのが見えたときに、自分が武尊とやってベルトを獲りたいのか、違うかたちでベルトを目指すのか。そこはまだ準備はできてないです。ただ、一番は(ベルトを)目指してるので。そういう挑戦者決定戦ができたら、気持ち的にやるんじゃないかなと思います。

(ファンの皆さんにメッセージを)今回は倒せなかったですけど、 スタウロス選手っていう強豪に勝ったんで。俺が強いんだぞっていうところを見せられると思うので、これからもっともっと上を目指して、さらにベルトも目指していきたいのでよろしくお願いします」

■試合後のスタウロス選手のコメント
「(試合の感想は?)予想していた以上に手強い選手だったと思う。努力はしたが試合は試合だから。(相手の印象は?)先ほども言った通り予想以上に手強い選手で、2Rに目の上を攻撃された時に目が見えなくなってしまって、そこからちょっとバランスを崩してしまった。(相手に勝っていたという部分、相手の方が勝っていたなという部分は?)特にどこのポイントが勝っていたとか劣っていたということはないと思う。ゲームはゲームなので、いろんな流れによって変わっていくが、最終的に負けてしまったのは、これもゲームなので仕方ないことだ。(ファンの皆さんにメッセージを)もっと鍛練を積んで、強くなってまた再び日本に戻ってきます」

第10試合◎スーパーファイト/ K-1ウェルター級/3分3R・延長1R


野杁 正明 Noiri Masaaki

第10試合◎スーパーファイト/ K-1ウェルター級/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 2-0
      29:29/30:29/30:29
  • ×
x

ハッサン・トイ Hasan Toy

 2階級制覇を狙う野杁が初来日・欧州の強豪ハッサンと対戦。1R、両者ハイキックを飛ばし、野杁のヒザにハッサンはローと技を出し合う。野杁の左ボディにハッサンは後退。野杁もダメージを感じたか前に出ていく。野杁はガードから右ローを入れてハッサンの足にダメージを溜めていく。ハッサンも顔面前蹴りで野杁をとらえる。野杁は右ローをコツコツと蹴り溜める。
 2R、ハッサンも左ボディフックを野杁に返し、ロー、ヒザを入れる。野杁はガードから距離を詰め、左右のボディ打ち、足へのヒザ蹴りで攻める。野杁はガードを堅固にして前進し間合いを詰め、足へのヒザ蹴りを続行。ハッサンも右ストレートからボディへのヒザで反撃する。足へのヒザ蹴りでトイを下がらせる野杁。右ストレートを当ててハッサンが前に出てくる。野杁がガードを固めていると、ハッサンはフック・アッパーとコンビネーションを見せる。

 3R、右ローを入れる野杁。ハッサンはこれを嫌がり前蹴りで距離を作らんとする。ハッサンは野杁の接近際に顔面へのヒザ蹴り。野杁はすぐに前進する。距離が開くとハッサンは顔面前蹴り。野杁は間合いを詰めると足へのヒザ蹴り、ロー、パンチの連打を見せるが、ハッサンは大崩れしない。逆にハッサンのパンチで鼻血が見られる野杁。ロープに詰めて左右のボディフック連打を見せる野杁だが、ハッサンもヒザを突き立て反撃してくる。野杁が追いかけ右ロー、右ハイ、ヒザと放って終了。判定は29−29、30−29、30−29の2−0で野杁。世界の強豪ハッサンを降した。

■試合後の野杁選手のコメント
「(試合の感想は?)シンプルにハッサン選手はすごく強い選手で。やりながら強さを感じました。KOできなくて悔しかったですけど、判定で勝つことができたんで。勝って反省することができたんで、次につながったかなという感じです。(相手の印象は?)技の振り分けが上手で、リーチがあるのは体格見てすぐわかったんですけど、その距離でそのタイミングで来るんだっていう攻撃がすごくうまい選手だなという印象です。(勝因は?)なんですかね? う~ん……。まあ、気持ちですかね。(今後の目標は?)やっぱりウェルターとスーパー・ウェルターっていう階級は強い外国人選手が多いので。今回のハッサン選手もそうですし、海外で名前の売れている選手とドンドンやらせてほしいなという思いがありますね。すぐにベルトに挑戦したいというのももちろんありますけど、順番的にはピケオーが先だと思うので。そこでベルトに挑戦できるように一つ一つ勝っていくというのが、今の僕にできることだと思うので。

