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「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡<公開練習>里見柚己、持ち前の破壊力で西京佑馬に勝つ!「西京選手を派手にKOして、朝久選手に『里見とタイトルマッチをやりたい!』と思わせるような勝ち方をしたい」

 横浜・LARF Kickboxing Fitnessにて、8月11日(木・祝)福岡国際センターで開催される「ECO信頼サービス株式会社 PRESENTS K-1 WORLD GP 2022 JAPAN」の[K-1ライト級/3分3R・延長1R]で西京佑馬と対戦する里見柚己が公開練習を行なった。

 2019年6月からライト級で戦い、K-1・Krushのトップ選手たちと鎬を削ってきた里見。今年2月のK-1東京体育館大会ではK-1甲子園2018・2019王者の龍華から延長判定で勝利を収めた。タイトル戦線への浮上を狙うライバルからの勝利だったが、里見自身は「前回龍華選手と戦って、すごく強い選手ということは分かっていて、結果勝てたことは良かったんですけど…試合内容には全く納得いっていません」と悔しさを滲ませる。

「最後にラッシュをかけたのがポイントになったのかなと思います。普段から(体力的に)きついところで力を出し切る練習はしているので、それが最後に(勝利に)つないでくれたかなと思います」と接戦を制した要因をあげる一方で「内容的にはダメ。龍華選手といはいつかまた戦いたい」と再戦も望んでいる。
 とはいえ龍華戦の勝利があったからこそ、今回のチャンスが巡って来たことも事実。「とにかく龍華戦でダメなところが見つかったので、すぐにそこを修正をしています。一番は倒せなかったことです。自分の武器は“倒せる力”だと思うので、また一からパワーも作り直して倒せる練習をしています」と持ち味の攻撃力に磨きをかけてきた。

 今大会ではK-1甲子園2016王者&元Krushスーパー・フェザー級王者・西京佑馬選手と対戦する。里見はライト級・西京はスーパー・フェザー級で戦ってきたため、西京がライト級に階級を上げるまで戦うチャンスはなかったが「若い選手なんでいずれ階級を上げてくると思ったし、もし階級を上げてきたら近いうちに戦うだろうと思っていた」という。

“ジーニアス”の異名を持つ天才肌の西京について「テクニシャンでスピードも速くて、ものすごく強い選手。間違いなくトップレベルの選手で、テクニックだけじゃ勝てない」と里見。「自分の武器は倒す力なので、それを活かして戦って最後はKOで倒せたら面白いんじゃないかなと思います」と西京のセンス・テクニックを攻撃力で破壊するつもりだ。
 今大会では里見vs西京以外にもライト級の選手たちの試合が3試合並んでいる。また怪我で欠場中のK-1ライト級王者・朝久泰央も来場予定だ。

 里見は「ライト級の選手の試合のなかで一番面白い試合をしてK-1らしくKOで勝ちたい。朝久選手にもしっかりライト級の4試合を見てもらって、きっと朝久選手は一番強いヤツとやりたいと思うと思うので、派手にKOして『里見とタイトルマッチをやりたい!』と思わせるような勝ち方をしたいです」と朝久にも宣戦布告した。

 初めてK-1九州大会に出場する里見は「K-1の試合や僕の試合を初めて見る人が多いと思うんで、全試合の中で一番インパクトを残して、大会が終わったあとに“里見柚己”の名前が一番出るような日にしたいです。みなさん僕の名前を憶えておいてください」とファンにメッセージ。西京をマットに沈めて、衝撃・インパクトを残すことができるか?
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