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「K'FESTA.5」4.3(日)代々木 軍司泰斗「チャンピオンとして問われる試合になる」vs斗麗「軍司選手と僕のストーリーは僕の圧勝で始まる」、椿原龍矢「一方的にしばき倒して終わり」vs新美貴士「相手が誰でも倒すことしか考えてない」

 4月2日(土)、開催を明日に控えた「K-1 WORLD GP 2022 JAPAN~K'FESTA.5~」国立代々木競技場 第一体育館大会の前日計量と記者会見が行われた。

 フェザー級のスーパーファイトには、現K-1王者、前王者、現Krush王者、王座を狙う若きホープの4選手が登場。現K-1フェザー級王者の軍司泰斗対19歳の新鋭・斗麗、前K-1フェザー級王者の椿原龍矢対現Krushフェザー級王者の新美貴士。4選手は会見から激しい火花を散らした。

 軍司は昨年12月のK-1大阪大会で椿原龍矢を破り第5代フェザー級王座を獲得。K-1史上初のK-1アマチュア、K-1甲子園、Krush、そしてK-1とすべてのタイトルを獲得して「K-1グランドスラム」を達成。今年2月のK-1東京体育館大会では“K-1のカリスマ”武尊とスペシャルエキシビションで拳を交え、K-1の新エースとして期待がかかる。

 対する斗麗は、16歳でのデビュー戦から連勝を続けていたが、昨年2月、新美貴士の持つKrush王座に挑戦して判定負け。王座獲得を逃し、連勝も6でストップしたが、その後はK-1で3連勝。勢いを取り戻し、とうとうK-1王者軍司とのスーパーファイトまでこぎ着けた。

 軍司は、2月の武尊とのスペシャルエキシビションで多くを学んだという。「いろんなことを学んで、それを思う存分に出したい」と軍司。武尊からも「これからK-1は軍司選手が引っ張ってほしい」と期待されているが、軍司は「今回はチャンピオンになって初戦。チャンピオンとして(実力が)問われる試合になるんで、KOで勝って。前からやりたいと言っていた外国人選手とやりたい」と「世界」を見据える。ホープの斗麗をKOで仕留めて、念願の「対世界」との戦いに踏み出せるか。

 対する斗麗は、すでに臨戦態勢。「軍司選手は強いんで」と前置きしながら「感謝と尊敬の気持ちを持って引きずり降ろしたろと思ってるんで。明日は僕と軍司選手のストーリー第一章なんですけど僕の圧倒的な勝利で始まるんで、ご期待ください」と堂々の「圧勝宣言」。19歳の若さと勢いで「チャンピオン喰い」なるか。

 第14試合は今後のK-1フェザー級戦線を占う重要な一戦。前K-1フェザー級王者の椿原は、昨年12月のK-1大阪大会での初防衛戦で軍司に延焼判定で敗れ、王座を奪われて以来の再起戦だ。

 対する新美は、2020年に第5代Krushフェザー級王座決定トーナメントを制して王座を獲得。昨年はKrushフェザー級王座を3度防衛して「K-1 AWARDS 2021」Krush MVPにも選出された。昨年9月のK-1横浜アリーナ大会では軍司に敗れたものの、軍司へのリベンジとK-1王座獲りのためにもここは勝ってアピールしたい。

 椿原は「倒す準備をバッチリしてきたんで」といい、どんな試合になるかと問われると「一方的に手を出して、しばき倒して終わりたいと思ってます」とニッコリ。この次に見据えているものを聞かれると、隣の軍司の前に置かれたベルトを見ながら「しっかりKOで勝って、ここにあるベルトを目指してるんで。このベルトを一番、最速最短で獲りに行こうと思ってます」と大胆不敵に語る。

 対する新美は「KOのことしか考えてないですね。相手が誰でも倒すことしか考えてないんで。しっかり倒します」とKO宣言。次に見据えるものを問われても「次はまだ考えてないですけど。この1戦に僕はすべてを懸けてるんで」とキッパリ。ステップを駆使しながら隙を見て攻撃する椿原か、ひたすら前進して間合いを詰めて、打ち合いに持ち込んで仕留める新美か。軍司の持つフェザー級王座挑戦に近づくのはどちらだ?
軍司泰斗
「チャンピオンになってからの初戦なんで、チャンピオンとして問われる試合だと思っています。ここをKOで勝って、次に繋げたいなって思ってます。(チャンピオンとしての初戦で、何を見せたいか)2月に武尊選手とやって、いろいろ学んでことを今回の4月で、思う存分出せたらなと思ってます。

(次に見据えてるものは?)この試合を勝つのはもちろんなんですけど、KOで勝つことが目標なんで。次に、僕がずっとやりたいって言ってた外人選手とやりたいんで。それに繋げるような試合をしたいなって思ってます」

斗麗
「今までやってきたことを、あとはリングでやるだけです。軍司選手は強いんで、感謝と尊敬の気持ちを持って引きずり降ろしたろと思っています。明日は僕と軍司選手のストーリー第一章ですが、僕の圧倒的な勝利で始まるんで、絶対に。ご期待ください。

(現役チャンピオンとの試合に向けて、どんな覚悟を持って準備してきた?)準備もクソも、あとはホンマにやってきたことを、格闘技人生でやってきたことを、相手はチャンピオンなんでそれをぶつけるだけです。(次に見据えているものは)僕はこの試合だけにホンマに懸けてきたんで、勝ってから。このベルトがあったら世界一の証明になるんで。とりあえず今回しっかり勝って、このベルトを今年中に獲ろうと思ってます」
椿原龍矢
「明日の試合、倒す準備をバッチリしてきたんで楽しみです。応援よろしくお願いしまーす。(タイプの違う同士。どんな試合で勝ちたい?)そうですね、一方的に手を出して、しばき倒して終わりたいと思ってます。(次に見据えているものは)しっかりKOで勝って、ここにあるベルトを目指してるんで。このベルトを一番、最速最短で獲りに行こうと思ってます」

新美貴士
「明日はしっかりやってきたことを出して必ず勝ちます。(タイプの違う同士。どんな試合で勝ちたい?)まあKOのことしか考えてないですね。相手が誰でも倒すことしか考えてないんで。しっかり倒します。(次に見据えてるものは)次は、まだ考えてないですけど。この1戦に僕はすべてを懸けてるんで。まず、この試合に勝ってから次のことは考えてます」
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