(ハッサン選手は初来日だが、これからタイトル戦線に絡んでくると思う?)ぜひまた呼んでほしいですね。日本でも活躍できる選手だと思いますし。逆に、ハッサン選手がピケオー選手とやったらどうなるのかなとか、個人的にもすごく思いますし。K-1ルールでも問題なく戦ってたと思うので、また日本で見たい選手だなって、やってて思いました。

(ファンの皆さんにメッセージを)年末の忙しい時期にたくさん来ていただいてありがとうございます。今年を勝ちで締めくくることができたんですけど、KOっていう最高の形で締めくくることが できなかったので。来年一発目はまだ決まってないですけど、しっかりKOで発進できるように、一つ一つがんばっていきたいと思うので、応援してもらえるとうれしいです。いい年を迎えてください」

■試合後のハッサン選手のコメント
「(試合の感想は?)とてもハードですごくテクニカルな試合で、内容自体は悪くなかったと思う。(相手の印象は?)もともと野杁選手のことは研究していたので、その意味では想定通りの戦い方ではあった。だから単純に野杁選手のほうが強かったというだけだと思う。次回、もし対戦する機会があれば、その時は自分が勝ちます。(相手に勝っていたという部分、相手の方が勝っていたなという部分は?)自分の方が野杁選手より優れた選手だとは思う。ただ、今夜それを見せることができなかったのは自分の責任だ。(来年の抱負を)ぜひまた日本に戻ってきて、K-1のリングに上がりたい。K-1はすごくいい団体だと思う。なので、K-1が用意してくれる相手であれば誰でも戦いたい。(ファンの皆さんにメッセージを)日本の皆さん、今回は自分を招待してくれてありがとう。自分の試合を楽しんでいただけていたらいいなと思う。野杁選手にもおめでとうと言いたい」

第11試合◎スーパーファイト/-69kg契約/3分3R・延長1R


木村“フィリップ”ミノル Kimura "Philip" Minoru

第11試合◎スーパーファイト/-69kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • KO
    • 1R 1分18秒
  • ×
x

マーセル・アデイエミ Marcel Adeyemi

 2019年はK-1すべての大会に出場し、すべてKO勝利を収めている木村。最後を締める一戦はムエタイ系ファイターのナイジェリア人アデイエミとの一戦となった。

 1R、左ミドルを蹴るアデイエミに対し、木村は左右ボディフックを連打し、左フック、右ストレートと猛攻。アデイエミはパンチの威力に面食らってガードを固める。気圧されて後退していくアデイエミ。ガードからローを放つが腰が引けている。逆に木村は右ストレートから連打に入り、左フック、右・左のボディフック、最後は左右フックを打ち込むとアデイエミはマウスピースを吐き出して下を向くように前のめりにばったり。レフェリーが試合をストップし、木村が今年のK-1すべての大会に出場&全試合KO勝利という偉業を成し遂げた。

木村のマイク
「どうも、木村“フィリップ”ミノルです。僕の試合楽しいでしょ? 面白かったですか?僕はスター性がスゴいですね。来年ベルトを獲りに行きます。また応援よろしくお願いします。名古屋、K-1最高!」

■試合後の木村“フィリップ”ミノル選手のコメント  
「(試合の感想は?)6連続KO勝ちを目標にしていて。一年を通してだいぶ疲れも出てきた時期なんですけど集中して、めちゃくちゃヤバい倒し方ができたんで興奮してますね。マンガやアニメで観るようなKOをしたいと思っていて、立ったまま失神っていう、これ以上ないような倒しかたができて、ちょっと興奮してますね。格闘技好きとか、とくに男の子はみんな好きなKOじゃないかと思いますね。(相手の印象は?)彼もムエタイベースなので、2R、3Rで調子上げてくると思うので、短期決戦。短期決戦なら僕に敵わないと思ったので、それがハマった感じですね。(勝因は?)1Rで倒すって決めて、獰猛に猛獣のように攻めたことですかね。

