2021.06.02

 6月2日(水)都内にて、7月17日(土)に福岡国際センターで開催されるECO信頼サービス株式会社PRESENTS「K-1 WORLD GP 2021 JAPAN」の第2弾カード発表記者会見が行なわれた。

 ライト級スーパーファイトで対戦するのは、卜部功也と大沢文也。Krushの旗揚げ当初から対戦している二人。2009年の新宿FACE大会から始まり、後楽園ホールでの2戦を経て、いよいよK-1の舞台で4度目の対戦。過去の対戦成績は功也の1勝2敗だが、最後の対戦が8年前となる。

 功也は「時間も経っているので、1発目に戦うような気持ち。(大沢は)切れるパンチを持ってるので倒される可能性もある。緊張感を持って戦う」と普段と変わらず、冷静に語った。だが、大沢は違った。「『対戦相手は卜部功也選手』とマネージャーから聞いて、大人数でワイワイ楽しく遊んでたのに、一気に醒めてしまって『帰るわ』」と、4度目の対戦に向けて「高ぶってる」という。

 大沢は「卜部功也選手の試合は日本の格闘家の中ではダントツで見てる」「試合する前から好きな選手で、めちゃくちゃリスペクトしてる」「パンチも蹴りも、アウトボクシングも何でも出来る。K-1のパウンドフォーパウンド」と大絶賛。ただし「胸を借りるつもりはない」とキッパリ。さらに「ずっと試合を見てきて『当たるだったらこのパンチだな』というのは10年前から変わらない」と、功也攻略に自信を見せる。

 対する功也は、復帰後の自分自身の出来を「正直、体力とか集中力は落ちてる部分はあると思う」と分析しつつ「でも、技術は上がって、経験とか勝負どころを掴めればいいバランスだと思う。練習環境も整って、次はいいパフォーマンスが出来ると思う。期待して下さい」とこちらも自信を見せた。

 ベテランと言ってもいいキャリアの2人による4度目の対決。互いの手の内は知り尽くした者同士、この勝負を制してライト級タイトル戦線に浮上するのはどちらだ!?

大沢文也
「最初、マネージャーから電話が来て『対戦相手は卜部功也選手』と聞いて、ワイワイ大人数で楽しく遊んでたんですけど、一気に醒めてしまって『帰るわ』って。もちろん『やらしてください』って即答したんですけど、一人でずっと考えてて。多分、僕が一番、卜部功也選手の試合は日本の格闘家の中でダントツで見てるんじゃないかなって思ってます。

 もともと、試合をする前から好きな選手で、1回目に試合した時、初めてKO負けしたんですけど、ずっと好きな選手で。めちゃくちゃリスペクトしてて、本当に大好きな選手なんですけど、胸を借りつもりとかは一切なくて。タイトルマッチより、どんな試合より、他の試合と比べたら失礼かもしれないですけど、どの試合よりも高ぶってます。

(ずっと好きな選手とのこと。どんなところを魅力に感じてる?)そうですね、あのパーフェクト、何でも出来る。パンチも出来る、蹴りも出来る、足を使ったアウトボクシングも出来る、前に出てプレス掛けて、打ち合うことはアレかもしれないですけど、前に出てファイトも出来る。何でも出来る選手だな、と思ってます。僕の中じゃ『K-1のパウンドフォーパウンド』だと思ってるんで。

(最初に試合したのは新宿FACEで、今回はK-1になるが?)1番最初に試合した時が新宿FACE、2度目が後楽園、3度目も後楽園。Krush、Krushで4度目がK-1なんですけど。これは他でも言ったことがあるんですけど、他の選手はちょっと勘違いしてるんですけど、どんな会場、どんだけデカい会場だろうが、リングの大きさは変わらないんで。どこでも戦います。別に会場が大きくなったからとか、舞台が大きいとか、どこでも関係ないですね。1つのリングがあれば僕はどこでも戦うんで。

(功也の試合を一番見てるとのこと。それは弱点や攻略法を考えながら?)そうですね。いつか、ずっと追いかけてた選手っていうのはずっと見なきゃいけないと思ってますし。攻略法、まあそういう面でも見てましたけど。一番はやっぱりジャブだったり、カウンターだったり、功也選手のいいところを取り入れようと思ってましたね。

(復帰後の功也選手の戦いぶりは?)うん、こんなことを言ったらアレなんですけど、功也選手をディスるわけではまったくないんですけど、結構、周りには『前ほどの強さはないよ』って言われるんですよ。僕は正直、まったくそんなことは思ってないんですけど。全然思ってなくて。復帰して、この間の試合も会場に見に行きましたし、その1コ前も見ましたけど、全然落ちてるとか思ってないし。けど、昔からずっと見てて、当たるんだったらこのパンチだな、っていうのは、初めて戦った時から、10年前から変わらないです。同じ武器ですね」

卜部功也
「ジムを始めて、復帰して3戦目なんで、今回こそベストな状態で仕上げて、最高のパフォーマンスが出来ればいいな、と思ってます。あとは、僕はどの試合も全力でやるだけなので、リングには感情を持って行かないですし。戦略と、今までやってきたことをぶつけるだけなんで。それだけですかね。

(大沢選手の『K-1のパウンドフォーパウンド』を聞いて)もちろん、評価していただいて嬉しいですね。あとはもう対戦が決まって、もちろん、もう結構戦ったのは前なので。その時のイメージは持ってないというか。1発目に戦うような考えを持ってますし。切れるパンチを持ってるので、倒される可能性もありますし。非常に、緊張感を持って試合に臨もうと思っています。

(最初が新宿FACE。今回がK-1になるが?)そう考えたら、何か感慨深いですね。新宿FACEからスタートして、お互いに年を取ったので。だいぶキャリアも長くなってきたので、戦い方も変わって。次は、そうっすね、次の世代にインパクトを与えられるような試合が出来たらいいな、と思ってますね。もう30歳越えて、試合を見せて何か残せたらな、と思ってますね。

(復帰後の自分をどう評価してる?)なんだろうなあ。ちょっと落ちてる部分はありますけどね。でもそれって経験でカバー出来ると思ってますし。でもバランスで考えれば、ちょうどいいんじゃないかって思ってますけどね。体力とか集中力は落ちても、技術は上がって、経験とか、勝負どころを掴めれば。ま、自然とバランスいい感じかなと思いますし。あまり悲観的に思ってないです。逆に、今は練習環境も整ったんで、次はいい状態を見せれると思いますよ。期待してほしいです」

 

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