news

ニュース

「K-1 RING OF VENUS」6.25(土)代々木<公開練習>MARI、MOEとの遺恨マッチに静かに燃える!「私の発言でMOE選手も私のことを嫌いになって、思いっきり倒しに来てくれるはず。面白い試合になると思います」

 岡山・ナックルズジムにて、6月25日(土)東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~RING OF VENUS」の[K-1女子ミニマム級/3分3R・延長1R]でMOEと対戦するMARIが公開練習を行なった。

 5月のNJKF岡山大会で判定勝利し、NJKFミネルヴァ・アトム級王座に就いたMARI。ピン級に続いてNJKFミネルヴァでは2階級制覇を達成した試合だったが、MARI自身は「タイトルマッチかつ地元の試合で緊張して動きが硬くなって持ち味が出せなかった試合でした。(自分の実力の)50%出せたかな…くらいです。セコンドからは30%と言われました」と反省点の多い試合だったという。

 それでも勝てた要因は、これまで苦手としていた首相撲でも劣勢にならなかったこと。「ミネルヴァはK-1と違って首相撲があるルールで、私は首相撲が得意じゃないんですけど、その首相撲で押せたのがよかったと思います」と弱点克服が勝利につながった。
 今回は昨年7月のK-1福岡大会以来、3度目のK-1参戦となる。過去の2度の試合を振り返り「初参戦(2021年3月『K'FESTA.4』)の時は意外と緊張しなかったです。逆に2回目(2021年7月・K-1福岡)は少し緊張しました。ダイレクトリマッチのリベンジマッチだったので力が入っちゃいました」とMARI。

 結果こそ高梨に連敗を喫したものの、女子ミニマム級で圧倒的な強さを誇る高梨と真っ向からパンチで打ち合い、その実力をK-1ファンにアピールした。MARI自身「私はパンチで打ち合うのが得意なので、首相撲・掴みがないK-1ルールの方が自分の持ち味を活かせられると思います」とK-1ルールでの戦いに自信を持っている。
 今大会ではアトム級から階級を上げてくるMOEと対戦。MARIは「技のバリエーションもあって動きも多いのでテクニカルな選手だと思います」と分析しつつ「パンチのモーションがないんで、そこを気をつければいいかなと思います。チャンスが来るのを待つのではなく、自分からチャンスをつくっていく場面を増やしていきたい」と攻略のイメージはできている。

 対戦カード発表記者会見では「頑張っている選手という印象。自分の相手じゃない」とい強気なコメントを残しているMARI。「あの発言は『勝って当たり前』というより『絶対に勝たなきゃいけない相手』という意味で言いました。私はまだK-1で1回も勝ってないですし、ここで負けたらもう(K-1から)呼ばれないと思う」と真意を説明したうえで「私の発言でMOE選手も私のことを嫌いになってくれて、思いっきり倒しに来てくれると思うので、面白い試合になると思います」と不敵に語っている。
 今回は記念すべきK-1初の女子大会。MARIは「K-1に女子の試合はいらないという声も聞くんですけど、こうして女子大会が開催されることになって、女子だけでも面白い試合を見せたいですし、その一人として頑張りたいです。女子だけでも面白いと思ってもらえる大会にしたいです。初のK-1女子大会、他の女子選手よりアグレッシブでK-1らしい試合をしてインパクトを残します」とファンにメッセージを送った。
チケット購入