(今後の目標は?)今年はこうやって全大会に出て、経験を積んだ年で。来年はまた違った、一個一個ちゃんと狙ってタイトルを獲っていくような、そういう違った実りのある一年にしたいですね。(ファンの皆さんにメッセージを)  これからも応援してください、ものすごい試合とか、ものすごい景色を見せるから。それができるようにがんばるので、これからもついてきてください。お願いします」

第12試合◎スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R


武居 由樹 Takei Yoshiki

第12試合◎スーパーファイト/-56kg契約/3分3R・延長1R

  • ●
  • 判定
    • 3-0
      30:25/30:24/30:25
  • ×
x

スリヤンレック・オーボートー.ガムピー Suriyanlek OBT.Kamphee

 今年6月に現役王者として世界最強決定トーナメントも制し、K-1スーパー・バンタム級の“完全制覇”を成し遂げた武居。今大会では“超激闘型ムエタイ”と異名を持つスリヤンレックを迎え撃つ。

 1R、両者ローでスタート。スリヤンレックは右ローを返し威力を感じさせる。右フック、左ローと放つスリヤンレック。武居は左ミドルでボディを効かせ、そこから左右ボディフックを連打。これでスリヤンレックからスタンディングダウンを奪う。さらに武居はすぐに跳びヒザからの左ショートフックで2度目のダウンを奪う。

 武居はフィニッシュに向かい、左ハイからボディストレート。しかしスリヤンレックも左フック、右ストレートを武居に打ち込む。スリヤンレックはローから左フック・右フックと見えにくい軌道でパンチを振り回す。武居は跳びヒザからボディへのヒザ。スリヤンレックは右フックで武居のアゴをとらえる。スリヤンレックは大振りの右フックこそ空振りするが、その後のローは武居をとらえる。武居は左フック、右フックと攻めるが、スリヤンレックに持ち応えられる。

 2R、前に出てプレッシャーを掛けてくるスリヤンレック。しかし武居はフットワークを使い、スリヤンレックが大振りする左右のフックに空を切らせる。そしてその間に右フックを打ち込んでスリヤンレックをグラつかせる。武居はさらに左ボディストレートでスリヤンレックにダメージを与えるが、武居が追いかけていくとスリヤンレックは右フックをカウンターして武居を狙う。武居はスリヤンレックの右フックをかわし、スリヤンレックの右ミドルに合わせた右フックでダウンを奪取する。しかしスリヤンレックは立ち上がると再び前に出てくる。

 3R、武居はフットワークを使い、ボディストレートを打つと離れるヒットアンドアウェイ。スリヤンレックはコーナーに追い詰め右の強打を振るうが、武居はコーナから出て逃れる。武居が左ハイキックも当て、スリヤンレックは鼻血が激しい。しかしスリヤンレックはボディストレートを効かせて武居を追いかける。そして武居のカウンター、ヒザをものともせず、パンチでダウンを迫る。ボディのダメージか足のもつれも見られる武居。右ストレートを受け武居はバランスを崩してマットに手を着く。判定は30−25、30−24、30−25の3−0で武居。スリヤンレックの猛攻を振り切って勝利を収めた。

■試合後の武居選手のコメント
「(試合の感想は?)相手が打たれ強かったです。(相手の印象は?)気持ちがすごく強くて、何で倒れてくれないのかなという感じでした。ヤバかったです。(勝因は?)1Rにダウンを2回取れたことだと思います。こういう強い選手とやってると、久々に楽しいなと思えたので、こういう試合をどんどんやっていきたいと思います。(1年前もタイ人と判定だったが、その時とは違う?)全然違いますね。やっぱりタイプが違うんで。スリヤンレック選手の方がK-1向きですかね。(相手が後半盛り返してきましたが)自分がスタミナ不足で。それが原因で倒しきれなかったというのがあるんですけど、ホントに気持ちが強かったです。(スタミナ不足の原因は?)ちょっといろいろあって……。

(古川会長からは?)『もっと冷静に戦えよ』って。試合中、セコンドの声で『うわ、怒ってんな!』ってすごく思って。それは聞こえたんですけど、全然体が言うことを聞いてくれなくて。(いい年越しできそうですか?)一応勝ったんですけど、倒しきれなかったので、何か負けたような感じがします。いい年越しではないですが、まあひと安心ですね。(ファンの皆さんにメッセージを)今日はたくさんの応援ありがとうございました。来年もこういう強い選手とやって、いい試合をどんどんしていくので、来年も応援よろしくお願いします。

