2021.08.25

 9月20日(月・祝)神奈川・横浜アリーナで開催される「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN~よこはまつり~」の[スーパーファイト/K-1スーパー・ヘビー級/3分3R・延長1R]で石井慧と対戦する愛鷹亮のインタビューを公開!

――7月のK-1福岡大会は残念な結果(K-JeeにKO負け)となりましたが、今大会への出場が決まりました。

「思ったより早いタイミングでオファーをいただいたと思います。前回の試合から2週間ぐらいでダメージも抜けてきて、そのまま追い込みに入っているので、いいコンディションでいけると思います」

――K-Jee戦のあとはどんなことを考えていましたか?

「試合が終わった直後は『この試合で現役を退こうかな』という気持ちになりました。でも控室にいた渡辺代表だったりコーチだったり、先輩のヒデさん(山崎秀晃)だったりに『紙一重のところできてるんだから、ここで辞めたら本当にもったいない。今までやってきたことが台なしになる。亮なら伸びしろもあるし、強くなれるからまだ頑張れ』という言葉を掛けてもらって、それで奮い立って再起、またやろうと思いました」

――控室でそんなやりとりがあったんですね。その紙一重のところを越えていくにはどんなことが必要だと思いますか?

「前回の反省でいえば、1Rは調子よく練習通りにコンパクトなパンチを打ってダウンを2回取れたのに、その後に大振りで“ぶっ倒してやろう”と思ってパンチが顔一辺倒になってしまって…あそこで自分の悪い癖が出てしまいました。ああやって相手を追い込んだ時にどうやって詰めるかをもっと冷静に試合運びできるよう、そこは練らないとなと思ってます。この連敗で自分の課題が明確に出てきているので、その点では収穫がある負けなのかなというのはあります」

――そんな中で今回は驚きの相手が用意されました。北京五輪柔道金メダリストの石井慧選手です。

「自分もともと柔道家なので石井選手のことはよく知ってますし、国士舘大学で自分の先輩が石井選手の付き人をやっていたこともあるんです。石井選手は柔道で世界の頂点に立った金メダリストですし、自分はたかだか県チャンピオンぐらいの柔道家だったので、本当に雲の上のような存在でした。そういう人とリングの上で一対一で勝負できるっていうのはすごく光栄です。でもK-1の舞台だったら自分の方が先輩なので、柔道の世界ではありえなかった勝ちも今回は狙っていけるんじゃないかと思ってます」

――柔道の実績は認めつつも、K-1ファイターとしては負けられない一戦です。

「石井選手はスタミナもありますし、ガードも岩のように固いと言われているので、前回と同じ戦法で行ったら自分の攻め疲れで終わっちゃうと思います。前回の反省点をしっかり活かして、3分3Rをフルに戦い切ることも考えて、パンチだけに頼らない。もちろんKOを目指して戦いますが、そういった部分まで意識して戦わなければ、もう次はないと思っています」

――石井選手はK-1ルール初挑戦ですが、石井選手の打撃に関してはどう見ていますか?

「試合映像を見ても打撃をやっているところがあまりなくて、すぐ寝技に行ってるので難しいですね。ただ左のスイングフックを打つのは分かってますし、サウスポーなのでサウスポーの対策をする必要もあります。今回はスーパー・ヘビー級(100kg超)で体重差があるので、その圧力も頭に入れて戦わないといけないと思います」

――石井選手は現在ミルコ・クロコップのチームで練習しています。

「ミルコ・クロコップといったら、自分たちが子供の時に見ていたファイターです。彼に教わり、彼の打撃を普段から受けていて打たれ慣れしてると思うと、自分の拳がぶっ壊れるくらいの勢いでぶん殴っていかないと倒れないというのはあるので、しっかり切り倒していきたいと思います」

――それでは最後にファンのみなさんにメッセージをお願いします。

「繰り返しですが、柔道の金メダリストという偉大な方と試合できることは本当にありがたく思ってます。こういうチャンスを自分に与えてくれたK-1関係者の方には本当に感謝していますし、柔道少年だった自分が金メダリストと試合ができるというのは誇らしい気持ちもありますし、K-1は夢のようなことが実現する舞台だなと改めて感じました。ファンのみなさんの気持ちにも今回こそ本当に応えるので、厳しい練習を積んで必ず勝ちます」

 

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