スーパー・ライト級 (-65kg)
大野 祐志郎
Ono Yujiro

2021.11.16
姫路市生まれの大野は父親の影響で小学校の頃より空手を習い始め、高校時代には極真空手を経験。その時期にK-1 WORLD MAXの-63kgトーナメントで優勝した、同年代の大和哲也に憧れを抱き、独学でキックボクシングや総合格闘技を学び始めたという。現在は華王州の副代表を務めながら、安保瑠輝也が率いるALL-WINジムに出稽古をするなどして、立ち技の鍛錬に励んでいる。
既に35歳という年齢の大野がK-1 JAPAN GROUPに参戦を果たしたのは今年2月の「Krush.122」。そこで近藤拳成をKOすると、続く8月「Krush.128」でも斉藤雄太をKOで沈め、2連続KO勝利という実績を引っさげて今回のK-1デビューを果たすことになった。
そして、自分よりも2歳年下ながら憧れの存在だと語り、Krush参戦当初からアピールしていた大和との対戦も実現。「怖いです(笑)。想像上の人物だったんで、怖いしかないですね」と語りながらも、オファーが来た時は「やっと俺、試合できる。そこまで来たんかっていう感じですよね。嬉しさ百倍っていう感じです」と喜びの感情に浸ったという。
対戦が決まった現在も「常にリスペクトですね」という想いは変わってない。大和は2年以上勝ち星から遠ざかっているが、「大和選手が言っているように歯車が噛み合ってないだけで、負けがこんでることが僕にとっていい方向とは捉えてないですね」と力が落ちているとは見ていない。「崩すのが困難な壁ですよね。今までで一番高い壁なんじゃないかなって、高くて分厚い壁やなって思っています」と、その実力への評価も変わっていないようだ。
また、K-1スーパー・ライト級のベルトを持つ山崎秀晃は自分より一つ年下の同年代。K-1のベルトに関しては「考えてもないというか、まだその位置にはいけてないんで」と語っていたが「自分自身、体力的なところで上がっていくかと言われれば難しいところはありますけど、頭の使い方次第で強くなれると思うんで、そこをどう活かしていけるかかなと思いますね。現役でやっている間は絶対に上しか見ないです」と、全く頭にないわけではないようだ。
地元・関西での試合とあって、「ラッキーパンチが当たって勝ったじゃなくて、しっかり倒し切る、しっかりと技術を見せて圧倒して倒し切るというところは見せたいなと思います」と気合いも入る。「上を向いてやっている人間は絶対に自分より先に行っている人間、その人の壁にぶち当たる瞬間があると思うんですけど、その壁を崩してこそだと思うんで、僕も憧れてたりリスペクトしてた人が目の前に現れて、壁として立ちはだかっている状況なのでしっかり崩していきますよ」と、地元の大舞台で憧れの存在に全力で立ち向かうことを宣言していた。
K-1WGP
2022.07.04
「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 ライト級で西京佑馬と里見柚己が激突!プレリミナリ...
K-1WGP
2022.07.01
「K-1 WORLD GP」9.11(日)横浜 「THE MATCH 2022」で勝利した和島大海、...
K-1WGP
2022.06.29
「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 壬生狼一輝が井脇ノブ子さんバージョンで登場「原点...
K-1WGP
2022.06.29
「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 クルーザー級で“野獣”ANIMAL☆KOJIと初...
K-1WGP
2022.06.29
「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 群雄割拠のスーパー・ライト級で鈴木勇人と近藤魁成...
K-1WGP
2022.06.29
「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡 「THE MATCH 2022」で衝撃KOを収め...
K-1WGP
2022.06.29
「K-1 WORLD GP」8.11(木・祝)福岡、大沢文也が“武居由樹を苦しめた男”デンサヤームと...
K-1WGP
2022.06.29
「K-1 RING OF VENUS」6.25代々木 K-1公式YouTubeチャンネルにて舞台裏動...