■試合後のスリヤンレック選手のコメント
「(試合の感想は?)相手の選手がやはり強かった。自分のパンチが相手より遅かったと思う。(相手の印象は?)強いなという印象を受けました。相手のパンチで目の周りを痛めて、それがつらかった。(今後の目標は?)ぜひリベンジさせてもらいたいです。(K-1ルールはどうでしたか?)楽しく試合ができた(ファンの皆さんにメッセージを)応援してくれた皆さん、ありがとう。今回は負けてしまったが、この舞台に立てたことをとても感謝している」

第13試合◎K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R


KANA Kana

第13試合◎K-1 WORLD GP初代女子フライ級王座決定トーナメント・決勝戦/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 2-1
      10:9/9:10/10:9
  • ×
x

ヨセフィン・ノットソン Josefine Knutsson

 初代女子フライ級王座決定トーナメント決勝はKANAとヨセフィンの3度目の対戦となった。

 1R、KANAはステップを使ってリングを回り、右ストレートをヒット。ヨセフィンに照準を絞らせない。ヨセフィンは前蹴りを打ち込み、KANAをロープ・コーナーへと追い込む。KANAは右クロスを放ってロープ・コーナー際から出んとするが、ヨセフィンはプレッシャーを落とさない。連打から右ローに繋げるヨセフィン。KANAはバックブロー、右クロスと放つがヨセフィンはクリーンヒットさせない。KANAが左フックを当てて初回を終える。

 2R、このラウンドもヨセフィンは前に出てKANAをロープ・コーナーに詰める。KANAはステップから前に出て行きたいが、ヨセフィンのプレッシャーを押しのけられない。KANAはサウスポーに変わるが局面を打開できずオーソドックスに戻る。ヨセフィンは左ミドル、ヒザ蹴り、前蹴りと放ち、至近距離でも圧力で上回りKANAを下がらせる。右ストレート、ボディへのヒザを決めるヨセフィン。しかしKANAはラウンド終盤、右クロスから連打で攻勢を作って終える。

 3R、KANAは開始すぐに胴回し回転蹴り。ヨセフィンは効いてないとアピールする。KANAのフットワークにヨセフィンもステップを使ってついていく。圧力を掛けて展開を作ろうとするヨセフィン。近距離では巧みにKANAの肩・上半身を押して崩しヒザを打ち込む。ヨセフィンはワンツーから跳びヒザ。KANAは接近戦から右ショートアッパー、ボディフックと入れるがヨセフィンは大崩れしない。KANAのボディフック連打にヨセフィンは顔面前蹴りを返して終了。判定は29−28(KANA)、29−29、29−29でドロー、延長戦で王者を決することとなる。

 延長R、ヨセフィンは跳び蹴り、そこからワンツーを繋いで攻める。KANAはローを放つが、顔が下向きになったところをヨセフィンがやはりワンツーで攻める。ヨセフィンはサウスポーにも変わるがKANAは頭を振ってヨセフィンのパンチをかわし右ストレート。ヨセフィンはワンツーから左ハイキックを繋げる。これにKANAは顔面前蹴りを印象よく決める。ヨセフィンも前蹴りを決め返す。ヨセフィンはヒザ・前蹴りと打ち込み、そこから連打を繋げる。KANAは右ストレート、左フックを連打するが、ヨセフィンは前に出てヒザを放って応戦する。判定は10−9(KANA)、10−9(ヨセフィン)、10−9(KANA)の2−1でKANA。勝敗が決するとKANAは喜びに崩れ落ち、と抱き合い健闘を称え合った。

KANAのマイク
「こんにちは、KANAです。今日はたくさんの応援ありがとうございました。精神的にキツくて、自分がベルトを獲らないとK-1女子が終わっちゃうし、来年も名古屋で大会ができないと思って、必死で頑張りました。このトーナメントに出場してくれた選手、毎日指導してくださるみなさん、本当にありがとうございました。K-1のベルトを巻いてリングを降りると約束して、このリングを降りることができます。本当にありがとうございます。K-1女子の舞台をたくさんの女子の選手が目指してほしいと思います。それを自分が先頭になって覚悟を持ってやっていきます。K-1、最高!」

