「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>里見柚己、持ち前の破壊力で西京佑馬に勝つ!「西京選手を派手にKOして、朝久選手に『里見とタイトルマッチをやりたい!』と思わせるような勝ち方をしたい」
2019年6月からライト級で戦い、K-1・Krushのトップ選手たちと鎬を削ってきた里見。今年2月のK-1東京体育館大会ではK-1甲子園2018・2019王者の龍華から延長判定で勝利を収めた。タイトル戦線への浮上を狙うライバルからの勝利だったが、里見自身は「前回龍華選手と戦って、すごく強い選手ということは分かっていて、結果勝てたことは良かったんですけど…試合内容には全く納得いっていません」と悔しさを滲ませる。
「最後にラッシュをかけたのがポイントになったのかなと思います。普段から(体力的に)きついところで力を出し切る練習はしているので、それが最後に(勝利に)つないでくれたかなと思います」と接戦を制した要因をあげる一方で「内容的にはダメ。龍華選手といはいつかまた戦いたい」と再戦も望んでいる。
今大会ではK-1甲子園2016王者&元Krushスーパー・フェザー級王者・西京佑馬選手と対戦する。里見はライト級・西京はスーパー・フェザー級で戦ってきたため、西京がライト級に階級を上げるまで戦うチャンスはなかったが「若い選手なんでいずれ階級を上げてくると思ったし、もし階級を上げてきたら近いうちに戦うだろうと思っていた」という。
“ジーニアス”の異名を持つ天才肌の西京について「テクニシャンでスピードも速くて、ものすごく強い選手。間違いなくトップレベルの選手で、テクニックだけじゃ勝てない」と里見。「自分の武器は倒す力なので、それを活かして戦って最後はKOで倒せたら面白いんじゃないかなと思います」と西京のセンス・テクニックを攻撃力で破壊するつもりだ。
里見は「ライト級の選手の試合のなかで一番面白い試合をしてK-1らしくKOで勝ちたい。朝久選手にもしっかりライト級の4試合を見てもらって、きっと朝久選手は一番強いヤツとやりたいと思うと思うので、派手にKOして『里見とタイトルマッチをやりたい!』と思わせるような勝ち方をしたいです」と朝久にも宣戦布告した。
初めてK-1九州大会に出場する里見は「K-1の試合や僕の試合を初めて見る人が多いと思うんで、全試合の中で一番インパクトを残して、大会が終わったあとに“里見柚己”の名前が一番出るような日にしたいです。みなさん僕の名前を憶えておいてください」とファンにメッセージ。西京をマットに沈めて、衝撃・インパクトを残すことができるか?