試合後のKANA選手のコメント
「(試合の感想は?)ホントに、このベルトが今。自分の手元にあることで、ホントにホッとしてます。(相手の印象は?)準決勝のモラレス選手はキャリアが50戦以上で、自分の何倍もキャリアのある選手で、引き出しもたくさん持ってる選手だったので、まずは準決勝を勝たないと思って、対策をしっかりして勝てました。決勝のヨセフィン選手は3回目の対戦なんですけど、どうやって攻略すればいいのかというのを、練習ですごく繰り返して、練習が全てだなというのはすごく感じました。(勝因は?)やっぱり日々の練習。それだけじゃないですかね。(今後の目標は?)今日、このベルトを獲ったことが、K-1女子のスタートだと思うので、これからもっとキツいことがあると思うんですけど、K-1の女子の初代チャンピオンとして、絶対王者になれるように、K-1をまず広めていきたいなと思ってます。

(メロニー選手が1勝1敗なんだから白黒つけようと言ってました。それに限らず、いろんなところから狙われると思いますが)そうやって言ってきてくれることはメチャメチャうれしいですけど、メロニーは準決勝で負けたんで、今は言う権利がないかなと。でもホントにこのK-1の舞台で女子の階級ができて、そして自分がチャンピオンになったことで、世界中から『自分とやりたい』って選手がどんどん出てくると思うんで、ホントに光栄なことで、どんどん自分が強くなる要素が増えてくると思うので、マジで強くなって、絶対王者になって、世界のどんな強豪にも打ち勝ちたいと思います。

(ファンの皆さんにメッセージを)このトーナメントを開催できたことも、応援してくださるファンの皆さんのおかげだと思ってます。ベルトを巻いてリングを降りられたことは本当にたくさんの応援のおかげなので、これからも絶対王者を目指して突き進んでいきます。これからもよろしくお願いします」

試合後のヨセフィン選手のコメント
「(試合の感想は?)今日の試合は拮抗していて、苦しい戦いだった。自分は最初、かなりアグレッシヴに攻めていて、自分の感覚としては延長RはKANA選手にポイントがいったのも分かる気るけど、最初の1Rは負けたとしても、2Rと3Rは私が勝っていたと思う。なので、そもそも延長R自体がなかったものなんじゃないかなと。自分の中ではKANA選手のファイトスタイルをすごくリスペクトしているし、すばらしい選手だと思っている。KANA選手が日本のチャンピオンだということも理解しているから、おめでとうと言いたいです。ただ、私の中では2Rと3Rは勝ってたと思うので、延長Rがなかったんじゃないかなと思う。言いたいことはそれだけです。ここで希望を言いたいのですが、今日の試合で判定をする際にポイントをつけると思いますが、今回の試合でどういう攻撃にどういうポイントでこうなったのかというのを、できれば見せていただきたいと思います。あと、この場で言わせていただきたいのは、日本のファンのみなさんの応援のおかげでここまで来れたので本当にありがとうございます」

第14試合◎K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R


安保 瑠輝也 Anpo Rukiya

第14試合◎K-1 WORLD GPスーパー・ライト級タイトルマッチ/3分3R・延長1R

  • ●
  • 延長判定
    • 3-0
      10:9/10:9/10:9
  • ×
x

ゲーオ・ウィラサクレック Kaew Weerasakreck

 メインイベントはスーパー・ライト級王者・安保瑠輝也と前王者ゲーオ・ウィラサクレックによるタイトルマッチ。両者は6月の両国大会で対戦しており、この時は王者ゲーオに挑戦者・安保が挑み、延長判定で安保がゲーオから勝利を収めた。

 1R、ゲーオがサウスポーからの左ローで先制。安保もすぐに得意の二段蹴りを返していく。まず両者は蹴り合いを展開する。安保が後ろ回し蹴りを見せるが、ゲーオは前蹴りで崩す。ゲーオが左ミドルを当てると、安保はサウスポーに変わる。ゲーオが右フックからの左ストレートを当てれば、安保はもっと打ってこいとジェスチャーを見せる。安保はハイキックが見せるもゲーオは当てさせない。そして右フックと左ストレートで切り込むが、これは安保のブロックに阻まれる。

 2R、安保は二段蹴りから右ミドルで前に出るが、ゲーオはこれを当てさせずに左ハイ、前蹴りを返す。左ストレートを伸ばし、跳びヒザで安保のボディを襲うゲーオ。ジリジリと前に出るゲーオは安保を下がらせる。安保は左右のフックから横蹴り。左ハイを飛ばしたゲーオは続いて左ストレートにつないで安保にペースを取らせない。さらにゲーオはボディへのヒザで安保を襲う。安保も跳び上がってのヒザを放つが、ブロックされる。

 3R、ゲーオは左ストレートからボディへのヒザで安保を攻める。両者打ち合いで安保は右ストレート、ゲーオは左ストレートを当て合う。ゲーオはヒザから安保を掴んでしまいレフェリーから注意を受ける。安保は右ストレート、ヒザと放つが、ゲーオは前に出る。ここでゲーオの組みつきにレフェリーから警告が出される。安保はワンツー、右ストレートと出て、ゲーオがこれに左ストレートを返して終了となる。判定は29−29、29−28(ゲーオ)、29−29でドロー。今回も延長戦に突入となる。

 延長R、開始から向かってくる安保に対し、ゲーオは組んでのヒザ蹴り。これで体力の消耗を隠す。安保は右ストレート、左フックと放つが、ゲーオはやはり組んで押さえる。レフェリーは組みつきを重ねるゲーオに警告を出す。ゲーオは消耗からパンチが出ず、組みが多くなってしまう。対する安保も大きなパンチのヒットを上げられない。前蹴りで安保の体勢を大きく崩すゲーオ。終了のゴングが鳴ると、ゲーオは大きく手を広げて勝利をアピールする。判定は3者10−9で安保。前回同様の接戦となったが、安保が判定勝利で王座を防衛した。

安保のマイク
「大口叩いてしまって、すみません。自分が望んだ、周りが望んだ結果じゃなかったです。自分が2020年のK-1の顔の一人になると言っていましたが、まだまだ自分にはできないので、もっと自分を鍛えて、自信がある最高の状態までもっと頑張っていきたいと思います。すいません」

■試合後の安保瑠輝也選手のコメント  

「(試合の感想は?)前回とあまり大差ない試合内容になってしまったなという印象です。(相手の印象は?)前回も言ったんですけど、やっぱりうまかったですね。自分に攻撃をなかなかさせてくれなくて。まだまだ自分は攻めきれてないと思うので、もっとがんばりたいと思います。(勝因は?)なんですかね、わかんないです、自分でも。(今後の目標は?)今回また、こういう結果になってしまって。まあ、勝ちは勝ちなんですけど、自分が求めてる勝ちはチャンピオンらしい勝ちなんで。3月にK'FESTA.3があるんですけど、しっかり汚名返上したいと思います。

(前回以上にゲーオ選手の気迫が目立ちましたが?)すごく気合が入ってましたね。2Rくらいからペースも上げてきて、前回よりも本当に強かったんで。打ち合いしてても『ああ、強いな』って思いましたね。(次の防衛戦に向けて感じることは?)そこに関しては、誰が来てもいいんですけど。横浜とか名古屋とか、いろいろスーパー・ライト級の試合がありましたけど、そこはそんなに観てないというか、気にしてなかったんで。これから誰とやるのかなというような感じです

(ファンの皆さんにメッセージを)本当に大口を叩いて 、KOで倒すって言ったんですけど、また同じような判定になってしまって、応援していただけてるかたに申しわけない気持ちでいっぱいです。ここからがんばるとしか言えないんですけど、 がんばっていきますので、 安保瑠輝也の応援、そしてK-1をよろしくお願いします 」

■試合後のゲーオ選手のコメント
「(試合の感想は?)試合が終わってスッキリはしていますが、思った結果にならなくて悲しいです。3回目のベルトが取れなくて残念です。(相手の印象は?)スタミナが途中で切れたかと思いました。自分のスタミナも切れかかってましたが。(敗因は?)アウェイで戦うというのはこういうこともあると覚悟しないといけないと思いました。ジャッジに負けたなと思います。(どう巻き返す?)できるだけ長く戦っていくことが大事だと思ってます。(ファンの皆さんにメッセージを)応援してくれたファンの皆さん、ありがとうございます。自分ももう年なので、いつまで戦えるか分かりません。応援よろしくお願いします」

 

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